横浜の“動くガンダム”ラストイベント「GFY GRAND FINALE ~To the New Stage~」が開催!花火やドローンアートを使った最後の特別演出を現地レポート!富野監督、西川貴教氏、SUGIZO氏らも登場!
2020年12月19日のお披露目から約3年3カ月、延べ175万人が来場した横浜・山下ふ頭の“動く実物大ガンダム”。その公開が2024年3月31日で終了となり、同日に「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」にて、ラストイベント「GFY GRAND FINALE ~To the New Stage~」が行われました。
富野由悠季監督による挨拶で幕を開けたラストイベントは、「最終起動実験」として、打ち上げ花火やドローンアートを用いた、グランドフィナーレにふさわしい豪華絢爛な特別演出を実施。集まった1,500人の観衆は、実物大ガンダムの挙動とともに、絶え間なく打ちあがる花火やドローンが夜空に描くアートに言葉を忘れて見入っていました。
特別演出のほかにも、メディアアーティスト落合陽一氏とGGC(GUNDAM GLOBAL CHALLENGE)ディレクター陣によるトークセッション、さらには富野監督、西川貴教氏、SUGIZO氏、小室哲哉氏らが登場してのフォトセッションも実施。フォトセッションで富野監督は、「こんなに素晴らしいものを見せていただけるとは思わなかったので、本当に夢のようでうれしいです……というのはほとんどウソです(笑)。いちばん覚えているのは、この(動く実物大ガンダムの)企画がはじまったときに、ジャンプくらいさせろと言いました。技術陣から本当に袋叩きにあいまして、現実的にはこんなものしかできないんだよということで、ずっと我慢した数年間を過ごしましたというのはあります。ただ、ひとつだけ嬉しいことがあったのは、子どもたちが本当に喜んでくれて、こういうものを自分たちで追いかけるぞっていう顔を見せてもらった。そういう会場を設定してくれたことが嬉しかったです。あと、挨拶で言い忘れていたんですが、ガンダムは帰るところがあるんですよ。だからこれがファイナルではありません。ネクストというものを必ず開拓してくれるのがガンダムシリーズだと確信しておりますので、そういうものがあらたに発生するように応援していただけるとありがたく思います」と、変わらずの“富野節”を炸裂させていました。
フォトセッションが終了すると、“動く実物大ガンダム”のラストイベント「GFY GRAND FINALE ~To the New Stage~」は閉幕。横浜の“動く実物大ガンダム”は公開終了となりましたが、これからも思いもよらないようなエンターテインメントが登場するはず! GGC(GUNDAM GLOBAL CHALLENGE)の今後にも注目です!
(C)創通・サンライズ
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