放映10年目の「エンタングル」!『10th Anniversary ゼーガペイン SBG 夏の始まり@舞浜サーバー』レポ!
2006年に放映され、難解なテーマながらも丁寧な作劇とジュブナイルを下地にした明快なドラマで、高い評価を得たオリジナルロボットアニメ『ゼーガペイン』。未だにファンも多いこの作品、その人気は衰えません。放映から10年目にあたる今年2016年になって、最新劇場作品『ゼーガペインADP』の公開が決定したことは、その証左といえます。
そんな作品の10年を祝って、本作の舞台でもある舞浜はアンフィシアターにて、記念イベントが夏も始まる7月16日(土)に開催されました。
ロビーには花輪が並び、ファンも押しかけ大変な熱気。こちらにはホビー関連のアイテムも展示されていましたので、のちほど詳細をレポートいたします。
左から保刈 久明 ・taro・noe(ここまで3名はROCKY CHACK)・浅沼晋太郎・花澤香菜・新居昭乃・川澄綾子・大塚彩子・下田正美 ※敬称略
ステージには主人公、ソゴル・キョウ役の浅沼晋太郎さん、ヒロインのカミナギ・リョーコ役の花澤香菜さん、もうひとりのヒロインであるミサキ・シズノ役の川澄綾子さん、監督下田正美さんのトークショーで開幕。本放送収録当時の様子や、ADPに登場する新キャラクターの監督自らの解説という、なんともぜいたくな内容でした。
続いては、声優お三方が主演する朗読コーナーです。タイトルは『消されるな、この想い』。冒頭では劇伴を担当された大塚彩子さんが、なんとシークレットゲストとしてピアノ演奏で参加! 朗読劇は、BGMやTV版の映像も使用した本格的なもの。笑いあり涙ありの、「映像で見たい!」と思わせる内容となっており、お三方の迫真の演技には何度もハッとさせられました。
そのあとはエンディングを担当したROCKY CHACKのおふたりのライブから、花澤香菜さんがADPのイメージ曲『Silent Snow』を披露すると、シークレットゲスト二人目の新居昭乃さんがADP主題歌となる『羽よ背中に』で登場! 本放送時のオープニングやエンディング、挿入歌をほぼ全て網羅し、濃密すぎる2時間は瞬く間に過ぎていきました。
さて、ここからはロビーに展示されていたアイテムをご紹介します。
まずはこちら! 10周年にあわせて、成形色を変更しての再発売が決定した1/72ゼーガペイン アルティール!
放映当時のキットですが、クリアーによるホロニックアーマーの表現や、LEDを内蔵した発光機能、設定画を上手く落とし込んだ立体など若干オーパーツじみた完成度の高さでした。今回はエクストラフィニッシュで、劇中の印象により近いカラーリングとなりました。こちらは8月31日からプレミアムバンダイホビーオンラインショップで受注開始予定です。
肩周りの銀色のパーツは、エクストラフィニッシュとなり美しい金属光沢が再現されます。コクピット部分の発光機能も健在。
ゼーガといえばこのアングル。頭部もイケメンなんです。永らく再販のなかったアイテムなので、今回の受注をぜひお見逃しなく! 後日サンプルのレビューも電撃ホビーウェブで行う予定です。
そしてROBOT魂<SIDE HL>の一挙展示! アルティールからガルダ、マインディエまでが揃うディスプレイは圧巻です。これも大変恵まれたシリーズでした……。
カードゲーム「サンライズクルセイド」からは、過去の歴代収録カードに加えて、
アニバーサリーボックスや、サンライズフェスティバルの来場者特典も展示されていました。
前日にclusterのイベント「VR舞浜サーバーイベント」で初公開となった、ブルーレイボックスに使用される新規ビジュアルも用意されていました。インナージャケット3、かなり意味深なイラストで素敵です。
イベントはもちろん、展示、物販に至るまで10年という長い時間と、これを支えたファンとスタッフの熱意が感じられた1日でした。秋公開の『ADP』に向けて、これからも加速する『ゼーガペイン』。ますますこの作品から目が離せません。まずはブルーレイボックスで復習復習……。
DATA
(C) サンライズ・プロジェクトゼーガ (C)サンライズ・プロジェクトゼーガADP