ガルパンはいいぞ 『ガールズ&パンツァー 劇場版』 渕上舞さんと杉山潔Pが、大ヒット御礼&「明けましておめでとうございます!」舞台挨拶に登場!
2016年1月8日、新宿バルト9にて、『ガールズ&パンツァー 劇場版』の大ヒットを記念した「大ヒット御礼&明けましておめでとうございます!」舞台挨拶が行われました。登壇したのは、西住みほ役の声優渕上舞さんと、プロデューサーの杉山潔さんです。司会はバンダイビジュアルの廣岡祐次さんが担当しました。
『ガールズ&パンツァー 劇場版』は、年明け早々の1月6日に累計興行収入が8億円を突破! 1月9日からは公開館がさらに拡大し、35館の劇場で上映される予定で、これにて47都道府県すべてで『ガールズ&パンツァー 劇場版』が上映されることとなります。
※上映館は公式サイトでご確認ください。
壇上に上がった2人も、まずはこの快進撃について話を始めました。
渕上さんは、年末年始に帰省した際に、弟さんから「ガルパンはいいぞと言われました」と、ネット上で流行っている“ガルパンはいいぞ”ネタを披露。会場は大ウケでした。8億円突破の際はまた、周囲の人々からお祝いのメールが届いたのだとか。
一方杉山プロデューサーは、「8億円と言ってもピンと来ない。サラリーマンの生涯賃金が3億円。3人弱の生涯賃金と考えるととてつもない数字だと思います」と言い、多くの人々に「ガルパンはいいぞ」と言っていただいたから、とまた“ガルパンはいいぞ”ネタで会場を盛り上げました。
今回の舞台挨拶はまた、おもしろい企画が用意されていたのが特徴です。それは、渕上舞さんが劇場版に抱いた10個の疑問に、回答が提示されていくというもの。答えは水島努監督を含むスタッフ陣からの回答を司会の廣岡氏が読み上げる形式で、随時杉山プロデューサーがコメントを付け加えていきました。
そのすべては紹介しきれませんが、たとえば「劇場版が決定してから公開までの期間はどのくらい?」という渕上舞さんの疑問には、「TVシリーズ放映中からだから、3年くらい」との答え。さらに「2013年明けから検討が始まっていて……」と杉山プロデューサーが補足をするなど、興味深い裏話が話されました。
また、「大活躍だったボコ(ボコられグマのボコ)は、劇中世界ではどの程度有名?」という渕上舞さんの疑問には「昔少しだけ流行したが、今はビミョーな感じ。下火になったのはPT○的な組織からのクレームが原因。そのせいでお蔵入りになった映像もあるらしい」など、設定面(?)での新情報も!
もちろん戦車についてのお話も。「BT-42が履帯なしで走り抜けるシーンがありますが、IV号戦車でも可能ですか?」との問いには「クリスティー式サスペンションというものがあって、履帯を外すことで高速走行が可能になります」とのことで、IV号戦車はクリスティー式ではないので無理ですとの杉山Pの回答。さらに杉山プロデューサーが「ハンドルを出すのはクルマのように左右にタイヤが動くから」との補足説明も。
質問はどれも、作品を観た人ならばより深く楽しめる内容になっていて、渕上舞さん自身も、スタッフ陣や杉山プロデューサーからの答えに、しきりと驚き納得していました。
こうして、質問コーナーは終了し、舞台挨拶も終盤に。終了間近には渕上舞さん自ら、以前電撃ホビーウェブでもお伝えした、1月9日から上映劇場で配布される来場者特典「杉本功描き下ろし新春ポストカード」の告知が! 会場のファンは、渕上さんがポストカードを持った姿を見ることができて、満足だったのではないでしょうか。
そしてラスト。渕上さんの「せーの」で、会場全員が一体となり「パンツァー! フォー!」のかけ声で、大盛況の舞台挨拶は終了となりました。
<関連情報>
ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER)|公式サイト
(C)GIRLS und PANZER Film Projekt