「ピクサー作品や『スター・ウォーズ』に登場するようなキャラに憧れて…」“心を持つAIロボット”「COZMO」が発表!

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2017年7月11日(火)、東京の渋谷ヒカリエホールBにて「タカラトミー新商品発表会」が行われました。新商品の詳細については伏せられていたものの、メディア向けには“心を持つAIロボット”を紹介するとアナウンスされていた本発表会。その模様をレポートしていきます。

 

 

まず最初に登壇したのは、タカラトミー代表取締役のH.G.メイ社長。メイ社長はこれから発表する新商品について「本当にすごいですよ」とアピール。現在のロボット市場についてグラフを用いて触れたあと「単なるロボットではなく、心を持っている。本当の家族や親友になれる、やんちゃなヤツなんですよ」とコメントし、発表会の主役「COZMO(コズモ)」をお披露目しました。

 

▲タカラトミー代表取締役 H.G.メイ社長

 

 

「COZMO」の登場に続いて、その開発を行ったAnki社のボリスCEOが登場。ボリスCEOは「COZMO」が2016年のアメリカにおけるクリスマス商戦で、高額おもちゃランキングの売上2位に輝いたことや、ピクサー作品や『スター・ウォーズ』に登場するようなキャラクターに憧れて、それを現実のものとするために様々な分野の技術を投入しているとコメントしました。

 

 

▲Anki CEO Boris Sofmanさん

 

豊かな感情表現はもちろん、「COZMO」が生きてそこにいると感じさせるためには、「COZMO」自身に周囲の物体や人を認識させる必要があったとボリスCEO。その実現のために160万行におよぶプログラムコードを用意し、内蔵されているカメラやセンサーでそれを認識させることに成功したと言います。ピクサーやドリームワークスなど、名だたる名作を世に送り出してきた会社からスペシャリストを集め、まずはアニメで「COZMO」を表現。実際にアニメーション映画を製作するために用いられるソフトを駆使し、完成させたキャラクター性や個性を落とし込んでいったとのことです。

 

 

ここからは、タカラトミーニュートイ企画部の菅沼賢一さんより「COZMO」の遊び方が紹介されました。「COZMO」は連動するアプリを起動することによってスタートし、手元の操作を必要とせず遊ぶことが可能。個人個人の顔を識別し、かわいくリアクションしてくれます。「パワーキューブ」と呼ばれる同梱の立方体型ユニットを使って、記憶力などを競うゲームで勝負を持ちかけてくることも。様々なコミュニケーションを通して学習し、ユーザーの特別な相棒へと成長していきます。アプリ画面では、「COZMO」の目線になったカメラ映像を楽しむこともできるとのことです。

 

▲タカラトミー ニュートイ企画部 菅沼賢一さん

 

▲手前にある立方体がパワーキューブ。商品には3個セットになっています。

 

最後に設けられた質疑応答の時間では、日本で発売されるにあたり連動アプリの日本語対応も進んでいることが明かされました。「COZMO」についてメイ社長は「(従来のものとは)本当に次元が違うロボットだと思う。同じ行動を繰り返すのがロボットだが、『COZMO』は周囲の環境によって成長することができる。全く新しい玩具だと思います」とコメント。「COZMO」は税別26,980円、発売は2017年9月23日(土)の予定となっています。

 

 

 

DATA

COZMO(コズモ)

  • 価格:26,980円(税別)
  • 発売予定日:2017年9月23日(土)
  • 商品内容:本体、パワーキューブ(3個)、充電ドック、取扱い説明書、クイックスタートガイド、ステッカー
  • 対応OS:iOS/Android/Fire OS ※商品単体では遊べませんので、アプリに対応したデバイス機器をご用意ください。
  • 商品サイズ:(W)56×(H)72×(D)100ミリ(本体サイズ)
  • 重量:151.5グラム(本体重量)
  • 使用電池:リチウムポリマー電池×1個(本体に内蔵)、単5アルカリ乾電池×3本(パワーキューブ)※テスト用電池付き
  • 取扱い場所:全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売場、インターネットショップ等

 

 

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