【週刊 電撃スパロボ No.014】S.R.D-S ダイゼンガーを作る<その3>

更新日:2015年10月14日 11:48

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■“人類を護る剣”ダイナミック・ゼネラル・ガーディアンの系譜

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▲1号機・ダイゼンガー

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▲2号機・アウゼンザイダー

ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン(ダブルG)は、人工冬眠施設“アースクレイドル”の防衛用に開発された人型機動兵器である。ビアン・ゾルダーク博士によって「仕様の異なるスーパーロボット部隊による施設防衛」というコンセプトが打ち出され、用途ごとに特化された4機が開発された。各機共通の仕様としては“ABMDシステム(人工骨格筋肉駆動システム)”が採用されている点が挙げられる。

 

1号機のダイゼンガーは“ダイレクト・モーション・リンク・システム(DML)”を搭載し、“人機一体”を実現した格闘戦、剣撃戦用の機体で、ゼンガー・ゾンボルトの搭乗を前提として開発された。

 

2号機のアウセンザイターは、1号機をサポートする砲撃戦用の機体として開発された。ゼンガーの盟友であるエルザム・V・ブランシュタイン(レーツェル・ファインシュメッカ―)が、専任パイロットとして選定されており、両機の連携が設計にも盛り込まれた。結果、ダイゼンガーに採用されていたDMLや専用OS“JINKI‐1”は廃され、代わりにプフェールトモード(騎馬形態)への変形機構が搭載されている。

 

DC戦争終盤にアイドネウス島から移送されて以降、行方不明になっていた3号機は、ビアン博士が遺した設計図をもとに、カオル・トオミネ博士の手で完成を見た。ジンライと名付けられた当機は高速格闘戦用の機体で、改良されたABMDシステムと、無人操縦AIである“システムZLAI”を搭載。トオミネ博士の歪んだ思想からダブルG1号機、2号機の破壊を目的として、幾度となく鋼龍戦隊の前に敵として立ちはだかった。
後にろ獲された際に、システムZLAIを排除、ダイゼンガーやアウセンザイター用に用意されていたブースターを組み込む改修が施され、トウマ・カノウの乗機・雷鳳として生まれ変わった。雷鳳は武器を使わない純粋な格闘戦用の機体として仕上がっており、当初はパイロットの潜在能力を引き出す“システムLIOH”が搭載されていたが、後にシステムの危険性が明るみになったため、こちらも排された。
なお、ジンライは量産型が多数生産されているが、そちらはダブルGに分類されていない。

4号機は、3号機とともに行方不明となって以降、その所在がようとして知れない。機体仕様はすでに決定しており、Bフレームまで組み上げられていたというが、詳細は不明である。

 

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