食玩「スーパーミニプラ戦闘メカザブングル」が成形色を刷新！劇中カラーが勇ましい「アニメカラーver.」のサンプルをレビュー！

公開日：2018年3月3日 07:30

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電撃ホビー編集部

立ち上げからロケットスタートを見せ、ロボットアニメや特撮など幅広いモチーフでスマッシュヒットを飛ばし続ける人気シリーズ、「スーパーミニプラ」。今回、成形色やシール、塗装の追加などを果たしてリニューアルとなったのは、その記念すべき第1弾「スーパーミニプラ戦闘メカザブングル」！

ブングル・スキッパーとブングル・ローパーを1ボックスに収め、このために作られた完全新規のパッケージで販売スタートとなりました。もちろん、差し替えながらの変形・合体、良好なプロポーションと適度な可動で遊べる、プラキットとしてのバリューはそのまま。今回は主な変更点と、そのポイントを中心にサンプルレビューをします！

分割パッケージだった通常版とは異なり、今回はワンパッケージにブングル・スキッパー/ブングル・ローパーが入っています。このパッケージは完全新規で側面にはザブングルの完成見本写真が入り、なんともノスタルジック、かつ迫力ある仕上がりです。パチ組のザブングルを、余ったランナーと一緒にこのボックスにしまったときの多幸感、ちょっとヤバいです。

ザクっと組んでしまいましょう。リニューアルされたザブングルですが、プロポーションの良さは以前のものと全く変わらず、これぞザブングル。カラーリングはブルーが淡くなり、同時にホワイトは若干ブルーがかったものに。セル画、設定画のカラーをイメージした、やさしいカラーに仕上がっています。

今回はシールだけでなく、あらかじめ塗装が入ったのが大きな変更点です。頭部の口にあたる部分、胸の左、そして腰部のイエローがランナー状態から塗装済みとなります。

脚部では、膝のイエローに加え、通常版では再現されなかったスネとつま先のブルーがあらかじめ塗り分けられています。これはうれしい追加要素！

基本的な仕様をご紹介したところで、ポージングを楽しんでいきましょう。まずは代名詞的な、右手でライフルを構えるポーズ。すでに通常弾でご存じとは思いますが、バッチリ決まりますね……！

こぶしを突き出すカットも楽々。ハンドパーツは持ち手、平手に加えて穴のない握り拳も付属。穴のない握り拳は力感あるモールドで、このポーズとの相性は抜群です。

走る！　フロントアーマーの大胆な可動で、大きく足を出したポーズもお手のものです。

オープニング風に着地ポーズ。膝は大きく曲がりませんが、ニュアンスを掴んだアクションは十分可能、という、かつて開発者の方が語ったコンセプトを改めて体感できます。

背面ウイングを破損時のものへ差し替え、前腕部のタイヤハウスを取り外せば、ジロン・アモスが乗っていたサブザブングルへと変更可能です。

より力感の入ったポーズが決まるのは気のせいでしょうか。シルエットも変化するので、サブザブングルのシルエットが好み、という方もいらっしゃるのでは。

ライフルを両手でホールドするポーズも堂に入ったもの。「スーパーミニプラ」というジャンルを成立させた傑作だけあり、あらためてその素性の良さ、練り上げられたセンスと完成度には舌を巻きます。

上半身を分離して、ブングル・スキッパーへ。大胆な差し替えで美しいシルエットになります。

下半身はブングル・ローバーへ。脚部は地味ながらロックがかかり、ピタリと定位置に収まります。

車両形態でドッキングさせて、ザブングル・カーへ。連結部分で左右に触れるため、ちょっと表情を付けられます。

オフィシャルではないですが、ザブングル・カーからザブングルへの変形シーンも演出できたりします。

かつての1/144キットを彷彿とさせるワンパッケージで、クオリティは折り紙付き。童心に帰ってランナーの状態で塗装を施したくなるような、ワクワクさせてくれるアイテムとなっています。放映当時の1/144キットと並べてみたり、ちょい塗りや墨入れで休日を潰したくなる、素晴らしいキットです。このパッケージに塗料と接着剤の匂いを染みつかせて、カッコよく仕上げたザブングルをしまっておきたいですね。