三森すずこさんが「空ってこんな感情もあったんだ」と驚きを語る!『デジモンアドベンチャー tri. 第4章「喪失」』プレミア先行上映会レポート

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2017年2月3日(金)、東京の新宿バルト9で「デジモンアドベンチャー tri. 第4章『喪失』プレミア先行上映会」が行われました。上映後の舞台挨拶には第4章の中心となる武之内空役・三森すずこさん、高石タケル役・榎木淳弥さんが登壇。本編を見終えたばかりのファンに向け、トークショーを披露しました。

 

 

三森さんと榎木さんは、太一たちが通う月島総合高校の制服姿で登場。パートナーデジモンのぬいぐるみを抱きかかえながらステージへ移動し、興奮冷めやらぬファンからの盛大な拍手に迎えられました。まず本作の感想を問われた三森さんは「胸が締めつけられる思いでした。空に感情移入して、気付いたら目頭がジーンと。『なんで空だけ』という気持ちも」とその心中を告白。対する榎木さんは「第3章の衝撃のラストから今回はどうなるのかと思ったけど、結構クスッと笑えるシーンもありましたよね。ガブモンがヤマトを君つけで呼んだり……」とトーク。該当のシーンは上映中にも大きな笑いが起こった場面で、客席からは思い出し笑いをする声も漏れました。

 

 

第4章の冒頭には、これまで選ばれし子どもたちを見守る役回りだった西島大吾と姫川マキの過去について触れられる一幕も。その場面について三森さんが「これまでも色々な角度から楽しめた『デジモン』ですけど、それがより深まりました」と話すと、「ちょっとトレンディドラマみたいでしたよね」と榎木さん。その真相は2月25日以降、読者の皆さんに確かめていただくとして、話題はお気に入りのシーンへと移ります。

 

 

三森さんは「太一とヤマトが空の気持ちをわかってくれない。『なんでわかってくれないの~!もうバカ!』って(笑)」と身振り手振りで感情を表現。榎木さんは「タケルがエレキモンと再会するシーン。『デジモンアドベンチャー』の放送当時、タケルが“はじまりの町”に行ったエピソードをリアルタイムで見ていた覚えがあります」と感慨深そうに話しました。

 

 

アフレコ現場での出来事を聞かれると、ピヨモンが空にそっけなくするシーンを挙げて「ピヨさん(ピヨモン)がとっても冷たくて。テストの段階で既に結構冷たかったのに、『本番ではもっと冷たくしてください』とディレクションされていました。他の皆はパートナーと仲良くなっていくのに、どうして……」とトラウマに近い思い出を披露する三森さん。一方の榎木さんは「また(パタモンと)ゼロから絆を結ばなきゃという思いが強かったので、とにかく優しく語りかけることを意識しました。ピヨさんと空は傍から見てても辛かったです」と同情。それを受けた三森さんは「でも、色々乗り越えたおかげで少し距離が縮まった。私の知ってるピヨモンに近づいたかなって。ピヨモンからの言葉をひとつひとつ噛み締めました」と笑顔を見せました。

 

 

お知らせのコーナーでは、これまで本シリーズを上映してきた11の上映館にMOVIX さいたまとT・ジョイ蘇我も加わり、第4章は全国13館での公開となることがアナウンス。さらに第3週目までの入場者特典も明らかとなるなど、ファンへ向けて情報を届けました。

 

 

最後の挨拶では「全6章のうち、もう半分以上が終わってしまいましたけど、最後まで楽しんでください」と榎木さん。三森さんは「今回はピヨモンと空をフィーチャーしていただいて、お芝居をする上でも『空ってこんな感情もあったんだ』という発見がありました。たくさんの人に見てもらいたいし、残り2章がどうなるのか私も楽しみにしています」とコメント。大きな拍手を受けながら舞台挨拶の幕を引きました。

 

 

 

DATA

デジモンアドベンチャー tri. 第4章「喪失」

  • 3週間限定劇場上映/劇場限定版 Blu-ray 先行発売/先行有料配信
  • 2017年2月25日(土) 同時スタート

 

 

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