オーディションの思い出からアニメ後半の見どころまで!初のキャラソンに挑んだ『フレームアームズ・ガール』キャストインタビュー!

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テレビアニメ『フレームアームズ・ガール』のエンディング主題歌「FULLSCRATCH LOVE」が2017年5月24日(水)に発売となりました。コトブキヤが展開する同名のプラモデルシリーズをテーマに、模型初心者の少女・あおと人工知能以上に高度な人工自我・AS(アーティフィシャル・セルフ)を搭載したフレームアームズ・ガールたちとの日常を描く本作。見ていてほっこりするような日常パートと手に汗握るバトルパート、その両方から多くのファンより支持を受けるアニメです。

 

 

このたび、電ホビでは「FULLSCRATCH LOVE」の発売に合わせ、FAガールズとしてテーマソングを歌った轟雷役の佳穂成美さん、スティレット役の綾瀬有さん、バーゼラルド役の長江里加さんにインタビューを敢行。オーディションの思い出からキャラクターへの想い、3人とも初挑戦だったというキャラクターソング収録にまつわるエピソードなど、盛り上がった鼎談の様子をお届けしましょう!

 

――本日はよろしくお願いします。まずは、オーディションの思い出から教えていただけますか?

佳穂成美さん(以下、佳穂):はい。このオーディションは声優としての経験も浅い時期に行われたものだったので、正直に言うと緊張しましたの一言につきます。後からオーディションは3日間にわたって行われていたことを聞いて、それだけたくさんの人の中からそれぞれの役に本当にピッタリな人たちが選ばれていて、その中に自分もいるんだということがとてもありがたくて嬉しかったです。

▲轟雷役・佳穂成美さん

 

――オーディションで受けたのは轟雷役のみでしたか?

佳穂:私は、轟雷だけでした。

 

――セリフを読み上げた時の気持ちは?

佳穂:とにかくもう、ずっと緊張していたので、セリフがうんぬんっていうよりも「後ろにたくさん人がいる!」とかそういうことであっぷあっぷでした(笑)。なんだろう、全部印象的で、全部緊張してって感じでした。

 

――ご自身では、どんなところが轟雷役に選ばれた決め手だと思いましたか?

佳穂:最初は無垢な感じで演技していたら、「元気にやってみて」とディレクションを受けて。なので、練習してきたものは一旦忘れて元気で明るく振り切ったお芝居に変更しました。今思い返すと轟雷はどんどん成長していくキャラだから、それがマッチしていたのかも知れません。

 

――ありがとうございました。綾瀬さんはいかがですか?

綾瀬有さん(以下、綾瀬):実は、私は轟雷役で受けていたんです。

▲スティレット役・綾瀬有さん

 

長江里加さん(以下、長江):轟雷しか受けてないんだよね?

 

綾瀬:そうなんですよ。個人的には私、どちらかというと当てにいくキャラに沿う感じの芝居をすることが多かったんですね。今まで。私が最初に想像した轟雷は低い声でぼそぼそとしゃべる感じだったんですけど、「もっと自分を出していこう」とその時は珍しくチャレンジしてみました。その結果、スティレット役をいただくことができたので、あれが良かったのかなって今は思います。

 

――オーディションでは「スティレットのセリフも読んでみてください」とか、そういうこともなく?

綾瀬:なかったです。なので、スティレット役に決まったとお電話があった時は「ん!?」って動揺しました。「受けてないですけども!」って(笑)。

 

一同:(笑)

 

綾瀬:で、監督は飲みの席で「綾瀬さんのそのヘッポコ具合がスティレットにすごく合っている」と仰ってました(笑)。後日、そう言っていただけてすごく救われましたって話をしたら「覚えてないけど、確かにそう思ってるよ」とも。

 

――スティレットはかなりの愛されキャラになりましたよね。

綾瀬:そうなのかな? 良かった!

 

長江:うん、愛されてるよ。

 

――では続いて長江さん、オーディションの思い出があれば。

長江:私もオーディションでは別の役を受けていました。スティレットだったんですけど。生徒会長みたいなイメージで臨みましたね。

▲バーゼラルド役・長江里加さん

 

――バーゼラルドじゃなかったんですね。なんだか意外です。

長江:私がいつも担当したりオーディションを受けるキャラって、ほんとバーゼみたいな子ばっかだったので、私もなんでスティレットなんだろうって思ってました。マネージャーがスティレットを選んで申し込んでくれたんですけど。だから私も初の試みだったんですよ。

 

――そういう理由だったんですね。
長江:オーディションでセリフを読んだ後に自己PRの時間があって、普段通りに「長江里加です!プラモ作ってます!」ってアピールしたら「キミ元気だねぇ」って言われて(笑)。プラモ作ってるのも珍しかったみたいで、その流れで「その元気な感じでバーゼラルドのセリフも読んでみてよ」って。なので、私は実質2役受けたことになるのかな。

 

――そんなエピソードが……。

長江:セリフはその場で初めて見たんですけどね。そういうこともあって、自分を素材として選んでくださったのかなと思って、すごく嬉しく思いました。

 

――役を射止めるまでそれぞれにドラマがあったキャラクターですが、ここからはそんなキャラの印象をトークしていただこうと思います。轟雷の印象はいかがですか?

綾瀬:イノセントガール! 無垢ですよね。

 

長江:そうそう。轟雷は何も分からない状態で起動するんですけど、そんなまっさらな状態だからこその純粋さがかわいいなって。キュンとする!

 

綾瀬:徐々に感情を覚えていく様が良いよね。

 

佳穂:もうほんと、その通りだなって思います(笑)。

 

――続いてスティレットいきましょう。

長江:ツッコミがこの子しかいないから……ほんとありがとうございます。

 

一同:(笑)

 

長江:……っていつも思ってるのと、ドジっ子でヘッポコというポンコツな感じが有ちゃんとほんと合ってて。もう有ちゃんを見るとスティレットが浮かぶくらい似てます。

 

綾瀬:他の人に「パッと見ちゃんとしてそうなのにポンコツなのが似てる」って言われましたー!(笑)

 

長江:ちゃんとしてるんだけどね、2人とも。でもポンコツ具合が、なんていうんだろう……。

 

綾瀬:(役を)もらった時には「どうしよう、私できるかな!?」って思ったけど、似てるっていうのはなんか分かります(笑)。

 

佳穂:私はもう、これはバーゼにも言えるんですけど「飛べていいな」ってずっと思ってて。アフレコ中はずっと羨ましかったです。

 

綾瀬:あはははは。

 

長江:でも、その何も知らないからこそ、羽がついてないから飛べないっていう固定概念を外して……。

 

佳穂:どこどこ?

 

――第1話のジャンプするシーンですね。

佳穂:ああー!

 

長江:岩を使ってジャンプして飛ぶっていう発想が、やっぱり無垢だからこそできることなんだなって。

 

――スティレットは、この後最終回までに新たな属性がついたりしますか?

綾瀬:ないですかね。彼女は唯一の常識人だから、ずっとツッコミを頑張ってて。ただ轟雷に対する愛情みたいなのはあるよね。あと、バーゼに対する仲の良さもよくよく見るとあると思います。

 

長江:んー、確かに。結構バーゼと一緒にいること多いかもね。

 

綾瀬:そうそう。多いし、きっと好きなんだろうなって。この2人のことは、口には絶対出さないけどちょっと好きなんだと思いますよ。

 

長江:ツッコミ役だし、かまってくれるから皆ついていきたくなるっていうか。だからスティレットの周りにいっぱい人が集まるのかな。人じゃないけど……(笑)。

 

綾瀬:後半でもとにかくツッコミしてます! ツッコんでないセリフだと「ああ、ビックリマークがついてない!」みたいな。でもボケもしてて……。

 

長江:してたっけ?

 

――第3話でバーゼとウドラを間違えてたシーンですね。

綾瀬:そうです。「バーゼ!バーゼ!?」って。

 

佳穂・長江:ああ~

 

長江:あれは意外だったね。

 

綾瀬:彼女がボケると誰も突っ込まないから、ボケが分からない(笑)。

 

――そういう時は轟雷に頑張って欲しいですね(笑)。バーゼラルドはいかがでしょうか?

佳穂:私、緑の目と金髪っていうキャラが好きだったんで「この子の声は誰だろう誰だろう」ってずっと気になってたくらいで、一番好きなキャラでした。今はもうなじんで、憧れから身近な友達って感じです。

 

――佳穂さんと長江さんは『フレームアームズ・ガール』が始まる前からお友達だったんですよね。

佳穂:そうなんです。だから、バーゼ役が里加ちゃんだと聞かされた後すぐに連絡しました。「本当に!?」って(笑)。

 

――バーゼは珍しいキャラですよね。いわゆる「アホの子」かと思いきや、実は知識も豊富で頭がいいという。

綾瀬:確かに。「あれは何ですか(轟雷)」「知らないわよ!(スティレット)」「◯◯だよー(バーゼラルド)」みたいな感じで言ってて。

 

佳穂:物知りだよね。

 

長江:珍しいんですかね?

 

綾瀬:私の印象は「かわいい」です!

 

長江:分かる。だって私もアニメ見て「かわいい~」って思ってるもん。

 

一同:(笑)

 

佳穂:あと、変身バンクが一番かわいい!

 

長江:一番? ありがとう! って私描いた訳じゃないや(笑)。

 

佳穂:バトルに関しては皆シャキーンってカッコいいことが多いから、余計にそう感じるのかも。

 

――3人から見て、あおはどんなキャラですか?

長江・佳穂:「ぽやん」ってしてる。

 

綾瀬:私はすごく、母親的な器の広さを感じています。

 

佳穂:でも、あおちゃんくらいの友達がいたらちょうどいいなって思います。ちょっと武希子だとキツいなって(笑)。あおちゃんくらいだとちょうどいい。

 

綾瀬:友達にちょうどいいって何!?(笑)

 

佳穂:だって武希子もさ、1話でさ、「ごめんごめん今日ちょっと行けなくなっちゃった~」って急なドタキャンをさ、「うんいいよー」って言ってくれるのあおちゃんしかいないと思う。

 

長江:やっぱ優しいから。

 

綾瀬:器が大きい!

 

長江:ふとっぱらー

 

佳穂:そんな友達欲しい……

 

綾瀬:唐突にうちら(FAガール)が来ても受け入れてくれてね。追い出さないしね。

 

――あおは今後、心境の変化はあるんでしょうか?

佳穂:結構大事なお話の収録をする時に、「ここは普段通りでいいんですか?」ってあお役の日笠さんが質問していたんですけど、「あおちゃんはほんとに普段通りでいいです」って。結構バトルが激しくなっても、あおちゃんがいるからあまりギスギスした感じにはならないんですよね。

 

――あおが日常の象徴として存在しているからっていうことでしょうか。

佳穂:あおちゃんって何かあった時、「やめてよ」と言いに行くんじゃなく「どうして?」って聞きに行くんですよね。

 

綾瀬:監督が「あおは成長しないキャラクターだから」と仰っていたのを聞いていたので、だからこそ感情の振れが出てきた時にウッときましたね。「あおちゃん、こんな表情するんだ!」っていうのがすごくきました。

 

長江:本当に後半の後半ですね。

 

佳穂:あおちゃんだけでなく、皆盛り上がる感じだと思います。後半は。

 

――アニメの舞台はコトブキヤの本社がある東京都立川市がモデルになっています。何か立川にまつわる思い出はありますか?

綾瀬:この間行ってきたんですよ!

 

長江:3人でね。

 

佳穂:でもヤギがいなかったからまた行きたい……。

 

長江:(話が)飛びすぎじゃない?(笑)

 

佳穂:ごめんごめん、ヤギの話したすぎて。

 

――ヤギについては後ほど詳しく伺うとして、どういった経緯で立川に?

綾瀬:ラジオの収録が終わった後に「あれ、時間あるじゃん!今から行けるんじゃない?」って。

 

長江:そう、『駅メモ!』をしに行きました。

 

綾瀬:『駅メモ!』さんっていうコラボさせていただいてるゲームがあるんですけど、それもできるし行こう! って3人で電車に揺られて行ってきました(笑)。

 

佳穂:あとカフェ!

 

長江:まずコラボカフェに行き、それぞれの(キャラの)ドリンクを飲み……。

 

綾瀬:そしてフラッグが飾ってあるんですけども町並みに。「はー♡」って言って写真を撮り……。

 

長江:そうそう、そのあと伊勢屋に。

 

綾瀬:伊勢屋さんっていう、劇中で出てくるいなり寿司が食べたいねって行ったら、どうもアニメの反響で売り切れてしまってて。

 

長江:聖地になって、人気なんですよね。

 

綾瀬:食べられなくて残念だけど、でも嬉しいねって言いながらね。

 

――いなり寿司って、あおがよく食べてるやつですよね。

綾瀬:そうですそうです! あとは、さっき言ってたヤギ……。

 

――気になってました(笑)。ヤギって何ですか?

佳穂:立川に、除草作業をしてるヤギがいるらしいんです。柵の中にヤギを放し飼いにしてるんですけど、行った時にはいなくて。スタッフさんからヤギの写真を見せてもらって「うわ~ヤギだ~!」って楽しみにしてたんですけど……。ヤギ見たい!(笑)

 

――知りませんでした。アニメにもヤギが出てくるんですか?

佳穂:出てきます。3話で、あおちゃんがヤギと遊んできて「うわーきっちゃなーい」って(笑)。

 

長江:よだれまみれにされちゃうんだよね。

 

綾瀬:あおちゃんがヤギに舐められて帰宅するんですよね。

 

――あれ、ヤギが原因だったんですね。

長江:あとは、ウドラ見たね。

 

綾瀬:そう、コトブキヤさんの本社にウドラがあって、それ見て写真撮って。

 

――ウドラって、第3話でスティレットがバーゼと間違えた白いヤツですよね?

綾瀬:そうですそうです。「ここアニメで見た!」とか言いながらね(笑)。

 

長江:最後はいなげやに行って「ピヨピヨ~」の音を聞きに行きました。

 

佳穂:そう、わざわざ中に入って(笑)。

 

――ガッツリ聖地巡礼してますねぇ

綾瀬:そうなんです。普通に楽しんじゃったよね。『駅メモ!』しながら。

 

長江:で、そのあとバスに揺られて帰った。

 

――エンディングテーマを歌うのはどのタイミングで知らされたのでしょうか?

佳穂:ことが進むのが割とドドドって感じだったので、いつっていうのはあまり記憶に残っていませんね(笑)。

 

綾瀬:ですね。歌うというお話は聞いていたんですけども、それがエンディングだってことは後々聞かされてうわーって感じだったよね。

 

――レコーディングで難しかったこととか、逆に上手くできたことはありますか?

佳穂:私は歌を収録することも初めてだったので、難しいと思っていることがすごく悪いことのような気がしてて。こんな重い気持ちでいたら、楽しく歌っている人に失礼かなと思ってたんですけど、実際にスタジオに入ったら「この歌難しいから大丈夫だよ」って言われたんです。「じゃあこの気持ちは間違いじゃないんだなー」と思って、それでちょっと気持ちも整理されて歌えたなっていうのはあります。

 

長江:難しかったことは、結構オケが凝っていて、何て言うんだろう……結構暴れてるんです。音楽が。

 

綾瀬:そうなんです。ドラムが結構いい感じでして!

 

長江:すごい暴れているので、そこについていくのがすごい大変だったって感じですかね。

 

綾瀬:まだ収録始まってちょっとだったしね。

 

長江:うん、ちょっとだったね。キャラソンを歌うのも初めてだった。

 

綾瀬:そうそう、初めてだった。

 

――そうなんですね。

長江:みんなキャラソンが初めてで、自分の役のまま歌うっていうのがものすごく難しかった。

 

綾瀬:音もね、高かったり低かったりで、キャラを守りながら上も下もやって、でなおかつ楽しそうにっていうのに結構苦心したかなというところはありますね。

 

――手探りで作り上げたという感じなのですね。

綾瀬:スタッフさんが本当にすごく頑張ってくださったんだろうなと。感謝の念しかないです。

 

――レコーディングの時に受けたディレクションで印象に残っているものはありますか?

綾瀬:私はツンデレで、あと元気でって言われました。ツンデレで元気のツンの出し方を悩んでいたんですが、出来上がったものを聞かせていただいたらスティレットになってるなと。……なってた?

 

佳穂・長江:うん!

 

綾瀬:良かった!

 

――佳穂さんはいかがですか?

佳穂:えーっ、なんだろう。ちょっと今思い出してます。

 

綾瀬:ウィスパーでって言われてたよ。

 

佳穂:そうだ!

 

長江:結構この子、元々の歌い方がロックなんですよ。

 

――えーっ!?

綾瀬:声を張った方がカッコいい曲ではあるんですけど、轟雷がね? 優しい感じというか無垢な子なので。

 

佳穂:そう、そんな感じです!

 

一同:(笑)

 

佳穂:さっきの(綾瀬の)話に少し被っちゃうんですけど、自分で歌うのでも難しい曲をさらにキャラでっていうのがすごく難しくて。とにかく難しかったという印象がすごく残ってて、レコーディングの後はすごく落ち込みました。でも、今では素直に「難しかったな、あの曲」って思えるので、いい思い出です。

 

綾瀬:でも、出来上がったCDを聞かせていただいた時に「やってる時は大変だったけど、こうやって曲を聞くとすごくいいよねほんとお気に入り!」ってなるちゃん言ってました(笑)。

 

――最後まで悩みながらのレコーディングだったけど、完成した曲を聞いて納得できたという感じですかね。

佳穂:そうでしたね。正直そうでした。

 

――長江さんはどんなディレクションを受けましたか?

長江:うーん……。

 

綾瀬:あれ好き! 切ないパートがあって、そこを切なく歌うように言われたらしいんですけど「バーゼはそんな子じゃないです」って押したっていう。めっちゃロックで好きあの話題(笑)。

 

長江:あっはっはっは(笑)。でもどっちも録りました。切なくって言われた方も録って、いい具合にミックスされてました。はい。

 

綾瀬:そのエピソード聞いて、「さすが里加ちゃん!」って感動したんですよ。素晴らしいーって。

 

長江:えーっ、素晴らしくない(笑)。私はなんだろう、バンドとかやってたので。

 

――えっ、そうなんですか?

長江:バンドを組んでいたので、音の構成とか作り方とかは聞いて分かりました。難しい曲ではあったけど、歌いにくいということはなかったので、最後まで楽しく歌えました。

 

佳穂:音程が分からないところがあると、2人とも里加ちゃんに「里加ちゃんちょっと!」って電話して教えてもらったり。

 

長江:録音したデータを送ったりもしたよね。

 

佳穂:それを聞いて2人で「うんうん」って(笑)。

 

綾瀬:(収録の)帰り道でさ、人気がなかったところで3人で歌ったり。

 

佳穂:で、「違う」って里加ちゃんに言われて音程直してもらう(笑)。

 

綾瀬:楽しかったよね。

 

長江:そう、楽しかった。3人で練習したって感じですね。

 

――そんな思い入れの深い「FULLSCRATCH LOVE」ですが、お気に入りのフレーズはありますか?

綾瀬:YesYes!GoGo!

 

長江:合いの手ですね。

 

綾瀬:合いの手楽しかったです。

 

佳穂:テレビサイズにはないんですけど、「視線かわしーあうー」っていう……

 

長江:Cメロみたいな。

 

佳穂:……ところがすごいカッコよくて私は好きです。

 

綾瀬:私も好き!

 

佳穂:なので、ぜひフルで聞いていただきたいです!

 

長江:ラジオやアニメでも、途中までしか流れないので早く全部聞いて欲しいなって。

 

――3人とも同じところが好きというのは気になりますね。

綾瀬:カッコいいんですよ切なくて。歌詞についても話し合ったよね。

 

長江:歌詞?

 

綾瀬:結構切ない感じの歌詞で、何か私が「(歌詞の)対象をマスターだと思ったらスティレットはしっくりきたよ」みたいな話をしたら、「えーっ!?」ってなるちゃんが。「じゃあ私は武器を対象にする!“あなたがいなくてさみしい”みたいなところを、武器だと思ったら轟雷はしっくりきた」って言ってて。

 

佳穂:その時にちょうど、エンディングの絵が線画か何かで上がって「あっ武器のことだったんだ!」って。それですごいしっくりきて。

 

綾瀬:そういう解釈の違いがあってね。面白かったね。

 

長江:なんかもう、サビ全部好きかもしれない。「0から100まで♪一緒に♪組み上げよう♪笑って喧嘩もして♪スペシャル仕様にしよう♪」っていうところとか。プラモを作る上での用語とかが組み合わさって、いい感じできゃっきゃうふふな歌詞になってるよね。

 

綾瀬:タイトル自体がそうだもんね。

 

長江:そうそう。「FULLSCRATCH LOVE」。

 

――さっき話にあがった、レコーディングのために3人で一生懸命練習したエピソードはまさに「フルスクラッチ」という感じでした。

綾瀬:カラオケで練習したりもしましたね、一緒に。

 

佳穂:でも、(練習が)終わった後に開放感から楽しくなって普通にカラオケで歌うっていう。

 

長江:まだ(カラオケに)入ってない「TinyTiny」をアカペラで歌ったりね(笑)。

 

――「フルスクラッチ」には手作りという意味もあると思うのですが、何か記憶に残っている手作りの体験などはありますか?

長江:やっぱり、3人で一緒にプラモデルを作ったことですね。

 

――それは『フレームアームズ・ガール』への出演が決まってから?

佳穂:そうです。里加ちゃんにつれられて……。

 

長江:いやもう、絶対作った方がいいって思ったので。多分皆も思ってたとは思うんですけど。

 

綾瀬:やりたいと思ってました。

 

長江:でもやっぱり初心者はやり方が分からないと思ったので、「一緒にやろう」って。

 

佳穂:引っ張ってくれる人がいて、有ちゃんと私っていう同じレベルから始められる友達もいて、すごく入りやすかったです。

 

――大事なことですよね。

綾瀬:そうですね。それに私、割と向いてることが分かりました(笑)。

 

長江:そうだね。すぐ塗装もひとりでできるようになって。

 

佳穂:うん、有ちゃんすごい!

 

綾瀬:昨日もひとりで、夜中に組み替えて遊んでました(笑)。

 

長江:今、私はバーゼの部屋を作ってます。この記事が出る頃にはもう完成してると思いますね。

 

 

――オープニングにも写っている、あの部屋ですよね?

綾瀬:そうですそうです。あれを里加ちゃんが作っていて。

 

長江:そう、再現して作りました。

 

綾瀬:完コピするの?

 

長江:うん、完コピする。駄菓子とかが結構置いてある部屋なので、実物の駄菓子を置いてみたりとか。

 

綾瀬:ジェリービーンズとかはどうしてるの?

 

長江:消費期限が短いから、写真を撮ったらすぐ食べてる(笑)。

 

――作ったのはご自身が演じる「フレームアームズ・ガール」ですか?

佳穂:プラモデルの再販が4月にかかったんですけど、そのちょっと前に行ったので売ってなかったんです。

 

綾瀬:売り切れ状態だったというのと、「フレームアームズ」にも触れておきたかったので、そちらのスティレットを作りました。色が結構ブルーなので、ガールの水色に近い色に塗装もして。

 

佳穂:普通の轟雷が売ってなかったので、私は轟雷10式を買って作りました。

 

綾瀬:あ、でも昨日轟雷買ったんだよね。「フレームアームズ」の。

 

佳穂:「フレームアームズ」の轟雷も探していたんですけど、どこに行ってもなくて。なので「もういいやイノセンティアが欲しい」ってずっと言ってました。

 

一同:(笑)

 

佳穂:そしたら有ちゃんが「轟雷ある!」って見つけてくれて。

 

綾瀬:たまたま通りがかったお店にあったんです。「これ珍しいよ!買おう!」って言って(笑)。

 

佳穂:私だけだと気付かずスルーしちゃってたと思うので、一緒にいてくれて良かった(笑)。

 

長江:私も「フレームアームズ」の方は最近作って。「フレームアームズ」のバーゼラルドにバゼ子をおんぶさせて写真を撮ったりして。

 

綾瀬:なんかお父さんみたいな気持ちがある。「フレームアームズ」に対して。

 

長江:そうそう。「フレームアームズ」は本当に親!

 

綾瀬:作れて良かったよね、お父さん。

 

長江:私もほんとに見つけられなくて。(「フレームアームズ」の)バーゼラルドが。やっと見つけた時はすぐ買いました。

 

佳穂:バーゼの色かわいい……。

 

長江:みんなガールもガールじゃない方もどっちも作りましたね。

 

佳穂:私、みんなに後押しされて「やってみよう!あ、意外とできた」っていう気持ちが4割なんですけど、残りの6割はあおちゃんみたいな気持ちもあるので「『キューポッシュ』楽だな~」っていう気持ちもあります(笑)。

 

長江:「キューポッシュ」かわいいよね。

 

綾瀬:3人横並びでプラモを作ってると、なるちゃんが「あー!」とか「うわー!」って言ってるのにここ2人無視(笑)。

 

長江:もう作業に没頭しちゃってて、「これどうするのー」っていう質問が全く聞こえない(笑)。で、有ちゃんが教えるっていう。

 

綾瀬:でも私の知識は里加ちゃんから聞いたものなので、3人の間で伝承が起こってるんですよ(笑)。

 

佳穂:なんか2人の吸収力があまりにすごくて、そのアクティブさにビックリしてます(笑)。

 

長江:そんな感じで楽しく作ってました!

 

――ここからは、アニメの今後について少し詳しくお伺いしたいと思います。後半の鍵を握るフレズヴェルクが登場しましたが、彼女は一体どんなキャラですか?

長江:僕っ子!

 

綾瀬:あとは、よく「脳筋」って言われてました。バトルがすごい好きな子で。

 

長江:会えばすぐバトルしたがる子ですね。

 

綾瀬:でもなんか、相手を倒そうってするよりは野球に誘うようなノリなんですよね。すごくかわいらしい感じで。

 

――後腐れがないというか、カラッとした性格なんですね。

綾瀬:そうそう、カラッとしてます!

 

――そんなフレズヴェルクが関わることで、物語はどんな風に変化していくのでしょうか。

綾瀬:まず、轟雷が初めて負けちゃうんですよ。

 

佳穂:轟雷はみんなと仲良くなるためにバトルするみたいなところがあるので、基本的にバトルは1回だけでした。でも、フレズヴェルクとは1回だけじゃなくて。

 

――終盤は轟雷とフレズヴェルク、2人の関係性に焦点が当たっていくようなイメージですか?

佳穂:そうですね。フレズヴェルクが登場してからは、それまでの轟雷中心の視点から、轟雷とフレズヴェルクが中心になります。

 

長江:フレズヴェルクが出て来ることによって、『フレームアームズ・ガール』の雰囲気がちょっと変わるんですよ。彼女の登場によって轟雷たちがどうなるのか、そこが見どころですね。

 

――それに対して、バーゼとスティレットはどのような関わり方になりますか?

綾瀬:特に私たちは変わらないです(笑)。

 

佳穂:フレズヴェルク戦前半の轟雷は結構ナイーブになってるんですけど、音響さんは「周りの子は普通でいいよ」って。

 

――そうなんですね。

佳穂:そうなんです。なので、轟雷だけがショボーンってしょぼくれてる感じになってるんですけども、他の人は普段通りです。みんな普段通りなのに、轟雷だけが普段通りにできない、みたいな。

 

長江:なんかもう、感情を学びすぎちゃったんでしょうね。感情を学んだからこそ、こういう風になっちゃう。一方のバーゼはみんなを振り回すイメージがあるんですけど、意外と逆で。振り回しているからこそ物語が進んでいったり、まとまったりします。

 

綾瀬:「彼女を支点に物語が始まっていくってことが多い」って言われてたよね。

 

長江:そういうきっかけになる子だと思うので、これからバーゼがどんな行動をするのかちょっと注目して欲しいなって思います。

 

――スティレットはいかがですか?

長江:スティレットはますますみんなからいじられるようになります(笑)。マテリア姉妹が来てからどんどんね。

 

綾瀬:なおかつツッコミも頑張り、本人にも多少ボケが入ってる。でも私は優しい子なのかなって感じてて。優しいから全部拾ってあげるし……。

 

長江:そうそうそう。

 

綾瀬:「なんなのよ!」って言うし、ダメな子がいると「ちょっと!」って言いたくなるんだろうなって。ツンツンしているところもあるんですけど、彼女の優しさとかいじらしさを感じます。

 

――それでは最後に、轟雷とフレズヴェルクが中心になっていく『フレームアームズ・ガール』ですが、そのなかでも特に注目して欲しいポイントを教えてください。

佳穂:今まで轟雷にバトルを挑んできた子たちって、負けてもそのままあおちゃんの家に一緒に住んじゃうような子たちで、轟雷とあおの関係に突っ込んでくることはなかったんですよ。でも轟雷に勝ったフレズヴェルクは「そんな生ぬるい場所にいるから負けるんだ。もっと自分とバトルして一緒に強くなろうよ」って。

 

――なるほど。

佳穂:それで轟雷は、どうしていいか分からなくなっちゃう。多分、その時点で感情を学びきっていればちゃんと断ることもできたと思うんですけど。「嫌」という気持ちもまだ持っていないので、その気持ちを伝えられずに、困惑したまま物語が進んでいきます。

 

綾瀬:そこからどうなるかがポイントですね。

 

佳穂:そう、見どころなんです。だから、アニメを見てください!(笑)

 

――後半に向けてますます盛り上がる『フレームアームズ・ガール』から、今後も目が離せませんね。本日はありがとうございました!

 

 

DATA

フレームアームズ・ガール

  • 2017年4月より放送中
  • 放送局:TOKYO MX 毎週月曜日25時05分~/BS11 毎週火曜日23時30分~/AT-X 毎週金曜日21時30分~ ※リピート放送:毎週月曜日13時30分~ 毎週水曜日29時30分~

 

 

関連情報

 

(C)KOTOBUKIYA / FAGirl Project


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