仮面ライダー1号が“MGフィギュアライズ”シリーズに登場!新旧のニューバージョンが揃い踏み!

更新日:2016年8月18日 10:39

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仮面ライダー45周年を記念して再販、新バージョンの商品が展開する“MGフィギュアライズ 仮面ライダー”シリーズ。

 

ここでは、スペシャルカラーメッキVer.仕様の新1号と、本郷猛の新1号前夜の姿、仮面ライダー1号(桜島Ver.)の2体をテストショットでレビューします。

 

“MGフィギュアライズ 仮面ライダー1号”は、通常アイテムとして発売されたのがちょうど5年前。今回はそのバリエーションキットがプレミアムバンダイで受注開始となりました。5年もの時間が経過したアイテムではありますが、改めて組むと驚きや工夫が楽しめる、素晴らしいキット。開発直後のモデルでこそないものの、その完成度は折り紙付き。今回のバリエーション展開が決まったのもうなずける、見て、組んで、飾って楽しいアイテムとなっています。

 

本記事では、その特徴とともに、今日にも通じるアイキャッチを改めてご紹介!

 

1 2まずはメッキ仕上げの新1号を。各所のメッキで、“間”がもっているのはもちろん、プラスチックで再現されたスーツの質感や面のうねりがより楽しめます。

 

3 4そして黒いボディに真っ赤な眼の桜島1号。登場話数はわずかですが、このカラーリングが未だに人気を博しています。

 

 

“MGフィギュアライズというシリーズ

“MGフィギュアライズ”は、1/8スケールのフィギュアに注力したプラモデルシリーズです。2000年代末、その成立の背景に、国内外での大サイズ・ハイエンドの完成品フィギュアシリーズの隆盛があったことは想像に難くありません。

 

ホビー事業部が対抗するために打ち出した基軸は、リアルな体型と可動を両立させながらの、プラモデル化! 特撮スーツの質感を執拗に追求した、パーツ群は見事。特撮というフィクションをプラスチックに落とし込んだ、不思議な立体として強烈な魅力を放っています。

 

5 6新1号頭部はほぼ総メッキ仕上げ。Cアイはクリアパーツの下にホイルシールを貼ることで、プロップのようなギラギラした輝きを持たせています。完成度が高く、飽きないフェイスです。

 

7 8桜島1号は対して落ち着いた作り。頭部の形状はもちろん異なっており、後頭部にはヘルメットから露出する本郷猛の髪も造形されています。

 

 

プラモデルという強みを持つ1/8フィギュア“仮面ライダー1号”

組み立て、ディスプレイ、塗装と多層構造で楽しめる、フィギュアとプラモデルの魅力を持った本アイテム。キット自体は、大サイズながらシンプルな構成。かなりのスピード感で完成するので、初心者にもオススメです。

 

組み上げていくうえでは、スーツの色分けを成立させるためのトリッキーな分割や、各部の可動に仕込まれたギミックが、そのシンプルな構成ゆえに機構がストレートに組み手に伝わり、テンションが上がること間違いなし。

 

細部に関してはさすがに今日の目で見ると気になる部分もありますが、完成後はもう仮面ライダーとしか言いようのないシルエットが完成。このシルエットだけでも、愛でたくなってしまうキットです。

 

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10このベルトの質感! これが全部プラスチックで作られているという倒錯感、正直なところたまりません。ぜひパッケージを開けて、ランナー状態から楽しんでいただきたい。

 

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13可動に関しては、1/8のフィギュアと考えると破格の範囲と安定感。肩周りのスイング処理は機構と形状との葛藤が見える労作。コンバーターラングの蛇腹のような動きや、股関節のスライド引き出しは「おお!」と快哉をあげてしまう、無条件に楽しい部分です。

 

ではポージングを新1号から。

14 15 16もう楽しいです! マントは垂らした状態のストレートなものと、分割可動のなびいたものの2種が付属。ビスで角度を固定できる専用台座も用意され、アクロバティックなポーズでもばっちり飾れます。

 

17 18 19桜島1号で構えにライダーパンチ、キック。手首はチョップ状態のものと、五指が動く可動手首が用意されます。可動手首は、中指、薬指、小指が固定ですが、切り離すことですべての指を独立可動にもできます。

 

205年前のMGフィギュアライズシリーズでも、最終リリースとなった仮面ライダー1号。当時のMGフィギュアライズの技術が詰め込まれたその内容は、現在もそのテンションがうかがい知れる、傑作です。リリースされるのもゴージャスなメッキ版“新1号”に加え、その新1号登場直前に使用され、人気も高い“桜島1号”とストーリーを感じさせる演出。さらに、新2号の再販も決定しています。

 

近年の『スター・ウォーズ』のプロッププラモデル群の完成度の高さからも伺えるように、特撮とプラモデルの相性の良さは本物。MGフィギュアライズ仮面ライダー、ぜひ45周年を皮切りに、新展開をお願いしたいシリーズです。

 

DATA

MG FIGURE-RISE 1/8仮面ライダー新1号(スペシャルカラーメッキVer.)

  • 1/8スケールプラスチックキット
  • 5,400円(税込)
  • プレミアムバンダイにて受注受付中、10月より順次発送予定
  • 発売元:バンダイホビー事業部

 

MG FIGURE-RISE 1/8仮面ライダー旧1号(桜島カラーVer.)

  • 1/8スケールプラスチックキット
  • 4,104円(税込)
  • プレミアムバンダイにて受注受付中、11月発送予定
  • 発売元:バンダイホビー事業部

 

関連情報

 

(C)石森プロ・東映

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