『キラメイジャー』スピンオフ『ヨドンナ2』意味深なラストに「為朝には頑張ってもらわないと……」豪華キャスト陣が登壇した上映会レポート

取材・撮影・文●キャプテン住谷

2021年9月4日(土)、東京のニッショーホールにて『魔進戦隊キラメイジャー』のスピンオフ作品『ヨドンナ』『ヨドンナ2』の最速一挙上映イベントが行われました。上映後には桃月なしこさん(ヨドンナ役)、西葉瑞希さん(柿原瑞希役)、岸洋佑さん(柿原章介役)、石黒英雄さん(鯨咲秀樹役)、木原瑠生さん(射水為朝役)ら出演キャストが登壇し、集まったファンに向けてトークショーを披露。本稿では、その模様をレポートしていきます。

 

 

この日、MCを務めるのは自身も『魔法戦隊マジレンジャー』や『特命戦隊ゴーバスターズ』にレギュラー出演した戦隊OBであり、「スーパー戦隊親善大使」としてもファンに知られる松本寛也さん。累計45作品にものぼるスーパー戦隊の長い歴史のなかでも、敵方の幹部キャラクターを主役に据えたスピンオフは初となる点が話題となりました。桃月さんは「恐れ多いですね。(ヨドンナ役に)決まった時は、こんなに求めてもらえる存在になるとは思っていませんでした。本当なら(敵役なので)嫌われる存在にならなきゃいけなかったのに……皆さんに愛されて、すごく嬉しいです」と笑顔。

 

そんなヨドンナと本作で密接に絡むことになった柿原瑞希役の西葉さんは、メインキャストとして抜擢された感想を求められると「最初に聞いた時はとてもビックリして、『私のことをそんなに使ってもらってもいいのだろうか』と思いました」と率直な感想を吐露。桃月さんは「(TVの)本編に少しでも柿原さんが出ると、SNSのトレンドに必ず入るんですよ!」と“柿原さん”の人気をアピール。それを受けた西葉さんは「皆さんの応援のおかげです」とはにかんだ笑顔を見せました。

 

桃月さんと西葉さんに対し、共演してみた感想や印象の変化などがあったか質問があると、「(桃月さんのことを)元々知っていたので、いつか会いたいと思っていました」と西葉さん。桃月さんは「ヨドンナと柿原さんが同じ回に登場する話が1度だけあったんですけど、その回は撮影(のスケジュール)が被らなかったんです」と補足。続けて「本当にかわいくて、会いたい会いたいってずっと言っていました。Twitterでも会いたいってつぶやくほどだったので、ようやく会えて嬉しかったです。人見知りな私に(西葉さんが)フランクに話しかけてくれたので、撮影期間は短かったけど仲良くなれました」と一気に語りました。一方の西葉さんは「実はちょっと怖い人なのかなって思っていました。かわいい人って、怖い人もいるじゃないですか。撮影で一緒になった時、思っていたより暗くて安心しました」と、自身と波長が合ったことをトーク。MCの松本さんから「それって褒めてるの?」とツッコミが入り、笑いが起きるやりとりもありました。

 

本作にゲスト出演した岸さんも、『宇宙戦隊キュウレンジャー』に出演した戦隊OBであることが話題に。OBとして『キラメイジャー』をどう見るか? と問われた岸さんは「僕も『Episode of スティンガー』っていうスピンオフをやらせてもらったことがあって、その時もレッド以外が主役の作品は初めてだって言われていました。だからヨドンナには近いものがあるのかな、と思って見ていましたね」と共感を示しました。さらに「実はこれ初めて話すんですけど、(キラメイジャーの)主題歌のコンペ出してるんですよ。でも1発目で落ちちゃって、すごい悔しかったです」と、自身の歌手活動の一端を明かしました。それを受けた松本さんは「コンペ出す時、『これ行けそうかな?』って相談してきたよね」と当時岸さんとやりとりしたことを暴露。「また次の戦隊に向けて頑張ろうと思います」と岸さんが締めると、客席からは大きな拍手が鳴りました。

 

仮面ライダー・ウルトラマンに続き、本作でスーパー戦隊への出演も果たすことになった石黒さんは「ファンの方からも『3大特撮制覇ですね』というコメントを多くもらいました。意識したことはなかったんですけど、嬉しいですね」と涼しい顔。「すごいことですよ!」と突っ込む木原さんは、石黒さんが主演した『ウルトラマンオーブ』のファンでもあるそうで、ステージでは終始緊張した様子。石黒さんが「本当に?」と木原さんに詰め寄る場面もありました。アクションシーンの撮影が多かったという石黒さんは「思ったよりアクションだらけで、僕もビックリしました。なしこさんとのアクションは刺激的でしたね。女性なので気を遣おうかと思ったんですけど、『気にしなくていいですよ』と本人から言われたので、思い切り殴らせてもらいました!」と問題発言(?)。該当のシーンがどのような仕上がりになっているかは、ぜひご自身の目でチェックしてください。

 

坂本浩一監督指揮のもと、本格的なアクションに挑戦することになった感想を求められた西葉さんは「坂本監督が私にアクションをつけてくれてる!私のアクションを見てくれてる!と思いました」と興奮気味にトーク。松本さんからも「柿原さんってあんなに動けたんだね」と合いの手が入ると、「西葉が上手いんですよ~」とちょっと得意げに返す桃月さん。西葉さんはアクションシーンの撮影がクランクイン初日にあったことを振り返り、「ヨドンナに操られながら戦うシーンだったので、その感じを表現するのが難しかったです」と語りました。

 

トーク中には坂本監督自身に話題がおよぶ場面もあり、岸さんは撮影中の様子について「本当に楽しそうでしたよ。8割趣味で撮ってたと思います」と笑いを誘うコメント。石黒さんは「本当に活き活きとしてて、おかげで素晴らしい画が撮れましたよね。短期間であれだけの量のアクションを撮れるのは坂本監督だけですから。すごい監督ですよ」とアピール。「オフの日に別の作品のロケハンに行ったりしてて、いつ休んでるの?って現場でも話題になりました」と桃月さん。また、本作の撮影後にそのまま別作品の撮影に参加することもあったそうで、「坂本監督の予定があるので、この時間までにここまで撮影を終わらせなきゃいけないっていう日もありました」と監督の多忙を極めるエピソードも披露されました。

 

本作で久しぶりに為朝を演じることになった木原さんは、「(撮影が)Gロッソやファイナルツアーの間だったので、僕の中からあまり為朝は抜けてなかったですね」とコメント。充瑠と会話するシーンも自然体で臨めたと語り、「(登壇時の)自己紹介で皆さんから拍手をもらい、1年間やってきて良かったなと改めて感じました」と感謝を述べました。

 

TVシリーズから因縁が続く為朝とヨドンナの関係性について、なにやら意味深なラストシーンになっているという『ヨドンナ2』。TV放送中に“エゴサ”していたという桃月さんは「2人が結ばれてハッピーエンドになって欲しいっていう意見も多かったので、期待しちゃいますね。為朝には頑張ってもらわないと……」と発破をかけます。松本さんからずばり「為朝はヨドンナのことが好きなの?」と切り込まれると、「違っ……僕は巫女さんが……」と言葉に詰まる木原さん。それを受けた松本さんが「コスプレ好きなんだ?」とイジると、桃月さんが「やらしい~」と続けて大きな笑いが起こりました。

 

最後の挨拶では、「TV本編とはまた違うギラギラした感じが出ているけど、心温まる内容になっています。“お兄ちゃん”も出ていますので、何回も見て欲しいです!」と西葉さん。桃月さんは「#ヨドンナで感想をつぶやいてくれると嬉しいです!たくさん反響があると、もしかすると続編もあるかも知れないので!」とさらなる展開に意欲を見せ、イベントの幕を引きました。

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