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■ATH-12-SNC フィアズリードッグ

ウェーブ 1/24スケールカラーレジンキット「ラビドリードッグ」改造

製作・文:只野☆慶

(※「ラビドリードッグ」のアイテム紹介はこちらをご覧ください)

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●鋼鉄の軍勢

1999年に発売された、プレイステーション用ソフト『装甲騎兵ボトムズ 鋼鉄の軍勢』。シミュレーションゲームという性質から、数多くのATのバリエーションが設定されたことで当時話題になった。TVシリーズ冒頭で登場したバララントの赤いAT「ブロッカー」や、正史に登場していなかったスコープドッグの前身となる機体「イグザートキャトル」「マスカレイドコング」「スペンディングウルフ」他、雪上用、湿地用、山岳用などの様々な仕様の設定が行われた。

今回、お題として選ばれたのがラビドリードッグの雪上戦用カスタムである「フィアズリードッグ」も、そんなATのひとつである。特徴的な脚部スノートリッパー周り、防寒用カバーをどう攻略するかを紹介しよう。

 

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足回り

本機の最大の特徴であるスノートリッパーは、キットの足首パーツを核とし、ウェーブ製「プラ=プレート(グレー)目盛付き」各種と、レジンブロックなどを駆使して新造している。

 

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まず足裏をプレートに描き、切出す。次に履帯板を一枚一枚切出して開口部裏から履帯に見えるように接着する。更に側面を切出し立ち上げ、状況に合わせて積層を組み合わせて製作している。

 

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▲スノートリッパー製作中の様子。プラ材やレジンが巧みに組み合わさっているのがわかりますね。

 

結果として、片足5つの追加パーツとなったが足首はベース板に精密ビス4点固定で、組み立て後足裏パーツにセット、アンクルガードを差し込んで固定し塗装後も組み付け・バラシが行えるよう工夫している。

 

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▲完成後のスノートリッパー裏。汚し塗装も含め、精密な仕上がりとなっています。

 

●防護カバーとフレーム

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腕部およびフトモモを覆うカバー。この部分の再現にあたり100円ショップで素材を物色した結果、PEVA樹脂製のシャワーカーテンがちょうど良さそうなので「イージーシーラー」と共に購入。

 

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▲ダイソーで購入した「イージーシーラー」と「シャワーカーテン」で、腕部・脚部カバーを製作。100円ショップはアイデア次第で模型作りに役立つアイテムがたくさん。

 

素材の目処が付いたので二の腕と大腿部はダミーのフレームを新造することにした。

 

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上腕はジャンクパーツから拾い出したレジンパーツを流用し、キットと共通のポリキャップを仕込み互換性を持たせた(※実はこのパーツ、ウェーブさんが’90年代に発売したスコープドッグ ターボカスタム・キリコ機のレジン製パーツ)。組み立ては肩装甲(部品番号:69)を使用せずに、肩関節と組み合わせている。

 

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フトモモ部はキットからパーツ(部品番号:102、75)及び、ポリキャップを使用し、接続するフレームをプラプレートとプラパイプを組み合わせ新造。ここもウェーブ製ポリキャップやプラサポを組み合わせて互換性を持たせている。ヒザ裏の装甲版(部品番号:76)は使わず、設定に合わせて形状変更している。

 

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▲フトモモカバーの製作の様子。シャワーカーテンを裁断後、イージーシーラーで溶着し袋状に加工。それを裏返してフトモモに着用させています。

 

防護カバーはフレームに合わせてカーテンを裁断、袋縫いの要領でシーラーを駆使して溶着し、試作を経て各2枚制作し、塗装後に着せる。二の腕は肩スイングやひねりに対応した縫製をしているのでそこにも注目してほしい。

 

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▲大きく腕をひねるポーズにもしっかりと追従する腕部カバー。本物の布を使ったからこその質感・可動となっています。

 

●各所ディテールについて

アンテナは5ミリシンチュウ線にサンドペーパーを当てて、若干テーパーを付けたものを取り付けている。クロー奥の11ミリ機銃の銃口やハンディソリッドシューターのセンサー部にアドラーズネストのシステムバルカンシリーズの「ジャケット(タイプ2)」を使用した。トリッパー側面のリベットやボルトヘッドもアドラーズネスト製のものを各種使用している。

 

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▲簡単仕上げ(右)との比較。プロポーションは変更されていないものの、スノートリッパーや四肢のカバーなどで大きくその印象は異なるものとなっています。

 

●塗装

下地処理後、GSIクレオスのMr.カラーGXのホワイトとブラックを1:1で混色したベースグレーを塗布し、以下の色で塗装している。

・ブルー部=AT06・ブルー:50%+AT08ライトブルー:50%
・白部=AT17・ホワイトグレー
・グレー部=AT09・フォグブルー

※すべてガイアノーツ「ボトムズカラー」

 

塗装後、スチールウールやデザインナイフを使ってダメージ表現やチッピングを行う。Mr.ウェザリングカラーの「グランドブラウン」に油絵具の「コバルトブルー」を若干添加してターペンタインで溶いたもので、ウォッシング・スミ入れ。その後、Mr.ウェザリングカラー専用溶剤で伸ばしつつ適度にふき取った。

 

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次に足回りにMr.ウェザリングカラーのマルチホワイトをエアブラシで軽く吹き、綿棒などで馴染ませる。ウェザイングスティックやウェザリングマスターを駆使して、寒冷地使用らしく、凍結したような表情を付けている。

 

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▲デカールはウェーブ「ボトムズ・マーキングデカール」を使用。コーション類などバランスよく収録されており、上手く使うと完成品をグッと引き締める効果があります。

 

<DATA>

ラビドリードッグ(ノーマル版)

■1/24スケールカラーレジンキット

■価格:30,000円(税抜)

■2016年2月再販予定/2015年1月4日23:59まで予約受付

■原型製作:ハタ@モグ工房

■発売元:ウェーブ

>>商品詳細・ご注文はこちらから!

※ウェーブ直営通販店「ビージェイ」限定アイテムです。

 

<関連情報>

ウェーブ

http://www.hobby-wave.com

ウェーブ・プレミアムモデルニュース

http://www.hobby-wave.com/special/wpn/index.html

 

(C)サンライズ

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