【短期連載 最終回】『ヘヴィーオブジェクト』巨大ジオラマ、堂々完成!!

更新日:2015年10月13日 14:56

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■ついに完成! 電撃文庫秋の祭典にて大公開!

電撃文庫作品『ヘヴィーオブジェクト』のTVアニメ化を記念して製作が開始されたオブジェクト基地の巨大ジオラマ。当連載で追って来た製作作業もついに終了。10月4日に秋葉原で開催された「電撃文庫 秋の祭典2015」のベルサール秋葉原会場に展示されました。

 

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※これまでのバックナンバーも併せてご覧ください。

【短期連載 第1回】電撃文庫『ヘヴィーオブジェクト』アニメ化記念! 超巨大“オブジェクト”を作れ!!

【短期連載 第2回】『ヘヴィーオブジェクト』超巨大“オブジェクト”の製作工程を追う!

【短期連載 第3回】『ヘヴィーオブジェクト』巨大“オブジェクト”の製作は順調!?

【短期連載 第4回】『ヘヴィーオブジェクト』巨大ジオラマ、その製作はクライマックスへ…!?

 

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しかしその設営も一筋縄ではいきませんでした。なにせ大き過ぎるので、会場には4分割したベースと格納庫、ベイビーマグナム本体などを別々に搬入し、現地でプロモデラー・桜井信之、岩田トシオ、岬 光彰らによって組み立てと最終仕上げが行われました。

※ベイビーマグナムの本体を担当した空山竜司は残念ながら都合により当日は参加できませんでした。

 

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▲格納庫の最後の仕上げとして屋根にシンチュウ線などでアンテナを立てる桜井氏。完成の後にベースに設置します。

▲格納庫の最後の仕上げとして屋根にシンチュウ線などでアンテナを立てる桜井氏。完成の後にベースに設置します。

 

▲ベイビーマグナムを組み上げる岬 光彰氏。

▲ベイビーマグナムを組み上げる岬 光彰氏。

 

▲機銃パーツを取り付ける岩田氏。岩田氏は基地のストラクチャー類やほとんどのパーツの塗装を担当しました。

▲機銃パーツを取り付ける岩田氏。岩田氏は基地のストラクチャー類やほとんどのパーツの塗装を担当しました。

 

▲各要素を実際にベースに設置してみてレイアウトの最終調整を行います。設置したら各要素とベースがマッチするように雪を追加。曹を粉ふるいで振りかけ、木工用ボンドを水で溶いたものを霧吹きで吹き付けて固めます。

▲各要素を実際にベースに設置してみてレイアウトの最終調整を行います。設置したら各要素とベースがマッチするように雪を追加。重曹を振りかけ、木工用ボンドを水で溶いたものを霧吹きで吹き付けて固めます。

 

 

■最後の仕上げはミリンダ声優・鈴木絵理さんの手で!

いよいよ完成! その最後の仕上げを行ったのは鈴木絵理さん! 鈴木さんは『ヘヴィーオブジェクト』のメインヒロインであり、「ベイビーマグナム」のパイロットでもある「ミリンダ=ブランティーニ」を演じる声優さんです。

 

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▲自身が演じるキャラクターが乗りこむ機体が立体化されて感激の鈴木絵理さん。最後の機銃パーツを取り付けて「ベイビーマグナム」の完成です! ちょっと達磨の目を入れる儀式みたいですね(笑)。

▲自身が演じる“ミリンダ”が乗りこむ機体が立体化されて感激の鈴木絵理さん。最後の機銃パーツを取り付けて「ベイビーマグナム」の完成です! ちょっと達磨の目を入れる儀式みたいですね(笑)。

 

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▲同じく会場を訪れた中山信宏プロデューサーもジオラマの大きさと出来栄えに大盛り上がり。樹木パーツの最後の植林に参加!

▲中山信宏プロデューサーもジオラマの大きさと出来栄えに大盛り上がり。樹木パーツの最後の植林に参加!

 

▲「雪を降らせるなんて、神様みたい!」と感激しつつ、かなりノリノリで吹きまくる鈴木さん(笑)。

▲中山Pが木を植えた一角にスノースプレーで雪を降らせる鈴木絵理さん。「雪を降らせるなんて、神様みたい!」と感激しつつ、かなりノリノリで吹きまくる鈴木さん(笑)。

 

▲スノースプレーを吹き終わった樹木。ちゃんと雪が降った後のように見えまますね。

▲スノースプレーを吹き終わった樹木。本当に雪が降った後のように見えまますね。

 

▲完成したジオラマと共に。鈴木絵理さんと比べるとジオラマがいかに大きいかわかります。

▲完成したジオラマと共に。鈴木絵理さんと比べるとジオラマがいかに大きいかわかります。

 

鈴木絵理さんにこのジオラマとアニメ『ヘヴィーオブジェクト』についてお話を伺うことができましたので、ご紹介します。

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■ミリンダは私にとって新しいチャレンジ!

--ベイビーマグナムの立体物をご覧になっていかがでしたか?

鈴木:かっこよすぎてビックリしました! リアルな色がすごいですね。兵器としての存在感がちゃんとあって、ちょっと怖いくらい(笑)。あと足元に置かれた戦車と比べると改めてこんなに大きいんだなって。格納庫も私が入れそうなくらい大きくて! 私は身長143センチなんですが……。

--余裕で入れますね(笑)。

鈴木: ですよね。あと最後の仕上げをさせていただいたんですが、壊してしまわないかと緊張しました。指が震えちゃって(笑)。

--そのベイビーマグナムに乗るミリンダは鈴木さんから見てどういう女性ですか?

鈴木: ミリンダは見た目は無表情で淡々と話すので、何を考えているかわかりづらい子なんですけど、心の中ではいろんなことを考えている子だと思っています。結構芯が強い子ですね。

--そのミリンダをどう演じてますか?

鈴木:原作を読み込んで、淡々とした口調の一言でも彼女が何を考えているのかちゃんと考えながら演じるように心がけています。今までは感情表現が激しいキャラクターを演じることが多かったんです。今回みたいに抑制した演技は私にとってはチャレンジですね。新たな境地が開けるんじゃないかと思っています。

--ちなみにミリンダはクウェンサーとヘイヴィアという2人の男の子と親しいですが、鈴木さんから見た2人のキャラクターはいかがですか?

鈴木:楽しそうな2人だなと(笑)。友達になりたいですね。でも戦場だと頼りがいがあったりして……。

--普段はチャランポランですけどね(笑)。

鈴木:そのギャップがかっこいいです! いざ戦場に出ると機転も効いて頭もいいし、勇敢なところもありますしね。

--では最後にアニメの見どころをお教えください。

鈴木: その主人公2人のコンビ感も楽しいですし、ミリンダとしても話数が進んでいくと徐々に感情を表に出すようにもなるので、その微妙な変化にもぜひ注目して見ていただきたいなと思います!

--お忙しい中ありがとうございました!

 

 

 

>>次のページではオブジェクト基地巨大ジオラマの全貌をお届けします!

 

 

(C)2015鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/PROJECT HO

 

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