ゲント隊長、最後の言葉は「また会おう!」映画『ウルトラマンブレーザー』グランドフィナーレ舞台挨拶レポート

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取材・撮影・文●キャプテン住谷

2024年5月12日(日)、東京・丸の内ピカデリーにて映画『ウルトラマンブレーザーTHE MOVIE 大怪獣首都激突』グランドフィナーレ舞台挨拶が行われました。本編上映後、劇場に詰めかけたファンの前には蕨野友也さん(ヒルマ ゲント役)、搗宮姫奈さん(アオベ エミ役)、内藤好美さん(ミナミ アンリ役)、梶原颯さん(バンドウ ヤスノブ役)たちSKaRDメンバーが登場。この記事では、新番組『ウルトラマンアーク』から戸塚有輝さん(飛世ユウマ役)や、サプライズで『ウルトラマンデッカー』松本大輝さん(アスミ・カナタ役)も登壇した舞台挨拶の模様をお届けします。


MCの呼び込みで登壇し、それぞれに挨拶を済ませるSKaRDメンバー。本日不在の伊藤祐輝さん(ナグラ テルアキ役)さんについて、「さっきまで一緒にいたんだが、(会場周辺に)小型ゴンギルガンが現出してな。“俺が行く”と言ったんだが、『隊長はみんなに会いに行ってください』と促された」と、蕨野さんからフォローがありました。グランドフィナーレを迎えた率直な感想について問われると、「ついにこの日がきた。感謝申し上げます。ここまでこれたのは、応援してくれたみなさんのおかげ。俺たちはまだ終わりません、まだ終わりませんが、感謝を述べたいと思ったのが正直な気持ちです」と蕨野さん。続いて、話題は映画本編でのお気に入りシーンへと移ります。


蕨野さんは「家族と、そしてこの隊員たちとともにご飯を食べられたこと」と、映画ラストのほがらかなシーンを挙げました。搗宮さんは折々で話している、エミが「地獄に帰る時間だよ」と決めるシーンがお気に入りと笑顔。内藤さんが「タガヌラーを車で……」と切り出すと、客席からは笑い声と拍手が。内藤さんは続けて「エミさんを助ける時に、タガヌラーの頭をバゴーンと(するシーン)!」とも話し、やはりタガヌラーのことは意識せざるをえない様子でした。梶原さんは「ジェットパックで飛んだシーンかな。1話で見た時、『すごいSF始まった、めっちゃかっこええやん!』と思いましたけど、まさか自分がそれをつけて、怪獣と戦うなんて!」と目を輝かせました。


▲映画本編を見た後、焼き肉が食べたくなるというSNSでの反応を受けて好きな肉の部位について語る場面も。「カルビってどのあたりですか?(梶原さん)」「このあたりじゃないか?(蕨野さん)」


MCからは、映画にてヒルマ家に第二子誕生の兆しがあったことについても言及。その流れで、新しいものつながりとして新ヒーロー・ウルトラマンアークに変身する戸塚さんが呼び込まれました。少し緊張した面持ちの戸塚さんは「『ウルトラマンブレーザー』を見て楽しかった、カッコよかったと思ったみなさんの気持ちを、引き続き持ってもらえるように頑張ります」とコメント。


続けて、SKaRDメンバーとの対面を果たした感想を問われると「みなさん美しくてたくましい。(梶原さんを見つつ)マッチョなのがいいですね」とコメントし、笑いを誘いました。内藤さんから「何か運動はやっているんですか?」と質問された戸塚さんは「ずっと勉強しかしてこなかったんです」と返答。そんな戸塚さんをSKaRD式の訓練で鍛えてあげようという話になり、蕨野さんの「SKaRD体操なんていいんじゃないか?」という鶴の一声によって、SKaRD体操を披露する一幕もありました。


SKaRD体操を終えた後、ここで『ウルトラマンデッカー』アスミ・カナタ役の松本さんが登場! 松本さんの登場は登壇キャスト一同にも伏せられていた完全サプライズであり、非常に驚いた反応(特に搗宮さん)を見せていました。松本さんは伊藤さんからの手紙を預かっているとのことで、その手紙を朗読することに。その手紙には、SKaRDメンバーの支えがあったから副隊長として頑張ってこられたこと、これからも皆が笑顔でいられるよう、地球の平和を守り続けていく意思などがしたためられていました。手紙の最後には、さらなるゴンギルガンが現出して手に負えなくなったため、エミたちに助けを求めるメッセージも! 渋々舞台を後にする搗宮さん、内藤さん、梶原さん。壇上には蕨野さん、戸塚さん、松本さんが取り残される形となり、3人による同時変身を披露する流れとなりました。


最後の挨拶では、「グランドフィナーレという大切な時間を共有できて光栄です。『ウルトラマンアーク』では、これから楽しいことが待っている。アークとともに走り抜けていきます!」と戸塚さん。松本さんはSKaRDメンバーに向けてこれまでの労をねぎらいつつ、「これからも地球を守ってくれ」とコメント。搗宮さんが「一緒に守ってくれないんですか?」と尋ねると、松本さんは「俺は地球はもちろん、宇宙も守ってるからな!」と胸を張り、客席からは拍手が起こりました。そんな松本さんは「ユウマ、(地球の平和を)任せたぜ!」と戸塚さんにエールをおくった後、「これでちゃんとした後輩ができた……」ともらす場面があり、ファンは大爆笑。何のことか分からない! という方は、電ホビでもレポートをお届けした『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』グランドフィナーレ舞台挨拶をチェックしてみてください!


挨拶のトリを任された蕨野さんは「始まりがあれば、終わりがあります。日本国内に留まらず、海外のみんなとも一緒にひとつの光を信じて、ヴァラロン、ゴンギルガンまで戦い抜きました。だが! だが、俺たちはここで終わりではない。後はみんなに託す。俺たちはずっと戦っているよ。これからの光の戦士を紡ぐのは、あなたたち次第。俺は(ユウマに)何かあったら、助けに行こうと思っている。「また会おう!」」と締めくくり、舞台挨拶の幕を引きました。

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