2017年の公式コースは変幻自在!「ミニ四駆 ジャパンカップ 2017」は4つのサーキットがランダムに出現!?

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2017年4月20日(木)にタミヤプラモデルファクトリー新橋店で開催された、「ミニ四駆メディアミーティング2017」において、「ミニ四駆 ジャパンカップ 2017」で使用される公式コースのレイアウトが発表された。コースの名前は「グレートクロスサーキット2017」!

 

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レース会場ごとにランダムで4つのサーキットが出現!

170センチの「バーティカルチェンジャー」が目を引いた、2016年の「ウルトラバーニングサーキット2016」に比べると、派手さはないものの立体交差セクションのある長いコースレイアウトは、昨年より耐久レース的な走り方が問われるものになりそう。02

 

各セクションを順に見ていくと、まずスタート位置は立体交差の手前から! すぐに待ち受けるのは「ルーズロード」と名付けられたセクション。真ん中の3つのレーンがゆるやかなストレートになっており、1レーンと5レーンは外に膨らむように構成された、ルーズなストレートセクション! しかも側面にはウオッシュウォールがランダムに配置されることで、「ロッキングルーズロード」に変化するという。03

 

「ルーズロード」の次は「オメガバンク」。これは、「ミニ四駆グランプリ2017スプリング」で使用された「オメガターン」の進化版で、右に90度ターンしつつ登った後、さらに登りながら左の180ターン。トップのストレートを走ったら、下りながら左の180ターンからの右に90度ターンで構成されるΩ字のセクション。04

 

その後、「ニューエラターン」を経て、「ダブルバウンシングストレート」へと続く。この「ダブルバウンシングストレート」はレース会場ごとに向きがかわり、全部で4パターンのレイアウトが存在するという。ストレートセクションと舐めてかかったら、スピードの乗ったマシンが上下に振られてコースアウトの憂き目にあうかも!05

 

そして、「グレート クロス サーキット2016」から採用される新チェンジャーが「クライムチェンジャー」! 通常では1レーンだけのチェンジャーが、なんと4レーン! 4台のマシンが同時にバンク走行することに! これにより、1レース1回ですんでいたチェンジャーを4回通ることになり、ここでマシンはパワーとスピードをかなり消費することになる。そして、続く「ラストターン」を抜ければゴール!06

 

全長が200メートルにおよぶロングコースとなる「グレート クロス サーキット2016」。実はこのコースにはその名前の由来である、大きな特徴がある!

 

それは“クロスシステム”の採用!実は今ご紹介したのは、正確には「グレート クロス サーキット2016 タイプA」なのです! そしてタイプAの下半分(下写真の黄色い部分)をクロスさせることで、「グレート クロス サーキット2016 タイプB」と変化!これにより、スタート位置が変化し、「ダブルバウンシングストレート」の直後に「ルーズロード」という難関が出現するコースへと変貌を遂げる!07 08

 

さらに、このタイプAとタイプBを反転させることで、「グレート クロス サーキット2016 タイプAミラー」、「グレート クロス サーキット2016 タイプBミラー」へとさらに変化!09 010

 

そなんです! 「グレート クロス サーキット2016」はレース会場ごとに、これらの4サーキットがランダムで出現することになるんですよ! しかも、前述のとおり「ダブルバウンシングストレート」はレース会場ごとに向きがかわるという、よりレース当日のセッティング能力が問われるコースに!

 

 

ボディチェンジシステムを搭載した最新マシン「デクロス-01」!

また、「グレート クロス サーキット2016」と同じく、“クロスシステム”を採用した新コンセプトのミニ四駆「DCR-01(デクロス-01)」の発表も!

 

■ミニ四駆 最新マシン DCR-01(デクロス-01)/TAMIYA MINI 4WD DCR-01

 

「DCR-01(デクロス-01)」はボディが3つのパーツで構成された、新コンセプトのミニ四駆で、スナップフィットでボデイカウルの交換が可能!011

 

デザインを手がけたのは元本田技術研究所のデザイナーで、RCカー「デュアルリッジ」のボディデザインも手がけたやまざきたかゆき氏。012

 

やまざき氏によれば、キャノピー部分を外すことで軽量化やモーターや電池の冷却効果もあるとのことで、今後発売予定のボディを組み合わせることで、カラーコーディネートも手軽に楽しめるとのこと。またキャノピー部を取り外せば「しろくまっこ」など、これまで発売されたミニ四駆用の各種ドライバーフィギュアを搭載する機能も隠されているらしい。013

 

発売は2017年5月予定で、シャーシにはMAシャーシを採用し、ホイールにはスポークを極限まで細くして軽量化を施した大径ローハイトタイヤ用新型ホイールを装備する。

 

 

今年のジャパンカップ関連アイテムはコレだ!

「DCR-01(デクロス-01)」以外にも、ジャパンカップ記念商品が続々リリース! 「トライゲイル ジャパンカップ 2017」は、実車スタイルで人気のミニ四駆トライゲイルの特別限定バージョンで、ボディは衝撃に強いソフトオレンジのABS樹脂を採用。専用ステッカーにより、ジャパンカップをイメージしたよりレーシーなデザインに仕上がっている。014

 

今年の記念モーターは、片軸タイプの「ハイパーダッシュ3モーター J-CUP2017」と、両軸タイプの「ハイパーダッシュモーターPRO J-CUP2017」のふたつ。015

 

また、ジャパンカップのお土産として定番のHGカーボンマルチワイドステーも「HGカーボンマルチワイドステー(1.5mm)J-CUP2017」と、「HGカーボンマルチワイドリヤステー(1.5mm)J-CUP2017」の前後が用意される。016

 

そしてメディアミーティングの最後には、静岡ホビーショーで発表予定のニューシャーシのチラ見せも!017b

 

 

ミニ四駆35周年の今年は全15大会に拡大!

「ミニ四駆 ジャパンカップ 2017」は、ミニ四駆35周年ということもあり、新潟大会が追加され全15大会に拡大! 6月18日の東京大会1を皮切りに、10月にメガウェブで開催予定のチャンピオン決定戦まで! 例年よりさらにセッティング能力が試される「グレート クロス サーキット2016」を征し、最速の称号を手にするのは誰なのか? 約4カ月間の熱いシーズンが始まる!018

 

 

DATA

富士通乾電池提供 ミニ四駆 ジャパンカップ 2017 開催日程

  • 6月18日(日) 東京大会1
  • 6月25日(日)大阪大会1
  • 7月2日(日) 静岡大会
  • 7月9日(日)熊本大会
  • 7月16日(日)東京大会2
  • 7月30日(日)愛媛大会
  • 8月6日(日)仙台大会
  • 8月13日(日) 新潟大会
  • 8月20日(日) 北海道大会
  • 8月27日(日) 東京大会3
  • 9月10日(日) 掛川大会
  • 9月17日(日) 岡山大会
  • 10月1日(日) 大阪大会2
  • 10月8日(日) 福井大会
  • 10月予定  東京大会EX
  • チャンピオン決定戦(MEGAWEB)

 

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