【2016年の玩具動向】「リカちゃん」「ヒミツのここたま」など女児向けが成長!「仮面ライダー」「ベイブレード」「遊戯王」も好調!!

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GfKジャパンは、全国の家電量販店、GMS、インターネット通販における2016年の玩具の販売動向を発表! 女児玩具が2年連続の2ケタ成長となるなど、注目の結果が発表されました!

※テレビゲーム関連商品、ホビー関連商品(プラモデル、フィギュア等)、雑貨等を除いた純玩具

 

 

販売金額は前年比7%アップ!キャラクター製品が好調!!

2016年の玩具販売金額は前年比7%増と、キャラクター製品の好調により全ての純玩具分類が前年を上回りました。特に下半期の玩具販売は男児玩具が成長路線を取り戻したことで、上半期より大きな伸び率となっています。

 

 

●女児玩具

市場成長に最も貢献したのは1年通じて好調だった女児玩具で、金額前年比13%増と2年連続の2ケタ成長となりました。「リカちゃん」、「メルちゃん」、「ヒミツのここたま」といったキャラクター製品が好調に推移しています。

 

●男児玩具

玩具市場の中で最大カテゴリーである男児玩具は前年のマイナス成長から一転、前年比4%増となりました。「ベイブレードバースト」と「仮面ライダーシリーズ」が人気を集め成長の原動力となりました。

 

●基礎玩具

近年右肩上がりの成長が続く基礎玩具も前年比7%増。最大キャラクターである「それいけ!アンパンマン」が同11%増と成長をけん引しています。

 

●ゲーム

金額構成比の約6割を占めるシミュレーション・カードゲームが好調に推移し、金額前年比6%増となりました。中でも「遊戯王」、「デュエル・マスターズ」の伸長が顕著でした。

 

 

 

販売TOP3は「アンパンマン」・「仮面ライダー」・「ベイブレード」

2016年の販売金額TOP3キャラクターは、「それいけ!アンパンマン」、「仮面ライダーシリーズ」、「ベイブレードバースト」の順となりました。「アンパンマン」は2年連続の首位、「ベイブレードバースト」は前年の18位からの急上昇となりました。また、4位には「リカちゃん」がランクイン、女児玩具の好調を印象付けています。

 

 

 

2016年のクリスマス商戦はクリスマス3連休に集中!

クリスマスを含む12月は、年間販売金額の約4分の1を占める最大商戦期。2016年は第4週(19日~25日)に12月の販売の3割強が集中する短期戦となりました。

 

▲週別の金額前年比をみると、12月第2週(5日~11日)は前年並み、第3週(12日~18日)は前年割れとなりましたが、3連休のクリスマスとなった第4週は32%増と大きく伸長しています。

 

結果、12月全体でみると金額前年比10%増と好調な商戦期だった様子。今回のクリスマス連休はプレゼントを選びに買い物をした家族も多かったのではないでしょうか。

 

なお、クリスマスが3連休にあたる2016年の暦は2011年と同じですが、2016年第4週への販売集中度は2011年と酷似していました。クリスマス商戦に関しては、特に暦の影響度が大きいことがうかがえる、興味深い結果となりました。

 

 

 

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