【ガンダムビルドファイターズ連載】AXオベロン&AXタイターニア(その4)

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<ガンダムビルドファイターズD-Rまとめページ>

 

月刊ガンダムエース(毎月26日発売)連載のガンダムビルドファイターズ外伝『ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジング レディ)』は、既刊の『ガンダムビルドファイターズA』の続編としてユウキ・タツヤの新たなる戦いが描かれています。

 

▲『月刊ガンダムエース』2017年2月号。好評発売中!

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本連載『ガンダムビルドファイターズD-R』は、『ガンダムビルドファイターズA-R』と連動し、その登場機体を外伝のシナリオを手がけるスタジオオルフェ 千葉智宏先生に解説していただきます。今月は、レディのガンプラ「ルナゲイザー」が登場!

 

 

さらに、解説を行った機体は作例も製作! 今回は、プリンセスのAXタイターニアとAXオベロン。簡単ミキシングでの作成をコンセプトに、フクダカズヤが製作しました。誰でも作れるようにほぼ、パーツの組み替えのみでまったく別の機体に生まれ変わるその様子をご覧ください!

 

 

 


(ほぼ)パーツ組み替えだけで、まったく新しい機体を作る!

作例記事:合体ワザ「サマーナイトドリーム」

こんにちは、フクダです。

4回目の更新、最終回はAXタイターニアの高速飛行形態と合体技「サマーナイトドリーム」発動形態の紹介です。

 

シェイクスピアの作品「真夏の夜の夢(夏の夜の夢)」に登場する妖精王オベロンと妖精妃タイターニア。シェイクスピアの作品をご存知ではない方でも、ファンタジー系の物語やゲームのファンの方ならば聞き覚えのある名前ではないでしょうか。

 

AXタイターニアは、高速飛行形態に変形することができます。妖精といったキーワードから、いわゆる戦闘機のような前衛的な容姿ではなく、ファンタジー世界の乗り物のような雰囲気にしています。

 

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▲AXタイターニアの高速飛行形態。

 

頭部は首のポリパーツごと外し、エアマスターが持つ胴体の変形機構はそのまま使用しています。ヒザ関節を曲げる、つま先をたたむ、手首を外す、といったオーソドックスなギミックで、掲載されている写真をご覧になれば容易に理解できると思います。

 

機首は前方に展開はせず背中側に置かれ、鼻先が短いのが特徴。翼のように配されたリフレクターも一部が展開し、一般的な妖精のイメージの4枚羽にしています。前回プリンセス機として製作したクランシェ★アスタほどではありませんが、どことなくコミカルな印象を持たせています。

 

 

そして合体ワザに!

千葉先生よりプリンセス機は2体にしたいというご提案があった時、同時に「連携技も欲しい」というご要望もありました。元キットのダブルエックスとエアマスターですら連携技というものはないので「久しぶりに無茶ぶりがきたぞー(嬉)」と思いまして(笑)。

 

当初は、ツインサテライトキャノンを展開したタイターニアの前にライフルを構えたオベロンを配置して一斉射撃をする提案をするつもりでいましたが、それは非常につまらないな、と考え改めました。

 

戯曲のタイトルがそのまま技の名前となった「サマーナイトドリーム」。実は洋ラン、デンドロビウムの品種の中にも同様の名前の植物があります。大きな花びらを持つ白い花なのですが、高速飛行形態のAXタイターニアがそのまま6枚のリフレクターを展開した姿に通ずるシルエットだなぁ、と。その花と“とある元ネタ”をヒントに合体形態を考えました。

 

_mg_6536▲サマーナイトドリーム。高速飛行形態のAXタイターニアはツインサテライトキャノンを前方に展開。リフレクターも6枚羽の状態で展開させます。胴体を反らせ、腕は逆関節に曲がりツインサテライトキャノンと平行にバスターライフルを構えます。機首は前方に移動してバイクのカウルのようになります。AXオベロンはタイターニアの肩口にあったハイパービームソードのグリップを握り、バイクに搭乗するような姿勢をとります。タイターニアの足首を曲げて隙間をつくり、そこにオベロンのヒザアーマーをセット。実際に固定されているワケではないのですが、あたかもそこにラッチがあり固定されているといったように見せています。

 

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▲サマーナイトドリーム前面

 

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▲真横から

 

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▲後ろから

 

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▲AXオベロンが、AXタイターニアの肩に装着されたビームサーベルの柄を、ハンドルのように握っています。

 

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▲AXオベロンのヒザが、AXタイターニアの足首に接続されています。

 

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▲後方から。2機の脚部の接続がよくわかります。

 

前述した“とある元ネタ”とは以前ボクが電撃ホビーマガジン誌で作例を担当した「百万式アメイジング」です。赤に塗装された本機は独自の飛行形態へ変形し、当時同ページで百万式の色変え作例を製作されたマイスター関田さん(D-Rではクロスボーン・ガンダムX2ジュリアを担当)の「百式(風)」と合体できるように設定しておきました。「飛行形態を手で持って、胴体が連結している状態」なのですが合体しているようにみせているものです。

 

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▲こちらが、百万式アメイジング(製作:フクダカズヤ)。これを……

 

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▲百式(風)(製作:マイスター関田)と合体させて……

 

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▲この状態に!

 

この発想を少し発展させ、バイクに搭乗するような形で2体が合体した姿がサマーナイトドリーム発動形態となります(ちなみに百万式アメイジングと百式(風)は発売中のガンダムビルドファイターズD立体作例集CompleteFileにも掲載されていますので併せてご覧ください)。

 

以上でAXオベロン&AXタイターニアの紹介は終了です。

 

「2体のガンプラをミキシングビルドして比較的簡単な工作で再現可能なこと」というテーマに加え、自分なりにアイデアを詰め込んでみたつもりでしたがいかがだったでしょうか。

 

新しい年も始まり、いよいよガンプラの改造に挑戦してみようかなー? というきっかけになれれば幸いですね。

 

思い出せばボクも高校生の時、新年を迎えコンプレッサー式のエアブラシを購入して新しい気持ちでガンプラづくりを始めたっけなぁ……(しみじみ)

 

 


コラム

ミキシングでオリジナルMSを作るヒント

今回のミキシング作例、検討段階では父カルロス・カイザーに倣い宇宙世紀作品(以下UC作品)内からキットを選択する考えも実はありました。ミキシングとは違う話題になってしまいますが血縁関係で同作品内のガンプラを使用するのはマッケンジー祖父・孫がすでにその関係にあります。

 

一方で、ガンプラも新製品となる「ルナゲイザーガンダム」はUC作品の百式に非UC作品のスターゲイザーガンダムの要素を取り入れた「作品枠を越えたミキシング」が特徴で、そのデザインが見事に調和されていることが非常に興味深いです。

 

AXオベロン、AXタイターニアは『新機動新世紀 ガンダムX 』に登場した主役級ガンダムという非UC作品内でミキシングしています。前作クランシェ★アスタはガンダムXではありませんが、非UC作品にあたりますので、今回は「非UC作品内でつくる」という統一感を設けました(あくまでフクダ個人の考えでプリンセスに関するオフィシャル設定ではありません)。

キャラクターと使用するガンプラの関係性、またデザインの経緯など、ビルドファイターズではそのような視点や思考が楽しめますし、実際にオリジナル作品を製作する際「どのパーツを使うか?」と迷った時のヒントのひとつとして参考になると思います。


 

 

関連情報

 

(c)創通・サンライズ・テレビ東京


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