『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』舞台挨拶レポート!「僕たちのソウルをおいてきました!(一ノ瀬さん)」「集大成を見ていただけたら(小宮さん)」
2021年4月29日(木・祝)より、新宿バルト9ほかにて期間限定上映開始となるVシネクスト『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』。その封切りを間近に控えた4月27日(火)に、都内某所にて公開直前記念舞台挨拶が行われました。本稿では、キラメイジャーとリュウソウジャーのメインキャスト12名が登壇した舞台挨拶の模様をレポートしていきます。
2大戦隊が夢のコラボを果たした本作にちなんで、MCの松本さんから「お互いの戦隊についての印象は?」と質問があると、「リュウソウジャーは力強く、仲間意識が強いイメージ」と小宮さん。一方の一ノ瀬さんは「キラメイジャーは(リュウソウに比べて)コメディ要素が強い。ね、綱くん?」といきなりのキラーパス。綱さんが「僕たちのコメディ要素はメルトとバンバで頑張ってたんですけど……」と受けて笑いを誘うなか、兵頭さんが「いや俺だろ!」と割って入る場面もありました。そんな兵頭さんは、カナロの妹・オトを演じた田牧そらさんと『リュウソウジャー』の撮影ぶりに再開したことを明かし、「身長が7センチくらい伸びていて、ちょっと大人の女性になっていました。お兄ちゃんとして幸せでしたね」としみじみ。
本作を担当した坂本浩一監督に絡めて、続いての話題はアクションへ。水石さんは「これまでキラメイジャーは素面でのアクションが少なかったけど、今回はバンバと長回しもやらせてもらいました」と、予告編にも登場している殺陣のシーンについて言及。岸田さんが「亜飛夢くんはすごくキレイに写してもらってるのに、バンバは砂まみれになったり体を張ってるんですよ!」と主張すると、水石さんは「バンバとは対比で、僕はキレイに殿っぽく立ち回っていました。でも撮影の日は一日中トイレを我慢していて、皆さんには『押切時雨はこの時トイレを我慢してるんだな』っていう風に見て欲しいです」と当人なりの苦労(?)を語り、場を和ませました。
アクショントークはまだまだ続き、尾碕さんが「リュウソウジャーはパワーで押すことが多かったけど、小夜ちゃんのアクションが難しそうだった」とコメントすると、工藤さんはアクションに合気道の動きを取り入れていることを説明しつつ、「真花ちゃんのアクションがすごく上手で、自分の番以外ではモニターを見て勉強させてもらってました」と返答。「(『リュウソウジャー』撮影当時は)アクションが思うようにできなくて泣いてたのに、成長したね!」とMCの松本さんが振ると、尾碕さんは「今回のアクションは私の集大成と言えると思います」と胸を張りました。
瀬奈とトワが絡むシーンでは、パルクールのような動きを取り入れたアクションにチャレンジしたそう。新條さんは「瀬奈もトワもスピード自慢のキャラなので、かなりの距離を走りました」と回想。小原さんは「狭いところを走るシーンが多かったし、撮影現場がサバイバルゲームの会場だったんですよ。足元にBB弾が落ちてたりして、(怪我しないよう)気をつけてやっていました」とハードな撮影を振り返りました。
本作の見どころのひとつである多彩な衣装に触れられると、待ってましたとばかりに木原さん。「キラメイジャーのメンバーはこれまでも結構色んな衣装を着てたのに、為朝には3パターンしかなかったんですよ。1年間ずっと『衣装変えてくれないんですか~』って言い続けてました(笑)。いざ衣装部屋に入って『これだ!』と、30秒で決めましたよ」と、劇中で為朝が着ているスーツをみずから選んだことを明かしました。
一方、特攻服に身を包んだ尾碕さんは、その姿がとても似合っていたと持ち切りに。尾碕さんが「とても楽しかったです。ほかの番組では、よくガラの悪い役を割り振られるので……」と受けると、岸田さんが「俺らからすると、いつもの真花だったけどね?」とコメントし、登壇者たち(特にリュウソウメンバー)から笑いが起きる場面もありました。
ラストのトークテーマは、2大戦隊メンバーによるエンディングダンス。限定公開されている公式動画からもその片鱗がうかがい知れますが、庄司さんの動きがとにかく面白いと話題になりました。その心を問われた庄司さんは「12人一緒に同じ動きをするってそうそうないなと思って、『負けないようにしなきゃ』と意気込んだら、気持ちが体を追い越していました……」と弁明(?)。そんな庄司さんを筆頭に、ダンスの撮影が進むにつれて他にも皆を笑わせようとしたメンバーがいたとのこと。いったいどんなダンスに仕上がってしまっているのか、全貌はスクリーンで確認したいところです。
最後の挨拶では「色々な困難があって当初の予定通りにはいかなかったけど、悲しい言葉を並べるだけでなく、当たり前の日々を生きていられる大切さを噛み締めています。僕たちの、2年以上にわたるソウルを(本作に)おいてきました。そのソウルを共有してもらえたら」と一ノ瀬さん。小宮さんは「リュウソウからキラメイまで大変な2年だったけど、『僕たちで良かった』と言ってもらえる声があって嬉しい。僕たちの集大成を詰め込んできましたので、見ていただけたら幸いです」と締めました。
DATA
Vシネクスト『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』
- 出演:小宮璃央/木原瑠生/新條由芽/水石亜飛夢/工藤美桜/庄司浩平/桃月なしこ/一ノ瀬颯/綱啓永/尾碕真花/小原唯和/岸田タツヤ/兵頭功海/田牧そら/古坂大魔王
- 声の出演:鈴村健一/岩田光央/赤羽根健治/大河元気/長久友紀/水瀬いのり/中村悠一/高戸靖広/白石涼子/武内駿輔/水島裕
- スタッフ:【原作】八手三郎/【脚本】下亜友美/【音楽】松本淳一・吉川清之(「吉」の字はつちよし)/【監督・アクション監督】坂本浩一
- 2021年4月29日(木・祝)より新宿バルト9ほかにて期間限定上映
※上映予定の劇場のうち緊急事態宣言により休業している劇場もあります。
通常版BD&DVD
- 音声特典(予定):キャストオーデイオコメンタリー(Blu-rayのみ)
- 映像特典(予定):PR集、ノンスーパーED
- 発売:東映ビデオ
- 販売:東映
- 価格(税込):【DVD】4,950円/【Blu-ray】6,050円
- 発売日:2021年8月4日(水) ※同日レンタル開始
スペシャル版(初回生産限定)
- 音声特典(予定):キャストオーデイオコメンタリー(Blu-rayのみ)
- 封入特典(予定):スペシャルフォトブック、主題歌CD
- ボーナスディスク:メイキング、舞台挨拶、データ&デザイン画ファイル
- 発売:東映ビデオ
- 販売:東映
- 価格(税込):【DVD】7,700円/【Blu-ray】8,800円
- 発売日:2021年8月4日(水)
劇場先行販売DVD
- 封入特典:フォトカード
- 映像特典:PR集、ノンスーパーED
- 発売:東映ビデオ
- 販売:東映
- 価格(税込):4,950円
※DVDスペック(全種同様) COLOR/本編55分(予定)/片面1層/1.主音声:ステレオ/16:9LB
※Blu-rayスペック(全種同様) COLOR/本編55分(予定)/1層/1.リニアPCM(ステレオ) 2.リニアPCM(コメンタリー:ステレオ)/16:9【1080p Hi-Def】
(C)2021 東映ビデオ・東映AG・東映 (C)テレビ朝日・東映AG・東映
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