素組みでガンプラ! ~HG スタービルドストライクガンダム前編~

更新日:2014年11月13日 23:21

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ガンプラの楽しみ方は人それぞれ。合わせ目を消したり全塗装して“ガチ”で仕上げていくのも楽しいけれど、せっかく色分けが再現されているガンプラだから、そのまま組んで楽しむのもアリでしょう。

 

そこで本コーナーでは、プロモデラーの桜井信之氏に、それほど充実した作業環境のない方にもガンプラ作りを楽しめるように、超基本からちょっとしたワザまで、素組みで作る際の“コツ”を紹介してもらうことにしました。

 

初心者の方も、そして「全塗装の経験はあるけど時間や環境が……」という方も、少しの手間で十分楽しめる“素組み”の楽しさを、味わっていただければと思います。

 

今回は、大人気「HG 1/144 スタービルドストライクガンダム プラフスキーウイング」を例に、特徴的なエフェクトパーツのワンランク上の仕上げ方を指南します。

 

■HG 1/144 スタービルドストライクガンダム プラフスキーウイング
~エフェクトパーツの磨き方~

 

●今回使った道具
ニッパー
ヤスリ

 

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まずは説明書通りに組んでみます。HG(ハイグレード)は、1/144スケールのガンプラで、高さは約13cm。もっとも機種数が充実したシリーズです。

 

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付属のエフェクトパーツはクリアーブルーで成形されています。ニッパーで切断した痕は通常色のパーツでも目立ちますが、クリアーパーツの場合、より目立ってしまいます。さらに、「パーティングライン」と呼ばれる“つなぎ目”も入っており、この部分をキレイに処理するとより一層美しいエフェクトパーツになります。

 

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凸形部分をペーパーヤスリで磨くと、キズができてしまい、パーツの透明度が失われてしまいます。

 

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こういった場合は、市販の研磨スティックなどを使って処理をしましょう。これは弾力性のあるベースに研磨シートが貼り付けられており、グリーンの面で表面の細かなキズを取って、そのあとホワイトの面で磨くことでツヤを出すことができます。

 

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写真を使ってもっと細かく手順を説明します。まずはグリーンの面で研磨し、細かなキズを消します。作業後は半光沢に仕上がります。

 

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次にホワイトの面で研磨することによってツヤが出て、元の透明度を取り戻すことができます。

 

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すべてのエフェクトパーツを磨いた状態。大小8個のパーツで構成され、劇中の美しいプラフスキーウイングを再現します。このままでも十分美しいのですが、トップコートのクリアー(ツヤあり)をスプレーすれば、より輝く美しいウイングに仕上げられるでしょう!

 

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(C)創通・サンライズ・TV東京

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