【ガンダムビルドファイターズ連載】作例記事 1/100 DIアダガ・オーディンを高田里史が作る!

更新日:2016年7月5日 13:06

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機体解説・文●千葉智宏(スタジオオルフェ)/DI アダガ・オーディン製作・文●高田里史/編集●電撃ホビー編集部

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本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』では、A-Rの登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生に解説していただきます。今月は、サザキ一族の溢れんばかりの愛が注がれるギャンについて解説されていますので、ぜひお読みください!

 

 

そして作例記事では、DIアダガの色替えで製作されたグレコ・ローガンの愛機DIアダガ・オーディンを紹介。第2回目となる今回は、上半身、下半身パーツの変更点や製作の際の注意点を、モデラー・高田里史さんのコメントも交えて解説します。

 

 

1/100 DIアダガ・オーディン(その2)

今回はグレコ・ローガンの愛機、DIアダガ・オーディンを製作しました。ベースとなっているのはデスティニーインパルスRのキットで、DIアダガの頭部を選択しました。
今回、色替えの作例なので、プロポーション等の変更はありません。ですので、製作中に気になった点・注意点などを紹介します。

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▲DIアダガ・オーディンの三面図。シルエットが大型のため迫力があるが、本体自体はシンプルなフォルムとなっている。

 

【上半身】

まず上半身ですが、頭部のモノアイを市販のレンズパーツに交換しています。少しは厚みが増すので、ヘルメットの内側を削り、可動する際にレンズと干渉しないようにしました。色は濃い目のグリーンを選択し、ボディの色と相まって渋さを強調しています。
上半身を組むときの注意点は、肩の関節やコクピット周りなど、取扱説明書で「パチン」とはめるように説明されている部分です。ここは一度はめてしまうと取り外しが難しいので(取り外せないわけではないですが)、一度仮組みしてから塗装する人は「パチン」の部分だけ組まないようにしてください。もしくは、破損させないように十分気をつけて作業することが重要です。コツとしては、部品を引っ張るよりも反対側から押し出すように外すと良いと思います。

 

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▲モノアイをレンズパーツに換装。濃いグリーンのものを使ったことで引き締まった印象となっている。

 

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▲胸部中央のパーツは、2門備えたバルカンの先端を深く彫り込んでディテールアップしている。

 

【下半身】

下半身はアンクルアーマーのダクト部を開孔しました。ピンバイスで穴を開けてから、デザインナイフで穴を広げる手法を取りました。また、足首のシリンダーにはメタルテープを巻いています。塗装するよりも金属感が出るのでオススメです。テープを巻くための配慮として、受け側の穴径を広げています。こちらは動かしているうちに擦れてしまわないよう、大きめに開けるようにしてください。シリンダーを塗装する場合でも、穴径は広げている方が剥がれにくくなります。

 

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▲アンクルアーマーのダクト部を開孔したパーツ。細部に手間をかけることでその印象は随分とスタイリッシュになる。

 

腰のサイドアーマーにはアーマーシュナイダーを収納できるギミックがあります。蓋の部分はサイドにゲート跡が残るのですが、削り過ぎると蓋が閉まらず、パカパカした状態になってしまいます。収納ギミックを楽しむ人は注意してください。今回の作例においては、ギミックをオミットして蓋を接着、固定しています。

 

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▲大腿部のパーツは、段落ち処理がなされている箇所を開孔し、ディテールアップを施している。

 

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▲サイドアーマーを外した状態でのカット。大腿部のパーツがディテールアップされ、奥行き感が演出されているのがわかる。

 

次回は本体の変更点に沿って改修を施した、「デスティニーRシルエット」を中心に紹介します。

 

 

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(C)サンライズ・創通・テレビ東京

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