「主の御業をここに！」優雅ながら凛々しさもあわせ持つ『Fate/Grand Order』ジャンヌ・ダルクを製品版サンプルで最速レビュー！

公開日：2018年6月1日 09:00

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撮影・文●白虎かなめ／編集●電撃ホビー編集部

全世界で大ヒットを続ける人気スマホRPG『Fate/Grand Order』より、ルーラー/ジャンヌ・ダルクを1/7スケールフィギュア化、そのボリュームと完成度で話題となったアイテムが遂にお届け開始となります。今回は2018年6月2日（土）の発売に先駆けて、ひと足先に製品版をレビュー！　記事後半には組み立てに関するアドバイスもあるので、購入した人は必ずチェックしてくださいね。

まず驚くのは箱のボリューム！　比較用の500mlペットボトルからその大きさが分かるでしょうか……。なんというか箱からも聖なるオーラが感じられる気がします（笑）。

箱からブリスターを取り出しました。半分近くを占める巨大な聖旗が圧巻です。ブリスターを取り出す前に、組み立て用の広いスペースを確保したほうがいいですよ。

ゲーム中のジャンヌは再臨状態によってデザインが変化しますが、フィギュアは第2再臨時の姿を再現。厳かな紫の衣装と重厚に輝く鎧で、プレイヤーにも人気の高い姿です。

宝具「我が神はここにありて（リュミノジテ・エテルネッル）」を両手で華麗に振るう姿。はためく聖旗は2本の金属棒とジャンヌの両手でしっかり固定されています。

上半身のアップ。優雅な女性の中に凜々しく勇ましさもあわせ持つ、ジャンヌらしい良い表情ですね。額の飾りの金属光沢がとても煌びやかです。瞳はクリアーコートされているので、光の当たり方によって自然なハイライトが入ります。

自らを拘束するように上半身に走る鎖。ただでさえ豊かな胸元が縛られ強調されて実に背徳的ではありませんか！

とにかく衣装と鎧の情報量が圧倒的で見飽きません。腰には剣「紅蓮の聖女（ラ・ピュセル）」が。鍔部分の入り組んだ構造も細かく造形されています。

原型を担当したのぶた氏は、しなやかなポージングや柔らかな布表現に長けた実力派原型師。量感あふれる胸元や肩など、布部分の柔らかく動きのある造形は必見。逆に鎧はデジタル造形でカッチリ仕上がっており、それぞれの質感の差異が素晴らしいコントラストを生んでいます。

購入時にぜひじっくり見て欲しい、この脚線美。顔以外で唯一肌が露出する太ももの見え加減も絶妙ですね！

後ろ姿も見所満載。ボリュームのある三つ編みの流れも美しいのです。

聖旗はただ板状のパーツを曲げたのではなく、美しく複雑に表面がうねっています。だからこの大きさでも間延びを感じません。さらに先端の紐の動きまで抜かりなし！

最後は箱と並べて。凜々しく厳かな雰囲気を感じさせる造形で、ジャンヌ本体だけでなく衣装や鎧など全ての部分に色気がある造形はまさに豪華。撮影の合間、つい時間を忘れて眺めてしまいました。貴方がサーヴァントのフィギュアを集めているならば、まさにフラッグシップとなる逸品です。予約した人は、ゆったり広い飾る場所（特に高さ）を確保して召喚の準備を！