デザイナー・野中剛が自ら製作!『言獣覚醒ワーディアン』の美しすぎる作例をご覧あれ!【食玩ナウ(NOW)】

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アルファベットから幻獣へと、差し替えなしで華麗に変形する新食玩『言獣覚醒ワーディアン』。

 

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先日もご紹介したこのアイテムですが、今回は何と、特別にデザインを担当した野中剛さんが作例を披露! デザイナー本人による遊び心にあふれた作例の数々を一挙ご紹介いたします。特徴の変形機構やクリア素材を十二分に活かしながら、さらに完成度を高めた作例群をお楽しみください。また、特別に野中剛氏からコメントをいただいております!

 

デザイナー・野中剛に聞く『ワーディアン』の魅力

――各ワーディアンのデザインコンセプトはどういったものだったのでしょう?
野中剛(以下、野中):正面から見た時に、ちゃんとアルファベット文字に見えること、その文字を構成したパーツのフォルムを生かしつつ、モチーフのモンスターにこれまたちゃんと見えること、を大事にしています。

 

――各ワーディアンの変形のポイントをお聞かせください。
野中:上記を守った上で、極めて王道的な変形構造を考えつつ、マンネリにはならないように頑張っています。また、1弾に1体はギア連動など(編集部注:本弾ではヴァンパイアワーディアンがこれにあたる)の『オモチャとしてニヤリ』とする部分を入れたいと思っています。

 

――今回の作例で施された塗装ですが、注意点などありますでしょうか。
野中:せっかくの細かいモールドが、クリアボディで見えづらくなっている部分があるので、そこを強調してあげるイメージで塗ってみました。ABS樹脂製なので、溶剤につかるともろくなることだけが最大注意点です。実際、僕も何回かパーツを破損させてしまいました。ミノタウロスの肩が特に危険です。サフェーサーや塗料で全体をコーティングしてからなら、ウォッシングも可能です。

 

――作例では、シールをシャッフルしたり、パテでの加工も行われてます。
野中:シールに関しては、ノーマルモードとナイトモードではシールの質感が違うので、「どっちを貼ってもいいんだよ」というメッセージです。手足も分解できるので、色違いを組み合わせてもいいかもしれません。原作つきキャラクターではないので、自由にカスタマイズして楽しんでほしいです。「オレルール」のカラーで26文字揃えられたら素敵ですよね。

 

――このたびはありがとうございました!

 


 

 

さて、それでは各作例をチェックしていきましょう!

 

ドラゴンワーディアン

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クリアグリーンに施された装飾に、金塗装を施すことで高級感、立体感が何倍にもなっています。頭部や背面のデザインが鮮明になるので、原型をさらに楽しむことができますね。

 

 

オーパーツドラゴン

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7ナイトモードのドラゴンを母体とした、オーパーツドラゴン。表面はパテで梨地のような加工が施され、名称通り発掘品のような風合いに。グリーンの塗装のしたからチラチラと除く、クリアグリーンの輝くような質感が美しいです。

 

 

フェンリルワーディアン

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11銅のような金属色とオーロラシールの組み合わせが美しいフェンリルワーディアン。特筆すべきはタテガミ部分、塗装の上から貼られたオーロラシール。非常に複雑な光の反射を見せ、表情の変化だけで御飯三杯楽しめます。腕に覚えのあるモデラー諸氏はぜひお試しいただいて、室内灯にかざしていただきたいところ。

 

 

アイアンフェンリル

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14ナイトモードのフェンリルに全塗装を施した贅沢な逸品。敢えての全塗装による金属表現で模型としての質を高めています。墨に入った少し錆びっぽいカラーが隠し味。ラメシールが良いアクセントとして効いています。

 

 

フェニックスワーディアン

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18クリアオレンジに、こちらも金塗装を施したフェニックスワーディアン。クリアで分かりづらかった頭部付近のディテールもくっきりして、頭部のデザインが浮かび上がります。ダボ周辺は塗装していないので、変形に関してはとてもスムーズ。

 

 

バーニングフェニックス

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21ナイトモードにクリアオレンジでボカシ塗装され、ラメとあいまって火の粉を撒き散らして燃え上がっているような立体に。赤・黄系統で統一されたカラースキームながら、デザインのメリハリが浮き立っているのもポイント。

 

 

ユニコーンワーディアン

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25クリアブルーの成型色のうえから銀のカラーリングでモールドを際立たせています。蒼いユニコーンが銀の鎧をまとったようにも見えます。オーロラシールは反射によって銀に輝くので、全体の統一感も抜群。

 

 

ミノタウロスワーディアン

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28特徴である頭部の巨大な角を美しい金で彩り、まるで戦隊ヒーローのロボットを思わせる、凛々しい姿になりました。シールは一切使わずに塗装だけの作例となっています。

 

 

オーパーツミノタウロス

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31ブラウンのウォッシングが施されたことで、遺跡感マシマシとなったミノタウロス。前述の通り、パーツにクラックが入ってしまった問題児でもありますが、ウォッシングとの相性は良好。ミノタウロスに限らず、ほかのワーディアンにも試したいところ。

 

 

ヴァンパイアワーディアン

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35通常カラーにナイトモード用のシールを施したヴァンパイアワーディアン。頭部はまるで中世の騎士のように仕上げられています。胸部のクリスタル風のモールドも塗装でまるで宝石のように。

 

 

ゴールドヴァンパイア

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38ナイトモードにゴールドのボカシ塗装で金色のヴァンパイアが誕生。シールは未使用ですが、ヴァンパイアの高貴なイメージに寄り添ったキレイな仕上がり。頭部のデザインはスミ入れでかなり印象が鮮明になりますね。

 

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野中剛さんによる作例の数々、いかがだったでしょうか。手元のワーディアンにぜひピンポイントの塗装やレタッチを施してみてください。

 

 

さらに、今回は特別入手した、野中氏による第2弾の図面の一部を特別公開!

▲“C"のケルベロス。しっかり三つ首の地獄の番犬です。複雑なモチーフと変形を見事両立!

▲“C”のケルベロス。しっかり三つ首の地獄の番犬です。複雑なモチーフと変形を見事両立!

 

▲“N"のナーガ。ヘビのうねりをリンク機構で表現、最大全長は約20センチの大ボリューム!

▲“N”のナーガ。ヘビのうねりをリンク機構で表現、最大全長は約20センチの大ボリューム!

 

▲“W"のワイバーン。翼のシルエットを活かして文字を形作ります。

▲“W”のワイバーン。翼のシルエットを活かして文字を形作ります。

 

第1弾のギアレーションに引き続き、ギアレーション、リンク機構といったトイギミックが盛り込まれているだけでなく、1弾にはなかったスペシャルパーツもある模様です。今後の展開に乞うご期待!

 

 

DATA

言獣覚醒ワーディアン

  • 完成品フィギュア1セット、シール1枚、ガム1個
  • 全12種(6種、各2色)
  • 発売中
  • 300円(税抜)
  • 発売元:バンダイキャンディ事業部

 

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