「見ていってください、ガンダムは優しかったんです!」富野監督登壇のスペシャルトークやLUNA SEA生演奏も!「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」オープニングセレモニーアフターレポート(動画あり)
去る2020年12月19日(土)、ついに開幕となった「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」。実物大ガンダムが動く歴史的な瞬間を、すでにご覧になった方もいるのではないでしょうか。本稿では、開幕に先駆けておこなわれたオープニングセレモニーの模様をお伝えします。
“動く実物大ガンダム”プロジェクトを推進してきた「GUNDAM GLOBAL CHALLENGE」(以下GGC)代表理事・宮河恭夫氏の主催者挨拶で幕を開けた本セレモニーには、開催地としてプロジェクトを支えてきた横浜市長・林文子氏、そしてガンダムの生みの親であり、GGCリーダーでもある富野由悠季総監督も登壇。富野監督は「ガンダムはこの大きさで、おもちゃカラーで動いたからこそ、この動きが優しくて、気持ちがいいということを教えてくれたのです。そんなことは作ってもらわなければわからなかった。それを勉強させていただけたということを本当にうれしく思っています。見ていってください。ガンダムは優しかったんです!」と動く実物大ガンダムへの想いを語っていました。
そして挨拶終了後、いよいよ実物大ガンダムが起動! 光と音を交えた14分間の演出でしたが、特にガンダムが膝を曲げて眼前に迫ってくるときの挙動は圧巻です! 抜粋とはなりますが、ぜひとも動画をご覧ください!
※動画は画面が点滅する演出があります。ご注意ください。
動くガンダムの演出後には、LUNA SEAによる機動戦士ガンダム40周年プロジェクトテーマソング「THE BEYOND」の生演奏も。その後のトークパートでは富野監督、LUNA SEAのRYUICHIさん、SUGIZOさんが登壇。「僕は基本的にジオン公国民なのでガンダムよりはザクをと思っていたんですが、根源的な強さがあるというか、問答無用でガンダムに涙してしまいました。ジオンから連邦に乗り換えようかな」と語るSUGIZOさんに、富野監督が「乗り換える必要はないと思います。次はやっぱりザクをやりたい」と答えれば、SUGIZOさんがすかさず「50周年では動くザクを!」と返すなど、“全員神奈川県出身者”で会場を盛り上げました。
そして実物大ガンダムが「G-DOCK」へと格納されると、セレモニーも閉幕。翌日に控えるオープンに向け、さらに士気が高まる会となりました。
いよいよ開幕となった「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」。ぜひとも足を運び、“優しいガンダム”の挙動を目に焼き付けましょう!
DATA
GUNDAM FACTORY YOKOHAMA
- 開催期間:2020年12月19日(土)~2022年3月31日(木)
※施設メンテナンスのため、休業する場合があります。 - 営業時間:10時~21時(20時最終入場)
※時期によって営業時間が変更となる場合があります。 - 場所:横浜・山下ふ頭(神奈川県横浜市中区山下町 279 番 25)
(C)創通・サンライズ