ランナー3,000枚で作った「1/1 ガンダムヘッド」も展示!「ガンダム R(リサイクル)作戦 FINAL 2021」オープニングセレモニー会場をレポート!
2021年11月19日(金)、バンダイナムコグループの横断プロジェクト「ガンダム R(リサイクル)作戦 FINAL 2021」のオープニングセレモニーが新宿住友ビル 三角広場で行われました。
本イベントでは、2021年10月20日から約1カ月間実施された、ガンダムを通してリサイクルへの関心を高めようという活動「ガンダム R(リサイクル)作戦」で回収されたランナー約1トンが会場に集結。そのランナーを利用して作られたインスタレーション展示「1/1 ガンダムヘッド」や、作家メディアアーティスト・落合陽一さんによる「可塑庵(ぷらあん)」、クリエイティブカンパニー「NAKED,INC.」による「NAKED FLOWERS」もお披露目されていました。

▲落合陽一さんにより作られたインスタレーション展示「可塑庵(ぷらあん」。外壁に使用済みランナーを用いた2畳ほどの茶室で、設計は利休が作った待庵の写しであるとのこと。名前は可塑性物質=プラスチックから。

▲セレモニーには落合陽一さん本人も登場。可塑庵を作った理由として「たとえば利休が建てた待庵を見ると、そこに廃材が使われていたり、地産地消の掘り出し物を使うというカルチャーが500年前からあるわけです。それならばガンプラをたくさん作った茶人はランナーで茶室を作るかもしれないじゃないですか。ガンプラのランナーは、茅葺屋根と同じくらい日本を代表する謎のリサイクルマテリアルだと思います」と話していました。

▲セレモニーのステージにはBANDAI SPIRITS 田口丈博さんが登壇。「ガンダムR作戦」の経過報告や見どころの説明、また、ガンプラによるケミカルリサイクルの実証についてなどが説明され、少量ながら、着色された使用済みランナーから無色透明なスチレンモノマーを精製することに成功したとの旨が伝えられました。
オープニングセレモニーの翌日、翌々日には同会場で「ガンダム R(リサイクル)作戦 FINAL 2021」本編がとりおこなわれ、こちらも盛況のうちに閉幕となりました。今後もまだまだ続くガンダムを通じたサステナブル活動に注目です!
(C)創通・サンライズ
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