「アイドルマスター」20周年とその先の未来を見据えた「PROJECT IM@S 3.0 VISION(サードビジョン)」が発表!ストリーミング発の新プロジェクト『ヴイアライヴ』も明らかに

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取材・撮影・文●キャプテン住谷

2022年12月26日(月)、「アイドルマスター」シリーズ初のカンファレンスとなる「PROJECT IM@S カンファレンス」が、東京のバンダイナムコ未来研究所内にあるMIRAIKEN studioにて行われました。今回のカンファレンスでは、シリーズ20周年となる2025年と、その先の未来を見据えたIP軸戦略「PROJECT IM@S 3.0 VISION(サードビジョン)」を発表。そのカンファレンスのレポートをお届けします。

 

まず初めに、「アイドルマスター」シリーズの主幹部署である第3IP事業ディビジョンを統括している執行役員・田中快さんが登壇。バンダイナムコエンターテインメントが掲げるIP軸戦略の概要について、「最適なタイミング・出口・地域に届けることで、IPの価値を最大化する」取り組みであることを語りました。続けて、本カンファレンスの肝となる「3.0 VISION」のイメージPVを公開。おなじみのアイドルたちが、リアルの世界でも活躍する様子を描いた映像となっていました。

 

「3.0 VISION」の具体的な内容については、同ディビジョンの765プロダクションゼネラルマネージャー・波多野公士さんから発表されました。シリーズ中で天海春香たちが所属する芸能プロダクション・765プロの名を冠する自身の役職について、「驚かれた方もいると思います」と波多野さん。その役職名には「アイドルマスター」を生み出した旧ナムコへのリスペクトと、多くのプロデューサー(ファン)が育ててきたアイドルたちを、責任を持って輝かせるという覚悟を込めたと語りました。

そんな波多野さんからは、「アイドルマスター」シリーズが17周年を迎えたこと、現在は5つのブランドが展開されていること、総勢300名以上ものアイドルたちが登場していること、またシリーズを通しての楽曲数が1,300曲以上になったことなど、これまでの展開について紹介がありました。また、バンダイナムコエンターテインメントでは2023年を「アイドルマスター」シリーズにおける“アニメイヤー”と位置づけており、『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』『アイドルマスター ミリオンライブ!』のアニメ放送が控えていることもおさらい。

 

これまでの展開について紹介した上で、ここからは「3.0 VISION」における重点戦略を発表。メディアミックスとシリーズ拡大をテーマに、2009年から取り組んできた「2nd VISION」は2023年2月11日・12日に控える東京ドーム公演「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023」にて到達点を迎えるとのこと。「3.0 VISION」のテーマとなるのは、“アイドルプロデュース体験”ד複合現実”。また、そのスローガン「CRE@TE POWER WITH YOU!(あなたらしさが、きっと誰かの力になる。)」が発表されました。波多野さんは「アイドルマスターは肯定の物語。私らしさ、あなたらしさ、そしてアイドルひとりひとりのらしさ。そんな思いを込めました」と語りました。

 

これまでに培ったノウハウを投入し、アイドルたちを複合現実領域へと進出させることを目指す「3.0 VISION」。その興行イベントとして、手始めに765MILLIONSTARSによる「MRフェスティバル(仮称)」が2023年に開催決定したと発表されました。またアイドルマスター OFFICIAL WEBをフルリニューアルし、すべてのプロデューサーが行き交う「アイドルマスターポータル」としてローンチしたことも発表。UIデザインを一新したほか、バンダイナムコIDと紐づけたパーソナライズを実現するとのこと。

 

そのほか、さらなる展開拡大に向けた取り組みとして『アイドルマスター シャイニーカラーズ』と環境省とのコラボ企画が決定したことや、S.H.Figuartsや食玩商品の発売などに代表されるバンダイナムコグルーブの全社的な活動を強化していくことに言及。

 

カンファレンスの最後には、配信番組を通してアイドルになることを目指す候補生たちを描く新プロジェクト『PROJECT IM@S vα-liv(ヴイアライヴ)』が発表! ライブストリーミング発のコンテンツであり、視聴者全員がプロデューサーとして関わることができる仕組みを構想しているとのこと。2023年春に始動する予定であることや、メインキャラクターと思しき3人のビジュアルも公開され、コトブキヤの美少女プラモデルシリーズ「創彩少女庭園」などで知られるイラストレーター・森倉円さんがキャラクターデザインを担当していることも明かされました。

 

カンファレンス終了後には、“わかちこP”の愛称で知られる第3IP事業ディビジョン 765プロダクション マーケティング課マネージャーの狭間和歌子さんも合流し、メディアとの質疑応答を行う場面もありました。

 

──ポータルの具体的な構想について、現時点で話せることを教えてください。

 

波多野さん:2つ、やらないといけないと思っていることがあります。ひとつはプロデューサーのみなさんがアイドルと出会える・プロデュースできる場にしないといけないということ。もうひとつは、プロデューサーのみなさんが交流できる何らかの機能の実装。まずはこの2つに取り組むことで、さらに必要となるものが見えてくると思っています。

 

──『ヴイアライヴ』について。現状シリーズには5つのブランドがありますが、『ヴイアライヴ』はそれらとは異なる新たなブランドになるのでしょうか? それとも、アイドルになった候補生たちが各ブランドに登場する形になりますか?

 

波多野さん:当面はストリーミング活動に注力しますが、検討中。プロデューサーのみなさんと交流しながら考えたい。

 

──これまではキャラクターとキャストの切り分けが明確にあったと思いますが、『ヴイアライヴ』ではどのようになりますか?

 

波多野さん:こちらも検討中。「アイドルマスター」が大事にしてきたものは物語性。ストリーミングを切り口にして、どのようなアプローチができるかを考えていきたいです。

 

──技術の進歩などにともなって、ユーザーの需要はどのように変化していますか?

 

波多野さん:「好きなものを応援する」という傾向が強くなっている。「アイドルマスター」一番の強みは、プロデューサーさんとアイドルの絆です。

 

狭間さん:「アイドルマスター」はプロデューサーさんとのコミュニケーションによって作り上げてきたコンテンツ。よりリアルタイムでのインタラクティブ性を反映する、スピード感が求められていると思います。

 

──楽曲のサブスク解禁について。SNSなどで大きな反響があったかと思いますが、どのように受け止めていますか?

 

波多野さん:ありがたいことに多くの反響があり、再生数からも好評であることがうかがえます。みなさんには今まで待っていただいた申し訳なさを感じていますが、解禁したからにはそのメリットを活かせるようなプレゼンを行いたい。

 

狭間さん:ブランド毎の解禁のスタンスについては、(音楽)レーベルと相談しながら決めています。プロデューサーさんたちの意見も真摯に受け止めつつ、まだ満足な形で配信できていないため、まずは充実させることを目標としています。

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