スクウェア・エニックス公式番組「本日開店!スクエニ模型店」初のオフラインイベントが開催!声優の置鮎龍太郎さんや粕谷雄太さんも登場した当日の模様をレポート!
スクウェア・エニックスの公式YouTubeチャンネルにて配信されている、模型とフィギュアに特化した番組「本日開店!スクエニ模型店」。模型好きとして知られる声優・置鮎龍太郎さんが店長となり、「フロントミッション」シリーズや『NieR:Automata』など、同社からリリースされている作品のプラスチックモデルについての情報を発信しています。2023年7月16日(日)には、そんなスクエニ模型店初のオフラインイベントが都内某所で開催。イベントには、置鮎さんと同じく模型好きで知られる声優の粕谷雄太さん、番組にも出演しているプロモデラーの瀬川たかしさん、そしてイベントで使用されたフィギュアの原型を担当した森脇直人さんが登場し、ファンとの交流を深めました。この記事では、筆者もイベント参加者のひとりとなった当日の模様をレポートしていきます。
この日はアクションRPG「聖剣伝説」シリーズでお馴染みの存在であるラビのフィギュアを題材に、参加者が思い思いの色を筆で塗るという趣旨になっていました。ラビといえば「聖剣伝説」シリーズを代表するモンスターであり、手足のないおまんじゅうのようなフォルムがかわいらしいキャラクター。初心者でも比較的ペイントしやすいフィギュアに思えますが、果たして……? 席につくと、成型色のままのラビフィギュアを始め、筆にエプロン、筆の洗浄に使う紙の容器や塗料を調色するためのペーパーパレットなど、本日の作業に使用する道具一式がそろえられていました。
開始時刻を迎え、いよいよイベントがスタート! 置鮎さんの挨拶に始まり、和やかな雰囲気で諸注意の案内などが進んでいきます。参加者の手元には、筆の使い方からラビのカラーチャートまでまとめられた参考資料もあり、それを読み進めながら適宜補足説明が行われました。作業や調色について悩んだ時は、会場にいるスタッフさんに相談できる体制となっており、バックアップも万全です。
それでは、筆者も筆塗りへとチャレンジしていきます。この手の作業に関しては、ほぼ全くの素人と言っていいくらいに経験がない筆者。今まで1~2回くらいエアブラシを使ってみたことはあるものの、筆塗りなんてとてもとても……というような心境です。まずはどのようなカラーリングにするか(この時点で無限に悩める)ですが、あまり深くは考えずに好きな色(青・紫・ピンクあたり)を全部乗せしたラビを目指すことにしました。とりあえず顔や耳・しっぽのつけ根など、細かい作業が発生するところ以外の部分を太い平筆で塗っていきます。
筆で細かい作業をする際、手が震えてすごいことになるんだろうな……と思いながら取りかかりましたが、手元の資料にコツが記されていた(左右の手をくっつけて手の可動域を意図的に制限するなど)おかげもあり、思ったよりはスムーズに作業することができました。それでも塗り分けがイメージ通りにはできなかったり、調色の際に水分を含ませすぎて塗料が垂れてきてしまったりという状態だった訳ですが……その“上手くいかなさ”が楽しかったりして。筆塗りを楽しむという一番大切な(気がする)目標は達成できたので、まぁ勘弁したるか!(自分を)という気持ちになれました。
それぞれのラビを完成させた参加者は、過去に番組で制作されたジオラマや、ペインティングされた他のラビたちと一緒に撮影できるスペースで記念撮影をして賑わっていました。みなさんキレイに塗れていて、ラビをスイカのようなカラーリングにするなど面白いアイデアも……! 1時間半にわたって行われたイベントの終了時には、置鮎さんの「みなさん、楽しかったですか?」という問いかけに対して、大きな拍手で応えるというやりとりもありました。この日の模様は「本日開店!スクエニ模型店」でも後日配信されるとのことで、ぜひチェックしてみてください!
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