竹達彩奈さんが声優を目指した想いを胸に、その原点である堀江由衣さんの「翼」をカバー 「LIVE 2016-2017 Lyrical Concerto」東京公演レポ

更新日:2017年1月18日 15:07

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2017年1月15日(日)、東京・中野サンプラザにて竹達彩奈さんのワンマンライブ「LIVE 2016-2017 Lyrical Concerto」が開催。タイトルにもあるように2016年から2017年をまたぐ本ライブは、昨年クリスマスに開催された大阪公演からバトンをつなぐ形で東京公演の日を迎えました。

 

「『Lyrical Concerto』、始まるよー!」というかけ声とともに登場した竹達さんは「JUMP AND DASH!!!」「SWEET is CIRCUS」「♪の国のアリス」と持ち歌を披露して会場のテンションを上げていきます。一気に駆け抜けた後のMCでは、「新年あけましておめでとうございます。もうそんな時期じゃないんですけどね(笑)。今日は2017年の“ニューあやち”をお届けできたらと思っています」と挨拶。その宣言にまた会場が沸き立ちます。

 

 

「Little*Lion*Heart」からロックチューンな「AWARENESS」へとパフォーマンスを続けた後は、「カッコイイ歌って怖いですね。今まであまりロックな曲って歌ったことがなくて。2012年にアーティストデビューしてから5周年、難しい曲も歌えるようになりました」とはにかんだ笑顔を見せると、客席からは拍手が起こる一幕もありました。その後は「ナナイロ⇔モノクロ」でダンサーと鏡合わせのようなダンスを披露するなど、チャレンジを盛り込んだステージでファンを魅了していきます。

 

「ここからはカバータイムです!」と竹達さんがアナウンスすると、その1曲目が堀江由衣さんの歌である「翼」であることが明らかに。カバー曲を歌うにあたり、その選曲に迷ったという竹達さんは「自分にとってとても大事な曲。この曲に出会って『声優になるために頑張ろう』と背中を押された」と告白。いつかは歌いたいと願っていたそうですが、昔と今の自分を振り返るために選曲したとのことです。そんな思いを受けたファンたちは、時折感極まりながらも精一杯に歌を届ける竹達さんの姿に魅入っている様子でした。2曲目は、竹達さんが『けいおん!』で演じた中野梓のキャラクターソング「じゃじゃ馬 Way To Go」をセルフカバー。アップテンポのリズムで会場が一体となり、客席は緑色のペンライト一色に染まっていました。

 

 

ライブも中盤に差しかかり、「君に恋シテル。」「Starline」「Miss. Revolutionist」「朝焼けと約束の歌」とたたみかけるように持ち歌を披露していく竹達さん。衣装も目まぐるしく変わっていき、色々な表情を見せてくれます。「今回のライブは過去最多曲数です。いつもライブの前日はご飯が食べられないくらい緊張するんですけど、当日みんなの顔を見ると『やっぱ楽しい!』と思えます」と晴れやかな笑顔を見せた後は、自身屈指のヒットナンバーである「Hey!カロリーQueen」と「らっきーちゅーん♪」を歌唱。ラストスパートのなか、客席もこの日一番の盛り上がりを見せます。

 

 

アンコールでは「齧りかけの林檎」「CANDY LOVE」「ライスとぅミートゅー」の3曲をパフォーマンス。ステージを右へ左へと大きく使い、客席と息を合わせたコール&レスポンスなどで一体感を高めていきます。竹達さん自らサインボールを客席に投げ込む一幕もあり、ライブは大盛り上がりのなか終了。最後はファン全員とステージ上から記念撮影を行い、大きな拍手に包まれながら公演の幕を引きました。

 

 

竹達彩奈ワンマンライブ「LIVE 2016-2017 Lylical Concerto」セットリスト

OC JUMP AND DASH!!!
1 SWEET is CIRCUS
2 ♪の国のアリス
3 Little*Lion*Heart
4 AWARENESS
5 キミイロ モノローグ
6 ナナイロ⇔モノクロ
7 翼
8 じゃじゃ馬 Way To Go
9 君に恋シテル。
10 Starline
11 Miss. Revolutionist
12 朝焼けと約束の歌
13 パルス通信
14 ユメイロソレイユ
15 Hey!カロリーQueen
16 らっきーちゅーん♪
17 Happy Future

EN1 齧りかけの林檎
EN2 CANDY LOVE
EN3 ライスとぅミートゅー

 

 

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