GBWC2015、日本大会優勝者決定! オープン部門は「トールギスA(アレス)~闘神~」のROKU氏、ジュニア部門は「ラストシューティング」の畑めいさん!

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11月20日~23日まで秋葉原で開催されている「ガンプラEXPO(エキスポ) ワールドツアージャパン 2015」にて、バンダイが主催する世界規模のガンプラ作品コンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ 2015」の、日本大会決勝戦表彰式が11月22日に行われ、世界大会に進出するガンプラ作品が決定しました。

 

最終審査に残ったオープンコース(15歳以上)25作品、ジュニアコース(14歳以下)5作品の中から、まずはジュニアコースの1位が発表されました。

 

見事1位に輝いたのは、もはやガンプラのコンテストの最優秀賞常連であり、ガンプラ王2015でも小学生部門第1位&アスキー・メディアワークス賞をダブル受賞、そしてクロスレビューのレビュアーとして活躍している畑めいさんです!

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▲ガンプラビルダーズワールドカップ 2015  ジュニア部門1位 「ラストシューティング」 製作:畑めい

 

壇上には、バンダイの川口名人のほか、ゲストプレゼンターとして、『ガンダムビルドファイターズ』でジュリアン・マッケンジーの声を担当した、俳優の本郷奏多(ほんごうかなた)さんが登場。畑さんにトロフィーを手渡しました。

 

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▲川口名人(左)と、ゲストプレゼンターの本郷奏多さん(右)と一緒に受賞のトロフィーを持って記念撮影をする畑めいさん。

 

「今年のジュニア部門は想像力がすごい作品が多くて、ああ、これに負けるのか……と思っていたのですが、周りの方々が応援してくれて」と、畑さん。確かに、畑さんの作品をはじめ、ジュニアコースの作品はドラマを感じさせる作品ばかりでした。

【ガンプラEXPO 2015速報レポート】ビルダーズワールドカップ編~力作ぞろいの選ばれし30作品はいずれも大注目!

 

とはいえ、そこはやはり優勝作品。実物を間近で見ると、創意工夫や迫力が伝わってきます。「作品の奥行き、RX-78-2ガンダムのカラーリングのコントラストがよい。ラストシューティングを、ポージングを含めて細かく再現している点もよかった」とは、審査員であるバンダイ ホビー事業部安永亮彦氏のコメント。

 

 

たとえば作品全体の明と暗の表現ですが、これは電飾を一切使わず、作品背面と天面に使われている透明な板からの採光によるものです。さらに、ガンダム自体も脚の長さやフォルムを加工してアニメ表現的なポージングを実現。塗装も、暗くなる面を黒に近い色で塗るなどカラーモジュレーション的な手法を使っています。

 

▲撮影した写真の明度を上げてみました。内股のあたりは、影だけではなく塗装での塗り分けで暗くなっています。

▲撮影した写真の明度を上げてみました。内股のあたりは、影だけではなく塗装での塗り分けで暗くなっています。

 

畑さんからは、「実物と写真を見比べてほしいです」とのメッセージをいただきました。今後、ガンダムフロント東京で行なわれる世界大会の決勝戦などで、この作品が展示されるでしょうから、是非その目でご覧ください。特に、背面に小さな星が描かれているところに注目。光を取り入れるために透明の点が多数入っていて、写真で見るのとはまた違った印象を受けます。

 

 

次はオープン部門です。こちらは、3位の作品から順に発表されました。3位に輝いたのは、下田重工業さんの「1/1スケール チームS.H.I」です。SEED系ガンダムの頭部を持ちながら、Ex-s的な要素が加えられたり、ビルダーズパーツによるカスタマイズがガッツリと行なわれたオリジナルガンダム「ストライクフリーダム+エンジェルユニット」、「ストライクフリーダム ハミングバード」、「ストライクフリーダム パンツァー」の3機が、PPSEのロゴが入ったビルダーズベースの上に配置されています。作品も見所たっぷりですが、ベースに書かれた機体説明も、かなりの長文で凝っています。

 

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▲ガンプラビルダーズワールドカップ 2015 日本大会オープン部門3位 「1/1スケール チームS.H.I」 製作:下田重工業

 

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「1体だけでもスゴいのに3体。ボリュームがスゴいし、色合いもスゴいです」とは、審査員のバンダイ ホビー事業部長谷川淳氏。下田重工業さんは、「ただただ驚きで、このトロフィーをもらうために1年間頑張ってきました」と、嬉しそうに壇上でコメントしました。

 

▲2位の下田重工業さん。

▲3位の下田重工業さん。

 

 

 

2位は、ヤマタツさんの製作した「凜」。「毎年ここに立つために頑張っています。今年もありがとうございます」との受賞コメントですが、今年の作品も、和をベースにした独特の世界観が漂っています。「和風のテイストで大仕掛け。髪の毛がたなびいていて、「動き」というものも、これからのジオラマには出てくるのかなと感じました。裏庭があるなど、細かいところに手をかけて製作されています」とは、審査員の長谷川氏のコメントです。

 

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▲白い髪の毛が、風に揺れているようにたなびいています。

 

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▲ケース裏もしっかり作り込まれています。

 

▲2位のヤマタツさん。

▲2位のヤマタツさん。

 

 

 

そして第1位は、迫力の「トールギスA(アレス)~闘神~」が選ばれました。ロク氏によるこの作品が、今年のGBWC2015日本代表として、世界大会に進出です! 「投票してくださった皆様、ありがとうございます。昨年2位で、1位になりたいと頑張りました」と、作者のロク氏は受賞コメントを語りました。「すべてにバランスがとれていて素晴らしい」というのは、審査員のバンダイ ホビー事業部馬場俊明氏。ロク氏によれば、ウイングガンダム・ゼロと対等に渡り合えるように、とのコンセプトだそうで、作品の背面や側面を見ると、大幅に強化されていることがわかります。

 

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▲1位のロクさん。

▲1位のロクさん。

 

こうして、ガンプラビルダーズワールドカップ 2015日本大会の受賞式が終了しました。今年も、年末の12月20日13時から世界大会決勝戦表彰式が開催され、そのようすがバンダイホビーサイトとガンダムファンクラブにて配信されます。各国の代表作品はガンダムフロント東京に展示されるので、ぜひ足を運んでみてください。

 

▲ガンプラビルダーズワールドカップ 2015日本代表のお二人。川口名人と本郷奏多さんと共に。

▲ガンプラビルダーズワールドカップ 2015日本代表のお二人。川口名人と本郷奏多さんと共に。

 

 

 

<関連情報>
ガンプラビルダーズワールドカップ日本公式サイト
http://bandai-hobby.net/GBWC/japan/

 

ガンプラビルダーズワールドカップ公式サイト
http://bandai-hobby.net/GBWC/

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