新作TVシリーズやあらたな実物大立像も発表!「第2回ガンダムカンファレンス」が開催!

2021年9月15日(水)、バンダイナムコグループが、ガンプラ45周年を迎える2025年までの新たなガンダム戦略を紹介する「第2回ガンダムカンファレンス」が行なわれました。

▲第1回に続き、プレゼンターを務めたのはバンダイナムコエンターテインメント藤原孝史CGO。発表は2021年6月に開催された「第1回ガンダムカンファレンス」に沿うかたちで行われました。

 

まずプレゼンされたのが、「グループ横断によるガンダム戦略強化」について。①世界規模での話題創出戦略、②国内活性化戦略、③ターゲット別&MD連動型作品展開戦略の3つの項目が掲げられ、各項目ごとに具体的な施策が紹介されました。

 

①世界規模での話題創出戦略

ガンダムがドバイ国際博覧会PRアンバサダーに選出

2021年10月1日から2022年3月31日まで開催される、ドバイ国際博覧会日本館のPRアンバサダーを、ガンダムがつとめると発表されました。館内にはガンダムのコーナーも設けられ、ガンダムが日本の文化のひとつとして紹介されること、日本をモチーフにデザインされたガンダムがガンプラとして商品化され、世界のガンダムベースなどで販売を予定していること、さらにはドバイ市内で万博の会期中に「GUNPLA SHOWROOM DUBAI」という展示企画も実施すると伝えられました。

▲ドバイ国際博覧会PRアンバサダー仕様のガンプラ「HG 1/144 RX-78-2 ガンダム[2020年ドバイ国際博覧会 日本館PRアンバサダー]」はドバイ国際博覧会のみならず、世界のガンダムベースなどでも販売予定。

 

あらたな実物大ガンダム立像が発表

次の実物大ガンダム立像が、「RX-93 νガンダム」をベースにした新機体「RX-93 ff νガンダム」に決定したと伝えられました。設置場所は福岡市博多区にオープン予定の「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」で、同施設がオープンする2022年春に正式公開される予定です。さらに、この「三井ショッピングパーク ららぽーと福岡」には、ガンダムの新スポット「ガンダムパーク福岡」が誕生し、オープンスペースとガンダム要素を持つエンターテインメント施設が融合した、今までにない“ガンダム複合空間”になるとのことです。

▲ららぽーと福岡に設置される「RX-93 ff νガンダム」。新設定となるロングレンジフィン・ファンネルと、富野監督が平和への願いをこめたトリコロールカラーのマーキングがポイントです。νガンダムならではのギミックも用意されているとのことで、続報が楽しみなところ。

 

②国内活性化戦略

ガンダムマンホールプロジェクトが始動

第1回ガンダムカンファレンスで発表された「ガンダムマンホールプロジェクト」の進捗として、2021年8月1日に、小田原市にガンダムとシャア専用ズゴックのマンホールが設置されたと伝えられました。また、小田原駅の地下街にガンダムの階段アートが設置されたこと、次の設置地域として北海道、栃木県、神奈川県の自治体と協議中であり、引き続き全国への拡大を予定しているとのこともあわせて伝えられました。

 

ガンダムワールド2021 コントラストの日程・場所が決定

国内ハイターゲットに向けて施策されるイベント「ガンダムワールド2021 コントラスト」の日程が発表され、2021年12月24日から2022年1月16日まで名古屋パルコで開催し、今後は全国を巡回していく予定であると伝えられました。このイベントは『機動戦士ガンダム』と『機動戦士ガンダムSEED』の2つの作品を対比させ、主人公の心の成長にスポットをあてるという、今までにない切り口のイベントとなっています。

 

③ターゲット別&MD連動型作品展開戦略

新作映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の製作が決定

『機動戦士ガンダム』の名エピソード、第15話「ククルス・ドアンの島」をあらたな切り口で描く作品『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』が、監督・安彦良和氏で2022年に劇場公開予定であると伝えられました。

 

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ G』の配信時期が発表

『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』TVシリーズのスタッフが再集結し手掛ける最新作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント』と、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の世界観がゲームで楽しめるスマートフォン向けアプリ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ G』が2022年春に配信予定と発表されました。また、配信にあわせ、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』特別編が全9回で放送予定で、番組内では『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント』の一部を公開されることも伝えられました。

 

新作TVシリーズ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』放映決定

ガンダムシリーズナンバリング作品の最新作として、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が、2022年に放映されると発表されました。今後のガンダムを支える全世界の10代ユーザー獲得を目指す作品となるとのことです。

 

 

続いてプレゼンされたのが、ガンダムを通じてサステナブル活動を考えるプロジェクト「GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTION」(GUDA)について。まず最初に発表されたのは“環境”についての活動で、ガンダムファクトリー横浜で使用する電力を「みんな電力」の再生可能エネルギーに切り替えた旨が伝えられました。

▲みんな電力を通じて、横浜市風力発電所「ハマウィング」で発電された電力をガンダムファクトリー横浜に供給。

 

また、ガンプラファンからランナーを回収し、リサイクルしようという「ガンプラリサイクルプロジェクト」では、2021年4月からの1年間で約10トンのランナーを回収予定であると発表。さらにガンプラを通じたリサイクル意識を高めるべく、この秋には「ガンダムリサイクル作戦」を実施するとも伝えられました。

この「ガンダムリサイクル作戦」は、リサイクルの日である10月20日からの約1カ月の間、リサイクル材を使用した使用した「エコプラ」を無料配布し、作り終わったランナーを実際に回収ボックスに入れてもらうことで、リサイクルについて学ぶ機会を提供しようというもの。「ガンダムリサイクル作戦」のフィナーレには、全国で回収したランナーを一堂に集め、新宿住友ビル三角広場にて、インスタレーション展示をおこなう予定であることも、あわせて発表されました。

▲こちらがランナー回収ボックスの写真。

 

GUDAの第2弾テーマとして掲げる“創造”については、人口問題や地球環境問題など多様な社会問題に対応するための新しい発想や技術を募集する「ガンダムオープンイノベーション」の進捗が伝えられ、想定以上の応募が寄せられていることや、あわせて募集期間を10月15日まで延長する旨が伝えられました。また、選考の結果は第3回のガンダムカンファレンスで発表予定とのことです。

 

続いて、GUDAの第3弾テーマは“教育”であると伝えられ、教育にガンダムを活用しようという新プロジェクト「ガンダムエデュケーショナルプログラム」について、2つの取り組みが発表されました。

 

ガンダムエデュケーショナルサポート

ガンダムファクトリー横浜で18mの“動くガンダム”を目の前に、制作に携わってきた研究者や技術者、スタッフが、ものづくりの楽しさや将来のキャリア、プログラミングなどについて考えるきっかけづくりをおこなう体験型プログラム。横浜市教育委員会事務局と連携し、横浜市立小学校、中学校、義務教育学校、特別支援学校を対象に、この秋より受講希望校を募集します。

 

ガンプラアカデミア

ガンプラをとおして、ものづくりの楽しさと地球環境について考える、オンデマンド形式の授業パッケージ。ガンプラ組み立て体験と、ホビーセンターの設備や生産工程、生産に関わる人々の工夫や努力を紹介する映像を通じて、優れた技術やサステナブル活動への関心を高めることを目的としています。2021年9月より全国の小学校に案内し、10月より実施するとのこと。

 

カンファレンスの最後には、脳研究の第一人者であり、精神科医でもある杏林大学名誉教授・古賀良彦氏を招いて、GUDAのテーマを深掘りしていくトークセッションが開催。「ガンダムについては一昨日までほとんど知らなくて、ほぼ一夜漬けです」と語る古賀氏でしたが、「(スペースコロニーで暮らすことを考えると)宇宙はなにもないですから、資源を大切にすることが大事だろうと。そうなれば当然、再利用、循環してつかっていく。それがひとつはサステナブルと結びついていくのではないでしょうか」などと、ガンダム世界を的確にとらえた考察を連発していました。

▲コロナ禍でのストレスについて「ガンプラを作るとき、絶対に夢中になると思うんですよ。我を忘れるほど夢中になるというのは、ストレスから解放されるのにとてもいい方法だといわれています。今あるコロナのストレスから上手に自分を解放してくれる手段として、ガンプラは素晴らしいものだと思います」と語る古賀氏。

 

トークセッションが終了すると、新作映画や新作TVシリーズについての発表など、盛りだくさんの内容となった「第2回ガンダムカンファレンス」は閉幕。次回の開催は来年の春ごろを予定しているとのことです。

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

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