『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』(作画:藤岡建機)の最新話「双極のアルカディア4」を更新!
藤岡建機氏描き下ろしでお送りする『機動戦士Zガンダム』公式外伝コミック『A.O.Z Re-Boot 』、最新話が更新されました!!
ジオンマーズによるレジオンの拠点への攻撃は、ある作戦の陽動であった。
その作戦――「輝ける星作戦」とは、ジオンマーズとティターンズ残党によるインレ奪還作戦である。
ジオンマーズとティターンズ残党による当時多発的な攻撃の内容が遂に明らかとなる。
『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢- 』。
対レジオンで利害が一致したジオンマーズとティターンズ残党。両者はレジオンが建造中の「インレ」を奪還するために、大規模な攻勢を仕掛けます。火星の地を舞台に繰り広げられる公式外伝『A.O.Z Re-Boot』。今回は物語の中で語られる「輝ける星作戦」の内容と、火星の状況、そして各勢力について、様々な視点から検証します。
1:火星の状況
物語時点での火星は、レジオンの統治下にあります。ティターンズ残党はレジオンの統制下に、ジオンマーズはレジオンとの戦いに敗れた結果、ゲリラと化し、サンド・アングラーを拠点とした流浪の民、といった状態になっています。
火星には5つのレジオンの重要拠点があり、それらはオリンポス火山からのエネルギー供給によって稼動しています。
2:各勢力の状況
レジオン、ティターンズ残党、ジオンマーズ――。現在、この3つの組織が火星で活動しています。最大の勢力を誇るレジオン火星の中核組織であり、ティターンズ残党などを勢力下に治めています。しかし、ティターンズ残党、ジオンマーズともに独自の思惑を持ち、密かに共闘関係にあります。
■レジオン
火星最大の組織。ギレン派のジオンがベースとなっています。現在はアリシア・ザビ総統の下、強固な支配体制が築かれています。ティターンズ残党を指揮下に収めることで、最新鋭のMSやTR計画関連の技術を入手。それによって軍備を拡張しました。インレの建造も行っています。
■ティターンズ残党
グリプス戦役に敗れ、火星に逃れてきたティターンズの残党。相当数の兵が火星に流入しており、その装備や人員はレジオンが軍備を拡張し、火星を制圧するための原動力となりました。しかし、レジオンに反発する者も多く、インレを奪取するため、かつての敵であるジオン(ジオンマーズ)と共闘することとなりました。
■ジオンマーズ
キシリア派のジオンを源流とする組織で、かつてはレジオンと火星の覇権を巡って激戦を繰り広げました。しかし、戦いに敗れたのちは領土も失い、火星の地をさまよう「流浪の民」と化してしまいました。「輝ける星」作戦では、各地への強襲などを担っています。
3:「輝ける星」作戦
ティターンズ残党とジオンマーズによるインレ奪回作戦。作戦は火星上にある、アルカディアの町、そして大工業プラント、オリンポス火山への同時攻撃を行い、その隙をついてインレの建造が行われている氷河地下秘密基地に部隊を潜入させ、インレを奪取するというものです。インレ奪取後は閉鎖中のフォボスに向かい防衛部隊を回避しつつ宇宙港から火星圏を離脱する、というものです。
この作戦はティターンズ残党が主導で立案され、レジオンの大部隊に対抗するためジオンマーズとの共闘が得られました。
こうして、火星は再び戦火に包まれることとなったのです。
遂に明かされたインレ奪回作戦の全貌――。3つの勢力はどのように動くのか? 今回もお楽しみください!!
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