S.R.G-S「シュロウガ・シン」細かい後ハメと各部処理はどうなったのか?<第2回>【電撃スパロボNo.085】

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モデラー●富永高志/文・編集●電撃ホビー編集部

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次なる電撃スパロボの作例は、12月に発売された「S.R.G-S シュロウガ・シン」。これまで電撃スパロボでも何度か取り上げてきた機体ですが、いよいよ作例の製作に取りかかります。

 

前回加工をする上でどう処理していけば良いのかポイントをチェックしましたが、はたしてどのような形になったのか……? さっそく確認していきましょう!

 

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▲「S.R.G-S シュロウガ・シン」 ノンスケールプラスチックキット 発売中 価格:9,200円(税抜)/Premium Edition【コトブキヤショップ限定品】 10,000円(税抜)

 

第1回:S.R.G-S「シュロウガ・シン」の後ハメ加工はどう処理するか?パーツ分割から読み解く<第1回>【電撃スパロボNo.084】

 

 

 

頭部後ハメ

フェイス部のT字状になっている凸部、ヘルメットのホホ裏側にある凸部を画像のようにカットすると、塗装後に後ハメが行えます。根元に可動部があるため、最終的には接着による固定を推奨します。

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ボディ後ハメ

腰部は処理のしやすさを優先し、フレームを画像のように加工して後ハメ化しました。

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腰部肉抜き埋め

腰上部は肉抜きをポリエステルパテ(以下ポリパテ)で埋め、下部のフチを削り込んでシャープにしています。黒鳥形態の機首になるフロントアーマーも裏側の肉抜きをポリパテで埋めています。ベース接続穴隠しを兼ねるパーツは0.5ミリプラ板で隙間を塞いでいます。

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肩アーマー後ハメ

肩アーマーは外側の金部分が入る部分に対し、画像のように後ハメ化を行っています。金部分の軸受けにはランナーのナンバープレートを接着し、取り付けの際のガタツキを抑えています。

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肩アーマー肉抜き埋め

肩アーマー外装の肉抜きも、目立つ部分をポリパテで埋めています。

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大腿部加工

挟み込み式の股関節ブロックは下部の出っ張りをカットして後ハメ化を行い、可動部の肉抜きをポリパテで埋めています。

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前述の加工によって軸の保持力が低下するため、プラ板やポリパテの削りカス、黒い瞬間接着剤で受けの隙間を塞ぎ、保持力を高めています。加工に伴う組み付けの干渉部もカットしました。

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スネ部後ハメ

組み込み式のクリアーパーツから凸部を切り離して後ハメ化を行いました。組み間違いおよび紛失防止として、右上(1)、右下(2)、左上(3)、左下(4)というように番号を振り、わかりやすいように向きにも気を配っています。取り付けはメタリックテープと両面テープで行います。

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爪先加工

爪先の爪は肉抜きをポリパテで埋め、グレーのパーツは取り付け部をカットして後ハメ化。黒い部分は肉抜きを黒い瞬間接着剤で埋めたものです。足の甲の赤いパーツは後ハメが困難だったため、カカトの爪と同様足首にそのまま組み込んでいます。この赤いパーツにある突起でグレーのパーツを取り付けます。

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ウイング後ハメ

上部に生えるパープルのパーツは、画像のように加工して後ハメ化。

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下部から伸びるスタビライザー基部は、赤のパーツを画像のように加工して後ハメ化。このパーツは合わせ目が目立たないので、スタビライザーを挟み込んでから取り付けることができます。

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ウイング装飾部加工

フィンの可動がある装飾部は挟み込みのため、ここは基部の合わせ目をモールド化して対処しました。

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ウイング加工

ウイングは先端から数えて1番目、2番目、3番目のブロック上部に1ミリプラ板を貼って削り込み、シャープ化を行いました。また、角度を変えることでブロックごとの違いを表現しています。

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以上ですべての加工は完了しました。この後は表面処理を行い、塗装をして完成です。

 

DATA

シュロウガ・シン

  • ノンスケールプラスチックモデル
  • 全高:約181mm
  • 価格:9,200円(税抜)
  • 発売中
  • 発売元:コトブキヤ

※フライングベースは付属しません。

 

シュロウガ・シン Premium Edition

  • ノンスケールプラスチックモデル
  • 全高:約181mm
  • 価格:10,000円(税抜)
  • 発売中
  • 発売元:コトブキヤ

※インテグラル・ディスキャリバー特殊表現パーツ付属

※ディスキャリバー付属
※フライングベースR付属

※コトブキヤショップ限定品

 

関連情報

 

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