素組みでガンプラ! ~HG スタービルドストライクガンダム後編~

更新日:2014年11月13日 23:20

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ガンプラの楽しみ方は人それぞれ。合わせ目を消したり全塗装して“ガチ”で仕上げていくのも楽しいけれど、せっかく色分けが再現されているガンプラだから、そのまま組んで楽しむのもアリでしょう。

 

そこで本コーナーでは、プロモデラーの桜井信之氏に、充実した作業環境のない方にもガンプラ作りを楽しめるように、超基本からちょっとしたワザまで、素組みで作る際の“コツ”を紹介してもらうことにしました。少しの手間で十分楽しめる“素組み”の楽しさを、味わっていただければと思います。

 

前回は、「HG 1/144 スタービルドストライクガンダム プラフスキーウイング」のエフェクトパーツの磨き方をお伝えしました。今回は、もうひと手間加えたテクニックを紹介したいと思います!

 

■HG 1/144 スタービルドストライクガンダム プラフスキーウイング

~ホログラムシールの貼り方~

 

●今回使った道具
ホログラムシール
カッター
綿棒

 

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これはコンサート会場でおなじみのウチワなどにデコレーションするためのホログラムシール。薄いフィルム製のシールで、100円均一ショップなどで購入できます。

 

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このホログラムシールの光彩は、フレア(輝き)の方向があります。そのため、ウイングに対して貼り付ける方向を決めるといいでしょう。今回は本体フレアが放射状に広がるように使用します(写真上)。ですが、(写真下)のように使っても決して間違いではありません。大切なのはランダムに貼らずに、フレアの伸びる方向に一定の法則を持たせることです。

 

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まずはパーツよりひと回り大きくホログラムシールを切り出します。パーツの可動軸などの部分はあらかじめ丸くくり抜いておくといいでしょう。

 

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裏側の剥離紙をはがし、エフェクトパーツの表面にホログラムシールを貼ります。丸くくり抜いた部分を起点に貼りましょう。

 

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ホログラムシールを貼っただけではモールドに密着しないので、綿棒などを使ってパーツに密着させます。綿棒を使用すればホログラムシールの表面にキズをつけずに密着させられます。

 

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ウイングパーツの外延部に沿って、ホログラムシールの余分な箇所をカッターで切ります。このとき、可動軸などの出っ張った部分があるパーツは、厚みのある台などに載せ、写真のように可動軸を逃がしてあげるとホログラムシールのカットがやりやすくなります。

 

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ホログラムシールのカットが終わり、ウイングパーツ全体にシールを貼った状態。今回はクリアーパーツと同色の青い部分を使用しましたが、色を変えてもいいかもしれません。

 

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また、今回は片面にしかシールを貼っていませんが、ウイング装着場所によってはクリアーパーツの両面から貼ってもいいでしょう。

他にもさまざまなクリアーシールや偏光シールが発売されているので、好みに応じて選択し、個性あふれるビルドストライクガンダムを仕上げてみましょう!

 

⇒素組みでガンプラ! ~組み立ての基本から簡易塗装まで! おすすめプラモデルをきれいに作るコツ~(目次) へ 

 

<関連情報>

 素組みでガンプラ! ~HG スタービルドストライクガンダム前編~

 

 

(C)創通・サンライズ・TV東京

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