【機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス】小惑星から機動兵器まで、機動力や航続距離をアップさせる「ブースター」を紹介!!

更新日:2017年11月28日 11:17

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本日、11月27日は『機動戦士Zガンダム外伝 審判のメイス』第11話が掲載された『月刊コミック電撃大王2018年1月号』の発売日!! ついに判明したネオ・ジオン残党の目的! 作戦阻止を狙うヨーンたちデルフォイ隊ですが、増援もなくわずかな戦力で作戦を実施することを強いられます……。

 

ph01増援なしで戦うことを余儀なくされたデルフォイ隊。そこには連邦軍のある思惑が……。

 

 

戦力上の不利を補うため、デルフォイ隊が立案した作戦はモビルアーマー(以下、MA)用の「ブースター」を使うことでした。今回は宇宙世紀のブースターについて解説していきます。

 

 

機動兵器用ブースター
――機動力と航続距離の延伸用のオプション

MSの欠点といわれる「行動半径の狭さ」を補うため、さまざまな試みがなされてきました。ド・ダイYSなどのサブ・フライト・システムなどが最初期のものとして知られています。それ以外に「ブースター」を追加で装備させる方法などが用いられました。これはMAにも用いられ、機体の航続距離を延長すると共に、機動性を大幅に引き上げることに成功しました。今回の記事ではグリプス戦役と第一次ネオ・ジオン戦争で見られたブースターを紹介していきます。

 

 

グリプス戦役期
――ギャプラン用ブースター

ティターンズが運用した可変MA、ORX-005 ギャプランが装備したブースター。機体後部に取り付けるタイプで、その全長は機体サイズを超えるほどです。絶大な加速力を機体に付与しました。また、ブースターを取り付けたままでMAからMSへの変形が可能でした。

ph02ブースターを装備した状態のギャプラン。スラスターとプロペラント(推進剤)で構成されており、作戦中に不要になった際は任意で切り離すことができました。

 

 

第一次ネオ・ジオン戦争期
――ジャムル・フィン用ブースター

ネオ・ジオン軍のAMA-01X ジャムル・フィン用に開発されたブースターで、「メガ・ブースター」とも呼ばれます。航続距離の延長するプロペラントに加え、武装なども備えた総合的な強化装備となっています。

ph03機動性や航続距離に加え、攻撃力も強化するブースターは、ディフェンサー系の装備に近いコンセプトであったと考えられます。

 

これ以外にも宇宙世紀0083年のデラーズ紛争では、AGX-04 ガーベラ・テトラ用にシュツルム・ブースターが開発されるなどされましたが、MSの汎用性を犠牲にするなどの理由からか、一般化することはなかったようです。

 

ph04背部に大きく張り出した部位が「シュツルム・ブースター」です。大型のスラスターを備え、機体に極めて高い機動力を付与しました。

 

ひとつの機体にも多数のオプションなどが設定され、その運用法なども確立されている点がガンダムシリーズの魅力です。電撃ホビーウェブでは、こうしたオプションの設定も掘り下げていきますので、本編と合わせてお楽しみください。

 

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