ビルトビルガーの相方“ビルトファルケン”を作る!<第2回>~腕部/脚部形状修正~【電撃スパロボNo.094】

更新日:2017年3月15日 18:54
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「電撃スパロボ!」第91回目に引き続き、「ビルトファルケン」を制作中です。前回は頭、胴体、腰までプロポーションの改修を行いましたが、今回は腕、脚の形状を同様に進めていきます。

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▲「ビルトファルケン」1/144スケールプラスチックモデル。価格:2400円(税抜)。※現在店舗在庫のみ。

 

※これまでの製作過程は、以下のバックナンバーをご覧ください。

第1回:ビルトビルガーの相方“ビルトファルケン”を作る!<第1回>~プロポーション変更~【電撃スパロボNo.91】

 


1/144 ビルトファルケン② 腕部/脚部形状修正

製作・文:KuWa(FRAMEOUT MODELS)

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ビルトファルケンのキットは男らしいマッシブなプロポーションなので、女性パイロットであるゼオラが乗っている機体にふさわしい女性的なモデル体型を目指そう!と、キット改造をはじめました。前回はまず全体的なプロポーションの変更のため、頭部・胴体の形状修正と股間取り付け位置変更などを行い、細身でスラッとした印象に近づきました。今回は腕と脚の形状修正でさらにスマートなプロポーションに矯正したいと思います。

 

①腕

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キットの腕は全体的に細く角ばった印象ですが、設定画を見るともう少しふっくらとした丸みのある形状に描かれています。設定画のイメージを取り入れつつ柔らかく抑揚のある形状に手直ししていきます。

 

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修正は図のように進めます。以下、番号に合わせて順に説明していきます。

 

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①肩上部の白い部分は上に向かって絞り込むように左右から削って丸みを強くします。

 

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②キットではバンパー部分は板状になっていますが、設定画に合わせて正面と外側の側面を斜めに削り込んで写真のa面とb面の2面構成に変更します。エッジはギリギリまで薄くしました。

 

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※左が加工前、右が加工後
④前腕も設定画に合わせてヒジの濃い青の部分を小さく、⑦外側のカバーを丸みを強くするために削りました。⑥またソデを絞り込んでいるのが2枚めの写真でわかると思います。

 

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削っただけでは丸くしきれなかったので⑦外側のカバーに、また⑤前腕中央部も抑揚を付けるためにポリエステルパテを盛りました。ポリエステルパテはいきなり盛らず、ある程度キットのまま加工してみて足りなかったときにだけ盛るようにすると精度がだしやすいです。

 

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※左が加工前、右が加工後
③二の腕にもポリエステルパテを盛って太くして腕部分の形状修正は完了。比較してみていかがでしょうか。肩のバンパーの加工や前腕の濃い青の部分を削り込んでアウトラインがスッキリしつつ、二の腕を太くしたり前腕に丸みを付けたことでふっくらとした印象に変わりました。

 

②脚部

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キットはメリハリの効いた力強いスタイリングの脚ですが、設定画ではかなりスリムに描かれているのがわかります。また足首も小さく女性のハイヒールのような形状です。キットを活かしつつもこうした設定画の雰囲気を盛り込むことで、よりスマートさを出していこうと思います。また写真では膝のところで仮に伸ばしていますが、このぐらいの長さに延長しましょう。

 

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修正は図のように進めます。パッと見、大改造ですね。大まかに、太ももで脚の長さを延長し、膝パッドとくるぶしユニットを小さめに、足首もサイズ・幅ともに小さくします。以下、番号に合わせて順に説明していきます。

 

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①太ももは上下をそれぞれ接着し、下部分の中央を切り欠いて付け外し出来るようにします。それを1.5ミリ程度浮かせて組み合わせて延長、隙間にポリエステルパテを充填します。

 

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※左が加工前、右が加工後

②③膝下を大まかにカットして組み合わせてみました。ふくらはぎを分割して角度を変えて加工することで、延長とふくらはぎ部分の丸みを抑制する算段です。膝パッドも角度を変えただけですが、少し小さくなったように錯覚しますね。

 

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②膝パッドは上部をカットしてくさび状にポリエステルパテを充填して角度を変えます。また元の形状から削り込んでパーツ自体を小さくします。

 

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②③④の加工の済んだ腿、膝パッド、脛を組み合わせたところです。脚は全体的に長くなり、膝パットが細身になったことでスリムに、ふくらはぎも膨らみの頂点が中央付近から上に移ったことでスタイルがよく見えるようになりました。大改造にも見えましたが、基本的にはカットと隙間の充填で大幅な形状修正はありません。いきなり切り刻んだり、パテを盛り始める前によく検討すると、意外な抜け道や解決策が見つかったりしますよ。

 

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⑤くるぶしユニットの小型化ですが、まず正面の幅を狭めるために中央部分をカットして内側に折り曲げます。そこにポリエステルパテを充填した後側面を削り込み、上下もカットしました。すべての面にヤスリを掛けて少しふわっとした柔らかい形にしています。さらに、足首を前進させるため、内蔵のポリキャップの取り付け位置を前進させました。ポリキャップを固定する前の板を切り取って新たに作り直しています。

 

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※左が加工前、右が加工後

⑥⑦足首の加工です。基本的につま先を細く小さく、かかとをピンヒールのように先細りに加工します。まず、つま先の側面を垂直に近くなるぐらいまで削り、内側の土踏まず部分も薄くなるよう削りました。かかとは前後左右とも削り、また取付部のグレーのパーツも加工して、つま先とかかとの位置を近づけています(写真a)。あとは設定画を見ながら脚の甲の白と青いパーツも写真の赤いラインのように角度を強調するように加工しました(写真b)。

 

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さて、脚部の完成です。改修による違いをご覧ください。なお足首の写真にも載っているのですが、くるぶしユニットを小さくしたことで足首の露出が大きかったので足首可動用のボール軸を削って少し下げています。

 

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腕と脚の形状修正が終了しました。左半身だけ改造したパーツに替えて組み立ててみましたが、いかがでしょうか? 各写真で右半分、左半分だけ見てバランスの違いなどを見比べてみるとオモシロイと思います。

 

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以上で第2回は終了です。プロポーションにまつわる形状修正はこれにて完成。この後は本体の仕上げの前に、まずは背部ユニットでしょうか。それでは次回もよろしくお願いします。


 

前回に引き続き、コトブキヤ「ビルトファルケン」作例第2回をお送りしました。次回はバックパックの作成です! ウイングの展開ギミックをどうやって再現するのか……。乞うご期待です!

 

DATA

ビルトファルケン

  • 1/144スケールプラスチックモデル
  • 全高:約16.5センチ
  • 価格:2,400円(税抜)
  • 発売中
  • 発売元:コトブキヤ

※現在店頭在庫のみ

 

関連情報

 

(C)SRWOG PROJECT


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