作品作りに失敗はない!電撃ガンプラアカデミー【5月11日~6月10日募集分】

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ワンダースクールと連動してますますパワーアップした電撃ガンプラアカデミー。外出しにくい梅雨時にガンプラ作りなんていかがでしょうか? 今回は、2017年5月11日~6月10日に届いた作品の中から、サクライ総統がピックアップした5作品を紹介。全投稿作品はワンダースクールにて公開中です!

 

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サクライ総統イチ押しの5作品

スカルさん-(1)作品名:プチッガイ 結婚式仕様(スカル)

他の方の投稿作品やホビーショップなどの展示品を見ていると、プチッガイは本当に汎用性のあるアイテムだと思います。プラモデルは“素材”であるといわれますが、発想力次第で無限の可能性を秘めていると改めて感じます。またプチッガイは布などの素材との相性も良いので、ウエディングドレスもとても似合っています。プラモデルが好きな先生へのお祝いとのことですが、きっと喜ばれると思います。心温まるエピソードありがとうございました。

 

駄菓子と夕焼けさん-(1)作品名:辟邪 タービンズリベンジ(駄菓子と夕焼けさん)

オリジナルの武装も良いですが、パステル調のカラーリングがとても素敵です。ノングラデーションのパステル調仕上げは、表面処理を丁寧に行わないとアラが目立ってしまいますが、これだけの清潔感のある仕上げは、一つ一つのパーツを慎重に磨いた証です。撮影角度やテキストとの組み合わせも含めて、駄菓子と夕焼けさんの几帳面な性格が作品に現れていると思います。

 

Kacha kachaさん-(1)作品名:永遠の友情(Kacha kacha)

5月19日に投稿いただいた『HGUC MSM-003 ゴッグ の背景(ジオラマ)作りました。』を拝見して「スジ彫りを追加してある…、ん?この配色の意味は?背景のドカンは?」と考えていましたが、突然全てを理解しました(笑)。そこで2ショット写真の本作で選ばせていただきました。名称はあえていいませんが、あの“2人組み”ですね(笑)。特徴的なヘアースタイルをミサイルで表現しているのが面白いです。ご本人も仰られていますが投稿写真が1枚になってしまったようで、僕も残念です。もっと多くの写真を見てみたいので、その際はKacha Kachaさんのような分割投稿も作戦の一つですので、模型製作以外にもいろいろ工夫をしてご投稿くださいませ。

 

カツさん-(1)作品名:GM SNIPER II(カツさん)

発売以来、大人気のGMスナイパーⅡですね。初めてウェザリングに挑戦されたとのこと、まずはチャレンジされたことに拍手です。初めて汚し塗装を行う人の傾向として、失敗を恐れ(特にMGなど高価なキットを製作する場合)ついつい控えめな汚しになってしまうか、反対にゲート処理やパーティングライン消しなど工作が粗い部分を隠すため、必要以上に大胆に汚してしまうかのどちらかになりがちです。しかしカツさんは時間をかけて丁寧に作業を行っているのがわかります。次は汚しに使用する色や汚す場所、どんなダメージによるウェザリングなのかをじっくりと考えてから汚しを行うと良いと思います。まずは汚しの上手な作品をよく観察して、そのテクニックを参考にしてください。ぜひ次の作品も投稿してください。お待ちしております。

 

チ―コさん-(1)作品名:巨大な敵との格闘(チ―コ)

2016年のホビーショーでもランナーを使った作品が展示されていましたが、こちらはお子さんが作られたとのこと……。若いのになかなか芸術的なセンスを感じます(笑)。こういった自由な発想は我々のような大人よりも、先入観なく自由に空想でき、常日頃ブロックなどで遊んでいる子供たちの方が得意なのかもしれませんね。ガンプラはスケールモデルと違い、ありとあらゆるカラフルなランナーが存在するので、きちんと色を分類しておけば、ある日突然、とんでもない芸術作品が生まれるかもしれません。これも立派に“ガンプラ“だと思います。

 

 


サクライ総統の総評

今月も多くのご応募いただきありがとうございます。

 

ハンドルネームを見ていると、毎月投稿してくださる方に混じって、初めて作品を送ってくださる方が増えてきて大変嬉しく思っています。特に「初めて○○をやってみました!」というコメントが増えてきていることに本コーナーの意義を感じています。僕を含めプロとして活動しているモデラーでも、未だに“初挑戦”することがあります。友人や先輩などの同業のモデラーや、アマチュアモデラーの友人が「○○を使ってみたけど、面白い効果があった」などと聞くと、自分でも挑戦してみたくなります。初めて挑戦する技法や材料・道具ですので、当然上手くは行きませんし、失敗もします。

 

しかし必ず失敗から得られるものがあるうえ、その失敗が別の用途で使えることも多々あります。現在は一般的に行われる技法も最初は誰かが初めてチャレンジし、成功したものもあれば失敗経験をブラッシュアップし生まれた技法です。道具の正しい使い方は存在しても、作品に“正解”はありません。むしろ初挑戦のワクワク感を忘れずにチャレンジし続けてください。


 

電撃ガンプラアカデミーへの応募はワンダースクールにて受け付けています。

 

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(C)創通・サンライズ

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