喜多村英梨さん&市来光弘さんに聞く「初めてお酒を飲んだ時」の思い出とは?『お酒は夫婦になってから』アフレコ現場インタビュー!

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小学館の「やわらかスピリッツ」で連載され、2017年10月3日(火)からはテレビアニメが放送開始となる『お酒は夫婦になってから』。PR会社で働く、無口だけど優秀な美人主任・水沢千里と、その夫である水沢壮良との日常を描きます。お酒で酔うと、素が出てとってもかわいくなってしまう千里と、その時に彼女が口にする「しふくぅぅぅ」というセリフがファンに親しまれており、原作コミックスは累計30万部を突破した人気作です。

 

 

このたび、アニメ第9話までのアフレコが終了したタイミングで、千里役の喜多村英梨さん、壮良役の市来光弘さんにお話をうかがう機会がありました! それぞれのキャラクターの魅力や役に決まった時の思い出、お酒にまつわるエピソードも飛び出したその一部始終をお届けします!

 

 

――それぞれが演じられているキャラクターについて教えてください。

 

喜多村英梨さん(以下、喜多村):私から見た千里というキャラクターは、一言でいうならとにかくかわいい! しぐさひとつひとつが小動物のようなかわいさです。個性としては、二面性という訳ではないんですがビジネスモードと壮良の前でのデレモード、2つの顔を持っています。その辺のメリハリの効いた、やる時はやる女、ダメな時はでれっとダメになるという、ダメ女なかわいらしさが愛くるしいキャラクターだと思いました。漫画を読んでいると、(クリスタルな洋介先生が)とにかく色んなパターンでかわいい“しふく顔”を描きたいんだろうなっていう、そんな見解でございます。

 

市来光弘さん(以下、市来):漫画を読ませていただいて、率直に思ったのは懐がデカすぎるというか。こんなに優しくて、ただ優しいだけではなく家事もできる、仕事もできるというパーフェクト超人です。容姿もかわいくてカッコ良くもある。これは先生がそういう男性に憧れているのだろうか……?

 

喜多村さん:憧れているのか、先生自体がそうなのか。

 

市来さん:壮良だけでなく、マサキもカッコよくてデキる男ですよね。

 

喜多村さん:(壮良は)懐がデカいどころか、ちょっと悟り開いてるクラスだよね。全てのちーちゃん(千里の愛称)を肯定する。大人としても男としてもステータスは高いよね。

 

市来さん:そうなんですよ。ただ甘やかすだけではない。そういう菩薩のような男です。

 

喜多村さん:菩薩です!

 

――役に決定した時の率直なお気持ちを教えてください

 

喜多村さん:「嘘だろざけんなよ!」って(笑)。総監督のひらさわさんが自ら千里のキャラクターについてだったり、スタッフさんや音響さんから欲しい千里の声というかニュアンスだったり、「しふくぅぅぅ」のバリエーションを細かくディレクションしていただいてからのオーディションという、とても丁寧な形でした。その時から「私じゃねーだろ」と(笑)。先生の絵の雰囲気や、酔ったちーちゃんの良さである甘さやナチュラルさが出せなくて、違うちーちゃんになってしまうんじゃないかという不安があって。それを素直に言ったうえで、「やる気はあるので頑張ります!」とオーディションを受けました。それで、セリフを言っている間にミキサールームから「うんうん」っていう声や大爆笑が聞こえてきて、「何が琴線に触れたんだこのスタッフさんたちは」と思いながら帰りました。そんな経緯で連絡を受けたので、あんまり実感がわかなかったのが率直な印象です。

 

――市来さんはいかがですか?

 

喜多村さん:もうこの役はね、俺のもんだと。

 

市来さん:そこまでは思ってないですけど(笑)。原作やオーディション原稿を読んだ時に、「やりたいな」と思える役でした。本当に勝ち取れて嬉しいなっていう思いがありましたね。彼にちょっとでも近づきたくて、オーディションを受ける前から何となくカクテルを作ってみたり。簡単なものですけれど。

 

喜多村さん:それが縁をつないだのかも知れない。作ろう! お酒作ろう!

 

市来さん:お酒作ってこう! これからも作ってこう! ……雑になりましたが、嬉しかったです(笑)。

 

――それぞれのキャラクターの魅力を教えてください。

 

喜多村さん:「言葉で感情を表現するのが得意な子ではないな」という印象で、それ故にわたわたしてたりどよーんってしてたり、表情が本当にかわいらしいです。私たちの息のニュアンスだったり、笑みがこぼれる演技だったり、ハッとした瞬間の気付きのアドリブといった細かいニュアンスもアニメならではのものに持っていって、作品の魅力を増幅させたいなと思っていました。お酒を飲んだ後のちーちゃんのぐだっと感というか、アニメならではのキャッチー・ポップ・キッチュな感じを、ちーちゃんの魅力に挙げてもらえるように演じています。

 

市来さん:僕は壮良の優しさだったり、包み込むようなところが原作でもアニメでも魅力的に感じていて。ただ優しいだけではなく、芯が強い部分なんかも原作では出てきていたので、そういった彼の魅力もアニメで見て取れるんじゃないかなと思います。

 

――本作に登場する中で、ご自身に似ていると思われたキャラクターはいますか?

 

喜多村さん:課長? 課長のぺらんとした感じ私かな?

 

市来さん:あのちょっと軽いノリの?

 

喜多村さん:っていうとCVの大巨匠に怒られちゃうけど……(笑)

 

市来さん:(石塚)運昇さんだもんね。

 

喜多村さん:課長かな私は。(市来さんは)壮良でいいんじゃない?

 

市来さん:壮良ほど完璧ではないですけど、もちろんあれぐらいの器の広さは欲しいですよね。

 

喜多村さん:壮良の声の人だもん。

 

市来さん:100%は無理ですけど、3%くらいは壮良に近いんじゃないかなって。

 

喜多村さん:100%中? 10%中じゃなくて?

 

市来さん:えっ……うん。

 

喜多村さん:だいぶねぇな!(笑)

 

市来さん:あるある! あんなのに1%でも近づける方がすごいでしょ!?

 

喜多村さん:そっかぁ。声の成分が3%ってこと?

 

市来さん:声が2%くらいで、あとの1%が内面……だといいなぁ。

 

――喜多村さんにお聞きしたいのですが、お酒を飲む前と後の演じ分けや、「しふくぅぅぅ」と言っている時はどんなことを考えているのでしょうか?

 

喜多村さん:初回のアフレコ時は、どちらかと言うとひらさわさんの「しふくぅぅぅ」に対するこだわりがすごくて。「おぉいしいぃぃ~!」って解き放つ感じや、しみじみ~としたパターンとか。尺の都合もあったんですけど、その辺りには細かく色をつけてくださっていたので、それに準じて技術的なところを乗っけていきました。今日のアフレコは2回目で、「悲しふく」といった応用編が出てきたんですけど、そこには細かいディレクションが入らず、事前に私が用意してきた芝居がそのまま通った感じでしたね。

 

――回が進んでいくごとに「しふくぅぅぅ」のバリエーションが増えるんですね。

 

喜多村さん:そうですね。そういった変化も楽しんでいただければと思います。ちーちゃんと壮良が別々に行動していても、ちーちゃんひとりで録りっぱなしというパターンも多いので、1ロールほとんどひとり作業ということもたまにあります。2人でイチャイチャしているシーンも別録りで、(市来さんと)お互いがお互いのイチャイチャした演技を見守るという口から砂糖を吐きそうなアフレコをしています(笑)。

 

市来さん:甘~い! ヴォォォォォ(吐くフリ)

 

喜多村さん:私はいつもミキサールームを睨みつけてますから。「これが欲しいんだろ!もうリテイクしねぇぞ!」っていう気持ちで臨んでいるので、甘々な喜多村の芝居をご堪能ください(笑)。

 

――市来さんは家ではどんな夫ですか?

 

市来さん:おぉう……。そうですね、僕はもうゲームばっかりやってるダメな夫ですよ。

 

一同:(笑)

 

市来さん:真面目な話、家事は半々にしてますし、子育てもできる限り参加しています。ゲームもできる範囲でしてますね。そんな夫です。もう許してつかぁさい。

 

――お2人が初めてお酒を飲んだ時の思い出やエピソードを教えてください。

 

喜多村さん:……ない!

 

一同:(笑)

 

市来さん:そもそも飲んだことは?

 

喜多村さん:それはもちろんあるけど、苦味と渋味が得意じゃなくて。ビールとかコーヒーが飲めないんですよ私。楽しく打ち上げするならコーラやオレンジジュースの方が好きだから……。市来さんは?

 

市来さん:僕はこれが一番古い記憶なのか分からないんですけど、養成所に通ってた時に、仲間で集まって家飲みをしていた時期がありまして。やんちゃに飲んでいたから、まぁ、ちょっとお戻しになられたとか。そんなことを今ぼんやり思い出しました。そこまで飲んじゃいけませんよ。ねぇ?

 

喜多村さん:そういう作品じゃないから! 綺麗な作品だからね!

 

――市来さんはオーディションを受ける頃からカクテルを作っていたというお話がありましたが、お気に入りのカクテルは見つかりましたか?

 

市来さん:本当に簡単なものしか作っていないので、コンビニで買えるようなワインとコーラを合わせて原作にも登場した「カリモーチョ」を作ったりとか。白ワインとジンジャーエールで「オペレーター」とかもあるし、本当に簡単なものを家で作ってみました。外ではジンジャーハイとかも飲むんですけど、甘いお酒が好きなのでその2つがお気に入りですね。

 

――最後に、放送を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。

 

喜多村さん:アニメでも、皆さんの「しふくぅぅぅ」な時間を彩れるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします!

 

市来さん:この作品はお酒の様々なレシピが出てきたりして、そういうのを僕みたいに作ってみていただきたいですね。原作ファンの方はご存知だと思うのですが、1話ごとにほっこりする展開もあれば甘い展開もね。

 

喜多村さん:氷砂糖を吐いてください。

 

市来さん:氷砂糖が「ヴォォォォォ」って口から出てくるような甘い展開が待ち受けております。それをあの喜多村英梨さんが!

 

喜多村さん:喜多村が。この喜多村がよ?

 

市来さん:この喜多村がよって(笑)。収録の時も、僕ニッコニコしながら聞いてますので。皆さんもニコニコしながら、壮良とちーちゃんを見守っていただけたらと思います。

 

 

 

DATA

お酒は夫婦になってから

スタッフ

  • 原作:クリスタルな洋介(小学館「やわらかスピリッツ」連載)/総監督:ひらさわひさよし/監督:橘さおり/キャラクターデザイン:花井柚都子/シリーズ構成・脚本:WORDS in STEREO/アニメーション制作:Creators in pack

キャスト

  • 水沢千里:喜多村英梨/水沢壮良:市来光弘/白石結:朝井彩加/桜井小春:仲田ありさ/ほか

放送情報

  • TOKYO MX:25時~/サンテレビ:26時~

配信

  • GYAO!:25時~

放送日

  • 2017年10月3日より毎週火曜

 

 

関連情報

 

(C)クリスタルな洋介・小学館/「お酒は夫婦になってから」製作委員会


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