赤く染まるスコープドッグと消防団車両の競演！等身大スコープドッグレッドライトアップ＆稲城市消防団コラボ企画をレポート！

公開日：2021年11月18日 17:00

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

電撃ホビー編集部

2021年11月14日、JR稲城長沼駅前の「いなぎペアパーク」において、等身大スコープドッグのレッドライトアップ「燃え上れ！稲城レッドライトアップ2021」と稲城市消防団によるコラボイベントが行われました。

本イベントは、消防団員募集活動に力を入れたい稲城市消防団と、観光PRで注目を集めたい稲城市観光協会がタッグを組み企画したもの。観光協会主催のカレースタンプラリーとクリスマスをイメージした「スコープドッグレッドライトアップ」は昨年もおこなわれていましたが、地元消防団とのコラボは今回が初の試みとなりました。

▲昔に比べて地域住民のつながりが薄くなり、消防団員募集活動も難しくなった昨今。コラボ企画をきっかけに「少しでも稲城市消防団のことを知ってもらえれば……」と消防団員の方は語ります。

イベントは、横並びとなった等身大スコープドッグと消防団車両が赤くライトアップされる“映え演出”のみならず、親子で消防団の防火衣を着て記念撮影ができたり、消防車の中を見学できたりするなど、ボトムズファンから地域の子どもまで楽しめる充実の内容。

コラボに至ったきっかけについて、稲城市消防団団長の馬場芳則さんは「昨年のレッドライトアップのときに、消防団車両が偶然スコープドッグの横に止まっている画像を観光協会の方がSNSにアップしたところ、大きな反響があったんです。これは稲城市消防団を知ってもらえるきっかけになるのではないかと思いました」と話してくれました。

▲大人用だけでなく子ども用の消防団の防火衣も用意されているので、親子で防火衣を着て消防団車両の前で記念撮影が可能。また、来場者にはピンバッジもプレゼントされていました。

▲消防団車両の中を見せてもらっているちびっ子たちも。

▲近隣の方々も多く訪れるアットホームなイベントです。

▲スコープドッグの正面に位置するガンダム＆シャアザク立像前では、消防団員さんがラストシューティングポーズをとってくれていました。指示役の団員さんが画像を見ながら「もうちょっと左足を後ろに引いて！」と細かな修正をくわえるなど、かなり本格的なポージング。

また、等身大スコープドッグの正面にある「いなぎ発信基地ペアテラス」では、今秋に稲城市消防団広報に就任したばかりのロボット「イングレッド01式」も期間限定（12月26日まで）で展示されており、こちらも注目を集めていました。

▲ひそかに注目を集める稲城市消防団広報ロボット「イングレッド01式」。担当者に話を聞くと「イングレッド01式はFFS（Fire,Fighter,Suits）というロボットで、頭頂は約4メートル、人が搭載する災害対応用人型特殊重機です。自然災害や火災に対して装備を変更して出動します。ロボットと聞くと戦うイメージが強いと思いますが、イングレッド01式は“守る”ためのロボットで、稲城市の防災のために生まれました。また、イングレッドのイングは稲城（INAGI）のINGをとっています」と教えてくれました。現在は後継機も思案中とのこと。

▲いなぎ発信基地ペアテラス。稲城市出身の大河原邦男氏に関連した展示をはじめ、グッズ販売やカフェスペースもあります。

▲全国の観光地を統一フォーマット化した「ロゲットカード」には、レッドライトアップ期間しかゲットできない限定カード「装甲騎兵ボトムズ1/1scaleスコープドッグ　レッドライトアップ Ver」が登場。ロゲットカードには各スポットで設定された配布条件があり、稲城市では、SNSで「＃稲城市＃スコープドッグ」とハッシュタグをつけて投稿し、投稿画面をペアテラスのスタッフさんに見せるともらえます。こちらもお見逃しなく！

『スコープドッグレッドライトアップ「燃え上れ！稲城レッドライトアップ2021」』は2021年12月26日（日）まで行われており、本稿で紹介した稲城市消防団とのコラボ企画は11月27日（土）、12月15日（水）にも開催予定。ぜひとも足を運んで、赤く染まったスコープドッグと消防団車両の雄姿を見てください！　あわせて稲城市消防団（公式）ツイッターアカウント（@inagi_fvc）、インスタグラムアカウント（inagi_fvc_official）もチェック！