【ガンダムビルドファイターズ連載】サザキ家の愛の結晶・ギャンを作る!その4~ギャン(Tateo Ver.)編~

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作例記事 1/144 ギャン(Tateo Ver.) 製作・文●朱凰@カワグチ/編集●電撃ホビー編集部

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<ガンダムビルドファイターズD-Rまとめページ>

 

本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』では、A-Rの登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生に解説していただきます。今月は、タツヤがメイジンとなる前に作り、メイジンとなっても作り続けた機体「Hi-ν ガンダムヴレイブアメイジング」について解説されていますので、ぜひお読みください!

 

 

作例記事では、サザキ・ススム一家のギャン特集をお届け。ギャン、ギャンギャギャン、ギャンバルカンと紹介してきた今月の特集も、4回目となる今回が最終回。これまではサザキ・ススムが手掛けた機体を紹介しましたが、弟のサザキ・タテオが作成した、シルバー/パールカラーのギャンを紹介、解説していきます。改修を担当した朱凰@カワグチ氏によるコメントと共にどうぞ!

 

 

1/144 ギャン(Tateo Ver.)

【機体解説】

通常のギャンのカラバリ機ですが、シルバーともパールともとれる絶妙な色味を再現してみました。基本的には兄であるサザキ・ススム機と同様の工作ですが、先のギャンギャギャン、ギャンバルカン同様に、腕の後ハメ加工だけ追加で施しています。

 

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▲ギャンが持つ「中世騎士」のイメージが、シルバー/パールのカラーリングによって強調されているのがわかります。

 

【腕部の加工】

腕の後ハメ加工ですが、以下の写真を参照ください。前面パーツを写真のように切り分け、手首部分のみを接着。さらに内部のポリパーツ接続用の軸を、白い部分で切り短くするだけです。もし前腕部と関節パーツがハメにくいようでしたら、前腕パーツ中心のダボ穴を削って調整してみてください。

 

腕後ハメ加工

▲腕部の分割状態(カラーリング前)。後ハメ加工を施すことで、パーツごとのカラーリングが容易になります。

 

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▲右腕部のアップ図。関節部と装甲、上腕部ではカラーリングが異なるのがわかります。

 

【シルバー/パール部分の塗装】

さてここからはカラーリングです。まずは本体色ですが、以下のようにカラーを3層重ねることで色味を整えていきます。

  • 1.【下地塗装】最初は黒のサーフェイサーで下地塗装をします。
  • 2.【シルバー塗布】上からシルバーに塗ります。
  • 3.【仕上げ】最後はパールシルバー80%+クリアホワイト15%+ラベンダー5%で調色した色を重ねます。

 

シールド下地

▲1.下地塗装

 

シールドシルバー

▲2.シルバー塗布

 

シールドパール

▲3.仕上げ

 

黒の下地を塗ることでシルバーの発色が良くなり、仕上げ時の光沢や深みも変わってきます。

 

【腕部、大腿部、足の塗装】

二の腕や太もも、足の濃いグレー部分はアイアン100%で塗装。乾燥後に綿棒やキッチンペーパーで磨けば金属感が出ますので、質感を合わせるのに最適です。

 

足

▲足パーツの塗装。左が磨きを入れたあとのパーツで、綺麗なツヤが出ているのがわかります。

 

【関節部、胸ダクトなどの塗装】

関節の薄いグレー部分はニュートラルグレー、胸ダクトやコクピットハッチ部分はネオジオングレッドを使用しています。

 

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▲胸ダクト、コクピットハッチは深いレッドで全体の高級感を高めています。関節部は、ニュートラルグレーでシンプルな仕上げです。

 

【おまけ】

これにてギャン特集は終了です。最後に、サザキ家の愛の結晶と言えるギャンの兄弟機ツーショット写真、さらに、ギャンギャギャン、ギャンバルカンも含めた4機勢揃いショットを紹介します。愛さえあれば、ギャン1機でこれだけのバリエーションが出せますので、皆さんも思い思いのギャンを作ってみてはいかがでしょうか?

 

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次回は、Hi-ν ガンダムヴレイブアメイジング(紅の彗星Ver.)に、特別な装備を施した作例が登場。連動するガンダムエース10月号でその活躍を確認してもらいつつ、作例記事もお楽しみください。

 

DATA

HGUC 1/144 ギャン

  • 1/144スケールプラスチックキット
  • 発売中
  • 価格:1,296円(税込)
  • 発売元:バンダイホビー事業部

 

関連情報

 

(C)サンライズ・創通・テレビ東京

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