ガンプラビッグスケール特集!! 『GHL』復活記念スタッフ座談会を開催!(前篇)

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007号の発売から刊行期間があいていた『GHL(ガンダム・ホビーライフ)』がついに復活! その復活第一号となる「008」号の刊行を記念して、編集者およびスーパーバイザーのNAOKI氏とで制作を振り返る座談会を行いました。ここではその模様をお伝えしましょう。

 

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ガンダムホビーライフ 008
絶賛発売中! 本体1,600円+税
刊行:KADOKAWA

 

座談会が開催されたのは、カラオケ館・秋葉原本店に設けられたガンプラルーム。ガンプラ35周年を記念した、部屋全体のインテリアがガンプラ一色のファンにはテンションが上がること間違いなしのパーティースペースなのです。

 

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▲ガンプラルームは部屋全体がガンプラ! モニターには秘蔵のガンプラ映像がエンドレスで流れています。壁面にはHGUCシリーズのパッケージアートが!

 

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▲壁面に設置された展示ケースに川口名人やGBWCチャンプたちの作例がズラリ! 超絶作例を間近で見られるチャンスです。

他にも全国のカラオケ館では、DAMルームで豪華賞品をGETできたり、ドリンクをオーダーしてオリジナルコースターがもらえるキャンペーンを2016年3月31日まで実施中!

 

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詳しくは以下のリンク先にて。
ガンプラキャンペーン×カラオケ館

 

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▲向かって右がスーパーバイザーのNAOKI氏。隣りは小荒井孝典編集長。

 

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▲左が編集スタッフの吉川大郎。右は同じく佐藤朋樹。会心の誌面に思わずニンマリ?

 

祝!『GHL』復活! 座談会という名の打ち上げに潜入!!

 

■『GHL』復活の経緯とは

――再始動された『GHL』ですが、そもそもこの『GHL』はどのように始まったのでしょうか?

NAOKI:昔の模型誌は「MGザクⅡ」みたいな注目アイテムが1個出たらいろんな方向性で作例を作ってそのキットを味わい尽くしてたじゃないですか。それが『GHL』開始当時の電撃ホビーマガジン本誌では紹介すべき新製品が多過ぎて既定のページ数の中ではそれが難しい状況だったんですよね。なので前担当者と「何か別冊を出そう」という話になった時に、まずスーパーバイザー的な話があり、そういう「あまり時流に囚われない、特定のテーマを掘り下げる」という方向性を提案させていただいたんです。

 

--そうして刊行が始まった『GHL』でしたが、編集スタッフの移動などによりしばらく刊行が止まっていました。それが今回再開されたのは?

NAOKI:2015年の7月ぐらいに電撃ホビーウェブの企画について編集長と相談していて、そこで「『GHL』をやりませんか?」とお話ししたんですよね。モデラー仲間からも「やらないんですか?」という声は大きかったので。

 

小荒井:そうですね。編集部としてもやりたいと思っていたのでNAOKIさんが前向きだったのは渡りに船でした。業界内でも「GHLは続けないんですか?」と言っていただけていたことも後押しになって、こうして再開することができました。

 

NAOKI:企画に関しては以前から僕が前担当者と一緒に考えていた部分も大きかったんで、企画とか連載についてはなんとかなるだろうという目算はあったんです。あとはページを作るマンパワーさえ確保できればなんとかなると思ってて。そこで吉川さんと佐藤さんに声をかけたんです。

 

佐藤:せっかくここまで育ててきたのがなくなっちゃうのは惜しいですからね。参加させていただきました。

 

吉川:WEBの仕事が主体になって、久しぶりに紙の本に携われるのも嬉しかったですからね。

 

NAOKI:自分自身のこととして心配だったのは、スーパーバイザーとして以前以上に関わる範囲が増えた状況で、その上モデラーとしても参加しなくっちゃいけないということでしたね。

 

小荒井:NAOKIさんはモデラーさんの手配や、スケジュール管理といった、編集者的な業務も担ってもらっていましたしね。

 

NAOKI:そこなんですよ。自分の作例も終わってないのに、それを棚に上げて他の人の尻を叩かないといけないという(汗)

 

小荒井:むしろ納品は最後でしたからね(笑)

 

吉川:いや、いろんな作業をしてもらってたから当然だったんですけど。

 

NAOKI:でもやっぱりそこは心苦しかったですね(汗)

 

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▲大ボリュームでパーティにはもってこいのフードメニュー「大盛り 屋台盛り」をつまみながら話は弾みます。

 

■新生『GHL』、その出来映えは!?

 

小荒井:どうですか、誌面を見た感想は?

 

NAOKI:いいんじゃないですかね! ビッグスケールにした甲斐はある感じじゃないですか?

 

吉川:そうですね。誌面でちゃんと大きく見えますもんね。

 

NAOKI: 『GHL』のウリの1つにしている原寸大の写真が生きていますね。やっぱりこれはモニター上だとピンと来ないですから。

 

佐藤:紙も良いし、写真もでかい。

 

小荒井:ぜひ手に取って見てもらいたいですね。

 

佐藤:今回の『GHL』でNAOKIさんが以前に出した作品集(※1)から踏襲している部分ってあるんですか?

 

(※1)

 

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『ROBOHOLIC 3Dクリエイターズワークス NAOKI立体作品集』

(DENGEKI HOBBY BOOKS)
定価:4,104円(税込)
刊行:KADOKAWA

 

NAOKI:写真の撮り方に関してはそうですね。あまりパースをつけ過ぎないというか。プロポーションをいじってトータルバランスを見て模型を作っているわけじゃないですか。それであまり写真の上でパースがつくと、こだわった部分が伝わらなくなってしまうので。そういった写真の撮り方は、ROBOHOLICから反映させてもらってます。

 

佐藤:それもあって普段とは違う絵作りになった感はありますね。

 

NAOKI:迫力のある絵も欲しいけど、モデラーとしてはストイックに形を見せたいっていう想いもあるので、きちんと形を伝えるカットを増やす方向で提案させていただきました。逆に一枚絵として恰好良く見せるためにあえて情報量を抑えた部分もあります。

 

佐藤:と言いますと?

 

NAOKI:模型誌って細部のディテールを説明的に見せなきゃいけないっていうセオリーがあるじゃないですか。だからできるだけ影で暗くなる部分はないように四方から光を当てて撮る。だけどそこをあえて陰影をきつくして、一枚絵としての恰好良さを優先させたカットも撮ってもらったりしています。

 

吉川:このカットは模型の形を見せるのか、恰好良く見せたいのか。そういう風に各カットの役割を明確にさせながら、普段よりもかなり時間をかけてカメラマンさんには撮ってもらいましたね。

 

NAOKI:やはりそれは作品集を撮ってもらった時に積み重ねたやり取りのおかげで、いろんな匙加減をカメラマンさんと共有できたっていうのが大きかったと思います。あとは作ってるモデラーさんの側で見て欲しいベストアングルってものは必ずあるはずなんで、そこはなるべくモデラーさんたちからヒアリングしておいて自分が立ち合って撮ってもらうようにしました。

 

小荒井:モデラーさんの人選ややり取りに関してもNAOKIさんにはかなりお任せしましたからね。ちなみに人選の基準はどういったものだったのでしょう?

 

NAOKI:「好きにやらせたら面白いものができるんだろうな」って人にできるだけお願いしています。新製品レビューでも、コンセプトをガチガチに固めた企画ものでもなく、せっかく比較的自由な作品が載せられる本ですからね。モデラーさんが伸び伸びと作れる場であって欲しいなと。

 

小荒井:それで締め切りも延び延びにならなければ言うことなしです(汗)

 

吉川:予定が延びて、土日も含めて撮影の予備日までフルに使ってなんとか発売日に間に合わせましたからね……。

 

NAOKI:幸いなことに誰もクリスマスに予定なんか入ってなくてね!

 

吉川:あの日に作業が進められてホント良かったですよ。

 

佐藤:充実したクリスマスでしたね!(泣)

 

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▲変形機構をオミットし、現代風プロポーションに改修された射水宏によるPG・Zガンダム。プロポーションにこだわった作品ではパースをつけ過ぎないカットを多用している。

 

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▲ディテールが潰れて見えなくなるほど陰影が濃いカット。しかしその影からかすかに浮かび上がるゴッグの革の質感を再現した表面が非情にクールだ。

 

 

■MAX渡辺氏は飛び入り参加だった!?

 

--ビッグスケール特集はいかがでしたか?

佐藤:いいですね。バブルキャストとか、メカニックモデルとか、とても2016年とは思えない攻めたラインナップで(笑)

 

吉川:バブルキャストについては完全に今回の裏の主役でしたからね。ちゃんと作ってもらってるのにどこかネタっぽいというか(笑)。実際でき上がったものもすごかったし、存在感もすごかったのに。あと製作中の写真が……。

 

小荒井:あれ気になりますよね(笑) でっかいパーツと格闘してる様が……。

 

NAOKI:WEBとかで連載して欲しいですよね。まったく参考にはならないけど、人が苦労してるのを見るのは楽しいという(笑)

 

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▲見ているだけで楽しい巨大パーツとの格闘風景。晴れた日には屋外での作業となっているのも、楽しく見える一因か?

 

小荒井:そして忘れられないのがMAX渡辺さんの飛び入り参加ですよ。

 

--飛び入り参加というのは?

NAOKI:「師弟対決」連載の進行の相談をしていた時に、「今回はビッグスケール特集なんですよね~」と何の気なしに言ったらMAXさんが「面白そうじゃん!」って食いついてきて。「実はメガサイズでサフまで吹いてたガンダムとザクがあって後は塗るだけだから混ぜてよ」って。

 

小荒井:それがもうページ構成も総ページ数も決定して、印刷所に紙の手配をしようか、っていうタイミングだったんですよ。どうしたものか悩みはしましたが……。

 

NAOKI:でもMAXさんの作例ならそれは絶対にバリューがあるからページ数を増やしてでも載せましょうということになって。

 

吉川:でも無理を言って総ペ―ジ数を増やした甲斐はありましたよね。

 

佐藤:やっぱり上手いですよね。エアブラシにちょっと飽きてきたタイミングであの超絶筆塗りで来るっていう。またエポックになる新しい方向性の塗装が出て来て。

 

NAOKI:あれはご本人もすごい気に入っていて。気に入り過ぎて本に載る前にフライングで仲間内の展示会に出しちゃうっていう(笑)。誌面で初出しのインパクトがなくなっちゃうじゃん!って叱っておきましたが(笑)。

 

小荒井:それだけの自信作ということですね。実際素晴らしい仕上がりでしたから。まぁ、こういうサプライズと言うか、突発的なことに臨機応変で対応するのは月刊誌だとなかなかできないじゃないですか。そういうのを盛り込めるのも『GHL』のメリットなのかなと思いました。

 

NAOKI:ライブ感が読んでくれた人にも伝わるといいですね。

 

 

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▲全高37.5センチにもなるメガサイズモデルを絵画のような荒々しいタッチを残しつつ筆塗りした力作。これがMAX渡辺御大によるガンプラ最新アップグレード!

 

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