【3時間で完成!】食玩を引き立てるジオラマ製作~破幻のジスタ編~前編

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製作・文●のせ/編集●電撃ホビー編集部

いきなりですが、ジオラマっていいですよね。
ただの模型がなんとなく作品っぽく感じられて、より自分の世界が広がったような錯覚すら覚えます。
……ですがなんとなくとっつきづらくて、踏み出せないでいる方も多いかと思います。

 

ジオラマ製作を阻むハードルは主に3つ!

  • 必要な素材が多そう(予算のハードル)
  • 広い作業机が必要そう(スペースのハードル)
  • 上に乗せる模型製作に時間がかかってモチベーションが尽きてしまう(時間のハードル)

 

本記事ではそのハードルを取っ払って気軽に始められる、低予算・省スペース・時短の3拍子揃った入門ハウトゥを、前後編の2回に渡ってご紹介していきたいと思います。

それでは前編として、ジオラマの完成図と、工作の準備からご覧いただきましょう!

 

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▲ジオラマ完成図(破幻のジスタ乙 第2弾「尾崎」などを使用)

 

食玩フィギュアを素材として使おう!

プラモデルを一度作り始めると、あれこれ改造したくなってしまってキリがない……!
そんなときは、はじめから完成している食玩フィギュアを使うと良いでしょう。
サイズもプラモデルより小さく、最近は塗装済みのハイクオリティ商品も多いです。

 

まずは食玩でジオラマ製作のノウハウを掴んでから、プラモデルなどサイズの大きいものにチャレンジするのがいいでしょう。
今回はバンダイキャンディより発売されている『破幻のジスタ』シリーズを使います。

 

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▲ジオラマ展示例

 

先ほどの写真はスタンダードに荒野に立つ姿をイメージしましたが、こちらは山肌の岩場を登るシーンをイメージしてみました。

使用しているジオラマはもちろん同じもの。

一度作ってしまえば、色々な飾り方を模索できるのも楽しいです。

 

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▲ジオラマ展示例

 

またアングルを変えて1枚。

今度はコウモリ型のジスタ「蝙蝠丸」が岩場の影で羽を休めているイメージです。

フィギュアを卓上などにそのまま飾っているだけでは「置いてある」という印象が強くなってしまいますが、こうして立体感のあるベースを用意してあげれば、そこに生まれる質感や陰影となじんで彼らたちの息遣いが聞こえてきそうです。

 

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▲ジスタと言えば組み換え!

 

ブロックトイとして、組み換え遊びが楽しめるのもジスタの魅力!

ということで、応用編としてジオラマのイメージにより即した改造&リペイントもやっちゃいました。こちらは後編の最後でご紹介します!

 

 

それではお待ちかね、実際に工作に入るまでの準備をご説明いたします。

 

 

ジオラマサイズをケースに決めてもらおう!

つい最近まで筆者はあまりジオラマサイズを決めずに作り始め、徐々にサイズが肥大していき、完成させた後どこに置こうかで頭を抱え、押入れを圧迫しておりました。
それじゃあまりにもったいないですよね。
そんな悩みを打開するのが100円ショップのクリアケース。

 

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始めからこの範囲で作ることが決まってしまえば、ストラクチャーのサイズに悩む時間が削れますし、飾る場所にも困らない作品にすることができます。

 

準備するもの

画材屋さんやホームセンターなど、色んなお店を巡って素材を入手するのは億劫ですね。
なので今回は全て、100円ショップで手に入るものを使用しています。

 

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素材

  • クリアケース
  • 発泡スチロールブロック
  • 水溶きセメント
  • 水性塗料(白・黒・茶・黄土)

 

ツール

  • カッター
  • 筆(ナイロン平筆がオススメ!)
  • グルーガン
  • 紙コップ
  • 割りばし(セメント撹拌に使います)

 

予算は約1500円!
これならお手軽に始めることができると思います。
素材をそろえたらいよいよ製作開始です。

 

……ということで、前編となる今回はここまで!

後編は5月3日(火)11時ごろに公開予定ですので、それまでに皆さん材料のご用意をよろしくお願いしますね。

 

 

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