秋の夜長はガンプラだ!力作ぞろいの電撃ガンプラアカデミー9月編

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ワンダースクールにて募集中の電撃ガンプラアカデミー。今回は2017年9月1日から9月30日までに届いた作品の中から、サクライ総統がピックアップした5作品を紹介します。全投稿作品はワンダースクールにて公開中です!!

 

>>電撃ホビーウェブ presents 電撃ガンプラアカデミー

 

 

サクライ総統イチ押しの5作品

01

作品名:1/144シャア専用ゲルググを荒涼としたテキサスコロニー内をイメージしたベースに飾ってみました。(あやぽん)

あやぽんさんはこの作品以外にもミキシングビルドで製作されたGMキャノンも投稿くださいました。どちらの作品を拝見しても、とても丁寧で清潔感のある仕上がりだと思います。今回は見ごたえのあるジオラマ作品を選ばせていただきました。劇中の場面をそのまま再現したり、個人的に創作した場面を仕上げるのも面白いですが、劇中の設定を用いた上でサイドストーリー的にオリジナルシチュエーションを作るのも面白いと思います。せっかくなのでライフルを持つ指のアップも見みたかったです。もしよろしければ手首が見える角度の写真を再投稿いただけると嬉しいです。

 

02

作品名:MS-07 グフ リアルタイプ(サイクロン)

少し前から話題の塗装法ですが、このタッチで仕上げるにはかなりの観察力とイラストを描くと同様のセンス、各画材を使いこなすテクニックが必要な技法です。しかし大河原さんのイラストを見事に再現していると思います。僕のような“戦中派”には懐かしく、当時とても影響を受けたイラストですが、今の若い人にもこの“大河原タッチ”“の魅力が伝わっていることがとても嬉しくなってしまいます。HGやMGではなく旧キット……しかもリアルタイプを選択しているところも当時の雰囲気にマッチしていて良いと思います。

 

03

作品名:オフィーリア(その他用途)(紙ひも20号)

以前『突撃!電ホビステーション』をやっていた頃、番組スタッフの一人から「アクアリウムに使えそうな模型テクニックを紹介してもらえませんか?」と依頼されたことがありました。ぜひトライしてみたいアイデアだったのですが、僕自身が熱帯魚などを飼った経験がなく「生物が生存する空間に有機溶剤を含む模型用のマテリアルを使用するのは、保障ができないので……」という理由で断念したことがありました。なるほど!こういう方法があったのですね。紙ひも20号さんが追求するテーマ「オフィーリア」は自然と融合することでさらなる進化を遂げましたね。こちらこそいろいろと勉強になりました!

 

04

作品名:ジョニー・ライデン専用S型ザクⅡ(メカラウロコ)

メカラウロコさんには本作品以外にもサンダーボルト版ドム・デザートザク・水中型ザクと多くの作品を投稿いただきました。どの作品もとてもお上手なのですが、あえてこの作品を選ばせていただきました。この真紅のグラデーション塗装はとても難しい塗装です。基本色に安易に白を混ぜた色でハイライトを吹くとただのピンクになってしまうからです。黒(もしくは限りなく黒に近いグレー)からきちんと“赤”を立ち上げるには色についてのきちんとした知識が必要なうえ、根気よくエアブラシで吹き重ねる必要があります。いわゆる“MAX塗り”についてその技法を誤解している人も多いのですが、本作品のようにきちんと赤が発色した作品は、重厚感と華やかさを兼ね備えた見事な塗装といえるでしょう。
追伸・ペンネームから察するところ、僕と同じモノがお好きのようですね(笑)。

 

05

作品名:ZAKU Ⅱ_01(2288)

個人的にとても好きな作風です。おそらくヘアスプレーを用いて季迷彩を施したのだと思いますが、2288さんも仰られているように目指すべき仕上げによってはパーツごとに塗装→組み上げという手順を踏まなくてもきちんと仕上げることは可能です。むしろこのような塗装の場合、パーツごとに塗装・剥がし作業を行うと全体としてまとまりがない仕上がり(剥がれ具合)になってしまいます。ですので大正解の塗装工程だと思います。何よりも大切なことは“教科書どおり”の塗装法だけではなく、時にはイレギュラーな方法にトライしてみることだと思います。時には失敗してしまうこともありますが、意外な発見や完成までの近道を見つけることもあります。これからも様々な方法にトライしてみてください。

 

 


サクライ総統の総評

 

多くのご応募をいただきありがとうございます。夏休みという模型作り最適な時期があったためか50作品という大変多くの作品をエントリー戴きとても嬉しく思っています。

 

素敵な作品がたくさんある中、今回“極貧の翔姫”さんが9月10付けで投稿いただいた“ライフルを構えるブルーディスティニー”の写真に目が停まりました。素組み作品なのに、妙に気迫の迫ったポーズというか……。投稿文を読ませていただくと“極貧の翔姫”さんは両手を骨折し入院。その入院先で激痛に耐えながら製作されたとのことでした。僕も中学2年の終わりに鎖骨を骨折し、1カ月半寝たきりになったことがありました。しかし当時展開が始まったMSVシリーズのプロトドムと06Rザクが作りたくて仕方がなく、自宅に持ち帰ればすぐにバレてしまうことも忘れ(笑)、病院帰りに衝動買いました。その後は当然親に隠れて製作、見つかってこっぴどく叱られたものです。しかしその後も“模型を作りたい”という本能はおさまらず、受験勉強中はコタツの中を“秘密の製作場所”にして作り、高校に入ってからも試験期間中や受験直前の大切な時期もれて作り続けていました。

 

“極貧の翔姫”さんも“手を加えたい”という本能に導かれプラ板代わりにランナーやタグを利用したり、屋上で密かに色を加えたりと限られた環境の中、工夫して作り続けているようです。どうもモデラーという生き物は“作れない”“作ってはいけない”と言われると、余計に作りたくなる性質があるようです(笑)。「あの時のオレに似ているなあ……」と思いながらも、お身体を心配しながらも感心してしまいました。やはりモデラーにとって“立体物を作りたい”という想いは理屈では語れないプリミティブな衝動なのだと思います。加えてそのような作品には、必ず“何か”が宿るものだと再認識させていただきました。でも本当に無理はなさらないでくださいね! 早く元気になってのびのびと作品を作れるようになることをお祈りしています。というわけで、今回特別賞を“極貧の翔姫”さんのRX-79 BD-1 BLUE DESTINY UNIT1“EXAM”に送りたいと思います。本当にお大事になさってください。

 


 

電撃ガンプラアカデミーへの応募はワンダースクールにて受け付けています。

 

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(C)創通・サンライズ


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