原作30周年を迎える『クレヨンしんちゃん』の歴史を振り返る!4月16日(金)から渋谷にリニューアルオープンする東京アニメセンターの企画展をフォトレポートでお届け!

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取材・撮影・文●キャプテン住谷

アニメ・マンガ・ゲームの魅力を、DNP(大日本印刷)の情報加工技術・空間演出技術によって広く発信するための施設「東京アニメセンター」が、2021年4月16日(金)から渋谷にリニューアルオープンします。「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」として新生する本施設では、1~2カ月のサイクルで企画展を実施。その第1回に、原作30周年を迎える『クレヨンしんちゃん』が登場! 本稿では、16日のオープンに先駆けて行われた内覧会の模様をフォトレポートでお届けしていきます。

 

 

企画展エリアに足を踏み入れると、まずはVR技術によって立体視できるしんのすけがお出迎え。左右に走り回る元気な姿を見せてくれます。

 

企画展では、XR(VR・AR・MRなどの総称)を用いたガイドサービスも展開。専用アプリをダウンロードすることで、スマートフォンを始めとしたデバイスの画面にキャラクターが登場し、展示について説明してくれます。スクリーンショットもできるので、野原一家との記念撮影も可能です。

 

最初の展示エリアでは、壁一面に『クレヨンしんちゃん』原作コミックスの表紙がずらり。各巻の内容をダイジェストで展示しており、野原一家の歴史を簡単に振り返ることができます。

 

エリア中央には、原作者・臼井儀人先生の仕事机を再現したセットも展示。机に置かれたコミックスから螺旋状に立ち上るページによって、数多のストーリーがこの机から生まれたことを象徴的に表現しています。ページの表面には、ゆっくり移動していくしんのすけたち野原一家の姿が。静電気を利用することで、フィルムを動かすという技術が使用されているそうです。

 

もう一方の壁には、これまで原作コミックスに登場してきた数々のキャラクターたちがビッシリ。アニメでの出番が多かった酢乙女あいちゃんをはじめ、個人的に気になった「デルタフォース食品の部長」など、「こんなキャラいたな~」というノスタルジックな気分に浸れます。

 

その隣には、手書きの漫画原稿が本になるまでの過程を解説したパネルも。ここでは、臼井儀人先生による生原稿も展示されていました(撮影禁止ですが、特別に許可を得て撮影しています)。

 

奥へと進むと、しんのすけたちに着色されていく工程が大きなスクリーンで映し出されるエリアがあります。ここではネネちゃんたち桜田親子によく殴られている“あのウサギ”のぬいぐるみが吊るされていますが、お触りは禁止ですので悪しからず。

 

さらに奥ヘと進むと、テレビアニメにまつわる展示エリアにつながります。ここでは、これまでに放送されてきたアニメの一部を抜粋し、その元となった原作エピソードとあわせて紹介。壁面には、アニメの絵柄で描かれた野原一家の姿も確認できます。

 

こちらのエリア中央には、アニメ制作現場で使用されている机を再現したセットが展示されています。そのほか、4月23日(金)より公開予定の最新作『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』の台本や、原画の一部も展示。

 

最後のエリアでは、SNSで話題になった『野原ひろし 昼メシの流儀』や『アクション仮面』などスピンオフコミックの紹介に加え、キャラクターグッズの一部を展示。原作・アニメ以外でも広がる『クレヨンしんちゃん』ワールドの一端に触れることができます。

 

展示を堪能した後は、数多くのグッズが並んだ物販エリアが来場者を待ち受けます。『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』の劇場グッズが展示されているほか、東京アニメセンターでしか買うことができない限定品、先行販売商品なども! ご紹介してきた「原作30周年記念展 クレヨンしんちゃん オラのミリョク新発見だゾ」は、4月16日(金)から5月23日(日)までの開催です。

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