トミーテック技MIX「F-4EJ改」無彩色で技MIXの精度を楽しむ

更新日:2018年6月28日 16:15

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F-4EJ改 第301飛行隊(新田原・2013戦競)
トミーテック 1/144スケールプラスチックキット
製作・文:p.p.

 

本誌で好評連載中の、「技MIX」をピックアップしたコーナー「今からでも楽しめる技MIX」。ここでは本誌掲載時から、よりパワーアップした内容で、どどんと一挙掲載しちゃいます!

 

第四回は、2014年11月号掲載の「F-4EJ改 第301飛行隊(新田原・2013戦競)」です!

 

 

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▲〈GK102〉無彩色キット F-4EJ改 第301飛行隊(新田原・2013戦競)

技MIX 航空機シリーズ 1/144スケール
■発売中
■価格:2,400円(税抜)
■発売元/販売元:株式会社トミーテック

 

無彩色キットNo.2は2013年の戦競参加機F-4EJ改をセレクト。ブラックテイルに描かれた第5航空団を示す赤の「Ⅴ」や、真っ赤なスカーフを巻いた姿が珍しいシャークティースのデカール付属。ハイGタンク、チャフフレアディスペンサー付きパイロン、AIM-7F、AN/ALQ-131、ピトー管用金属線付属。

(製品紹介より)

 

 

ハイクオリティな彩色済みキットでおなじみの技MIXシリーズから無彩色キットが発売されました。無彩色のメリットとしてはパーツ同士のすき間や段差の修正が容易になること、オリジナルのマーキングが楽しめることなど、いわゆる普通のプラモの楽しみ方ができるということです。今回はその第一弾のF-4EJ改を作ってみましょう。

 

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▲無彩色キットとなり、自分好みの仕上がりを目指すことができます。

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▲細かなディテールは技MIXそのもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仮組みをしてみると、パーツ同士の噛み合いは全般に固めで、これがパーツの位置合わせを邪魔するので、まずは勘合部のピンを削ってしまいましょう。それから改めてパーツの仮組みをしてみると、パーツの精度が驚くほど高いことが判ります。ピンを残したままだと、前部胴体と後部胴体や主翼取り付け部周辺にちょっと窮屈な部分があるのですが、ピンを除去することで、非常に良い感じにフィットしてくれます。わずかに生じるすき間には少量のパテをすり込んで養生しておきましょう。

 

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▲特徴的なシャークティースもデカールでリアルに再現できます。

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▲ブラックテイルに描かれた第5航空団を示す赤の「Ⅴ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塗装作業については、説明書のカラー塗装図が1/144スケールで描かれているので、これを型紙にすれば迷彩パターンのマスキングも容易にできちゃいます。また、デカールがちょっと変わっていて、余白部分が外周へ行くほど薄くなっております。このためにデカールの段差が生じにくく、1/144という小さな模型にベストフィットします。

 

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▲細かな各部の注意書きはデカールで再現。

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▲着陸脚周りのディテールも忠実に再現。見えづらい部分ですが、スミ入れを行うと映えるのでオススメ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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F-4EJ改 第301飛行隊(新田原・2013戦競)

完成!

 

このシリーズ、単純に彩色工程を省いただけのキットではなく、随所に工夫が見られる、まさに「技MIX」らしい製品になっておりますぞ。

 

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お手軽に楽しめる技MIXを、より本格的に仕上げることのできる無彩色キットバージョンの技MIX。

「いきなり無彩色は無理!」という方でも、まずは通常の技MIXで腕鳴らしをしてから挑戦すると、思いのほか工作がしやすかったりしますので、ぜひ段階を踏んで模型技術の研鑽に励みましょう!

 

 

<関連情報>

技MIX 公式サイト

 

(C)TOMYTEC

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