『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』Blu-ray&DVD発売前夜マトーク開催

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2014年12月6日(土)より全国の劇場にて公開された『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』のBlu-ray&DVDが5月27日(水)に発売されました。

今回は、このBlu-ray&DVDの発売前夜祭として「発売前夜マトーク」を開催!

当日は、出渕裕総監督、西井正典さん(チーフメカニカルディレクター)、中村繪里子さん(桐生美影役)が登壇され、劇場公開時には実現しなかった出渕総監督らによるたっぷりヤマトークが繰り広げられました。

 

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出渕裕総監督

 

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西井正典さん(チーフメカニカルディレクター)

 

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中村繪里子さん(桐生美影役)

 

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「トークイベントもとりあえずこれで最後という形で、楽しく一夜を飾りたいと思います。」 という出渕総監督のコメントからはじまった今回のイベント。

キャラの設定から、BD&DVD発売に際してクオリティアップが図られた見どころなどが語られ、ファンにはたまらない濃厚な時間となりました。

 

中村さんからは、桐生美影というキャラクターについて、「ラジオドラマを通してキャラクターの肉付けができていったので、『ヤマト2199』の世界観をつかむことに必死でした。可愛らしい少女に描かれているけど、軍人として覚悟を決めてこの艦に乗り込んでいる子だから、きちんと落ち着いた部分は出して欲しいと言われていたので、戸惑いました。」と触れて、桐生美影を演じる上では、「きちんと自分の中では考えたことや想いが理路整然と詰まっていたりするのに、それを外に出すのがまだ苦手な子なんだな、人とのコミュニケーションの経験値がまだ低い子なんだな、と。だから同じ女性の新見さんや雪さんとは、最初はどうしようかなと思ってもすぐに打ち解けられるけど、まだ男性には上手くいかない感じは、脚本の中で感じていました。」と、語りました。

出渕総監督からは、「惑星シャンブロウのシーンでヤマトを出そうという話になったとき、それが桐生のイメージで物語を組み立てるということにつながり、それならばと、桐生美影に何かしらの属性を持たせたかった。艦船オタクというのも、丁度某艦船ゲームが流行っていたので、それに便乗して……というのは冗談としても、持っている趣味性だとか、桐生が好きなものだとかを盛り込みました。」と語り、彼女が今作のヒロインとなった経緯についても、「最初からヒロインとして登場させるつもりではなく、惑星探査の時に新見の片腕としてサポートするため技術科ということになった。ここまでヒロインとして活躍したのは、結果としてピースがハマったというか。偶然ではないけれど、必然でもないです。」と言及しました。

また、桐生美影の髪飾りについては、キャラクターデザインの結城信輝さんとのやり取りに触れて、「最初の結城さんのデザインではリボンだったものが、艦内でリボンってどうなのかなという結城さんの提案でシュシュになり、今回『星巡る方舟』でデザインをちゃんと起こし直すときに、いややっぱりリボンでもいいんじゃないかと言われ……その結果、本作ではリボンとシュシュが混在する形になりましたが、服がこうなったらリボンでというような形で、理屈付けはされています。」と語りました。

 

フォムト・バーガーらドメル幕僚団については出渕総監督から、「一番最初に結城さんが『2199』のキャラクターを上げてきた時に、幕僚団って手塚キャラだって話をしてて。虫プロのにおいがするんだよね。それを本人に言うと、そうですか? って。描いた本人は気がついてないだけで、たぶん刷り込まれてるんです。僕らの世代ってそれらを見てて、手習いとしてそういうのが刻み込まれているんです。 」とコメントし、登壇者や会場からは笑いがこぼれました。

 

BD&DVD化についての修正点に話が移ると、修正箇所はちょっとしたものを含めると全部で600カットほどにもなり、全体の1/3以上という。

劇場上映時は石として描かれたものを金属のガレキ片として描き直すなど、「気がついて欲しくてやっているんじゃなくて、無意識下だとしてもそういう部分が情報としての厚みになってくれればいいと。優先順位的には低いかもしれないんですけど、そういう部分もちゃんとこだわる部分がものの作り方としては正しいと思っているので。」と、出渕総監督のこだわりぶりがうかがえる一面も見られました。

 

さらに、今回劇中で使用された音楽について出渕総監督は、「シーンに合わせてレコーディングできたのが強みで、尺に合わせてバシッと録ることができた。最後の三つ巴の決戦は無茶かなと思ったんですけど、ヤマトとガトランティスとガミラスのテーマを上手くシャッフルして、三位一体になってるような感じを出すことを目指した。これまでと音楽のアプローチの仕方が全然違ってて面白かったですね。」と触れました。

 

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イベントの最後には登壇者から来場したファンへメッセージが贈られ、

 

出渕総監督「8年の付き合いの中、僕たち作っているスタッフだけが旅をしていたわけじゃなく、本当に皆さんと一緒に旅をしているっていうのが本当の気持ちです。これからまたあるかもしれないんですけど、お付き合いいただいて本当にありがとうございました。」

 

中村さん「『ヤマト2199』がものすごく長い年月と愛情をもって今日この日を迎えることができる中で、私は初めて皆さんとお会いしてたった1年ちょっとしか経ってないのにこんなにも楽しい想いをこの作品でさせていただけたんだなぁってことを、改めて噛み締めています。また皆さんにお会いしたいなと。今日は本当にありがとうございました。」

 

西井さん「8年は長いですよ。その結果今があって、皆さんに来ていただけるというのは本当にありがたいことだなって思っています。今後の話についてはなんとも言えないんですけど、またこういう機会がありましたら、こうやってまた皆さんがいらっしゃれば凄く嬉しいなと思っています。本当にどうもありがとうございました。」

 

としつつも、終わらない出渕総監督の作品に対するアツいコメントに対し、MCの「まだまだ喋り足りないことはいっぱいあるので、ぜひ皆さんの応援でまたヤマトークを続けていければと思います!」という言葉で、イベントが締めくくられました。

 

 

『宇宙戦艦ヤマト』、そして『宇宙戦艦ヤマト2199』のファン待望の『星巡る方舟』BD&DVDが発売となりましたが、今回のイベントでも語られたように、劇場で見ることができなかった方はもちろん、劇場で見た方も、パッケージ版としてより濃い内容となった『星巡る方舟』を、ぜひ手に取ってご自宅で見てくださいね!

 

 

<DATA>

宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟

■発売日:5月27日発売予定
■価格:BD初回限定版 9,800円(税抜)、BD 7,800円(税抜)、DVD 6,800円(税抜)
■発売・販売元:バンダイビジュアル

 

≪Blu-ray初回限定版、Blu-ray、DVD共通特典≫
■初回特典:特製スリーブ〈加藤直之描き下ろし〉
■特典:特製ブックレット
■映像特典:初日舞台挨拶映像(12月6日)、特番「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」発進SP、特報、PV、CM集
■音声特典:オーディオコメンタリー
(出演:小野大輔、諏訪部順一、中村繪里子、別所誠人、出渕 裕)
■他、仕様:ジャケットイラストは、キャラクターデザイン結城信輝による描き下ろし

 

≪Blu-ray初回限定版のみの特典≫
■特典DISC:舞台挨拶映像(12月14日)、特番「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」大ヒット航海中SP、たっぷりヤマトークナイト星巡るミュージック編(出演:宮川彬良、吉田知弘、小林 治)、たっぷりヤマトークナイト星巡るギャラリー編(出演:加藤直之、麻宮騎亜、小林 治)、ヤマトーク出張版「YRAラジオヤマト最終回Special!」(出演:内田 彩、中村繪里子)、劇伴収録風景、「宇宙戦艦ヤマト2199」ヒット祈願in嚴島神社、ピクチャードラマ
■絵コンテ集

 

 

<関連情報>

宇宙戦艦ヤマト2199 公式サイト

 

 

(C)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会


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