『ウルトラマンオーブ』クレナイ ガイがウルフェス2016に登場!イベントレポート&スペシャルインタビュー!!

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去る8月22日(月)、池袋サンシャインシティで開催中の『ウルトラマンフェスティバル2016』に、現在放送中の『ウルトラマンオーブ』から、主人公のウルトラマンオーブ=クレナイ ガイ役の石黒英雄さんが出演しました。イベントなどの場でガイとして出演するのは今回が初とあって、台風接近中という悪天候にもかかわらず、大勢のファンが詰めかけました。

 

「ガイー!」というファンの声に後押しされ、石黒さんが登場! イベント開始直後から熱気は最高潮。さっそく集まったファンからの質問タイムに……というところで、いつものアイツが乱入!

 

ph02「またお前か!!」という感と、「待ってました!」という感が半々ぐらいの、イベントではおなじみ・マグマ星人。お疲れさんです。

 

“宇宙一の風来坊”をいきなり自称しだしたマグマ星人は、風来坊No.1の座をかけてガイに挑みます。しかし「ウルトラマンの力は借りるな」とか「変身するな」とか注文を付け、いつも通りのヘタレっぷり。ガイは変身しないまま、あっさりこらしめてくれました……。

 

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ようやく反省しておとなしくなったマグマ星人も交え、ここからはやっと質問タイム。会場のファンからの質問ひとつひとつに、ガイがきちんと答えてくれました。

 

ちなみに、「ウルトラマンオーブのフュージョンアップで、一番好きな姿は?」という質問には、「全部好きだけど、スペシウムゼペリオンが一番最初に借りた姿だから、“お疲れさんです”って感じかな」という答え。実にガイらしい回答!

 

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他にもいくつもの質問に答え、楽しく進んでいた質問タイム。しかしその時、どこからともなく魔王獣の気配が……!

 

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突如ステージに現れたのは、『オーブ』第1話に登場し、いくつもの竜巻を同時発生させた、魔王獣マガバッサー! この日の天候は台風、しかも複数の台風が近付いていたとあって、会場からは「やっぱりお前か!!」という声も上がっていたり。

 

もちろん、会場内にまで台風を起こされては一大事。ガイはついにオーブリングを取り出し……

 

ph07 ph08「ウルトラマンさん! ティガさん! 光の力、おかりします!」ウルトラマンオーブ スペシウムゼペリオン登場!!

 

ph09 ph10ガイの生変身、そしてウルトラマンオーブの登場に、会場からは大声援! 必殺のスペリオン光線でマガバッサーを倒し、会場に平和が戻りました!

 

最後に、大雨にも負けず来場し、元気いっぱいに声援を送ってくれたファンの皆さんへ、ガイからハイタッチ会のプレゼント。とても楽しいイベントとなりました。

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さて、今回はステージを終えたばかりの石黒さんに直撃! イベント出演の感想や、ウルフェスをご覧になった感想のほか、撮影時のことについてもお聞きしてきました!!

 

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――本日は、台風が上陸している中にもかかわらず、たくさんのファンが来場していましたが、初めてクレナイ ガイに会えるとあって、皆さんが楽しみにして来られたのだと思います。そうしたファンの皆さんに直接触れ合った、今のお気持ちをお聞かせください。

 

石黒:こんな天気ですから、せいぜい20~30人程度来てくれたらいいほうかな……と思っていたんですが、本当に大勢の方が来てくださって嬉しいです。光の戦士の訓練を受けているんじゃないか、というぐらいの精鋭たちでした(笑)。こんな天候の中、わざわざ会いに来ていただけて、皆さんから元気や勇気をもらえました。

 

ガイとしてイベントに立つのは初めてですが、とても楽しかったです。だけど、ステージのすぐ近くで見ていた子どもたちが、全然僕のことを見てくれないんですよ(笑)。始まる前、裏から少し見ていたんですが、とてもはしゃいで「あと30分だ~!」なんて言ってたのに、いざ始まったら目を合わせてくれないんです。やっぱり緊張しちゃったんでしょうか……。ハイタッチの時もこちらを見てくれないので、無理やり顔をのぞき込んじゃったりしました(笑)。

 

――ガイはそうした明るさやおどけた雰囲気もあるキャラクターですから、ちょうどいいかもしれませんね(笑)。ファンからの質問への受け答えも、とてもガイらしい答え方だな、と感じました。

 

石黒:そうですね。ガイがあらかじめ、いろいろ間口を広げておけば、イベントでも割と何をしても大丈夫……という感じはします(笑)。質問されるのも大好きなので、どんなことでも「どんと来い!」と思っています。プライベートではなかなか答えにくい、答えられない質問というのもありますが、イベントでなら答えられる、ということもあると思うんです。そうした質問にも、ちゃんと答えを考えて、皆さんの前で言えるのは嬉しいです。

 

――イベントならではの雰囲気、というのも楽しんでらしたんですね。では、ウルフェスの会場内をご覧になったご感想は?

 

石黒:50年分の想い……というんでしょうか、ひとつひとつがとても精巧に作られていて、どれもすばらしくて、作った皆さんの想いを感じました。ウルフェスは、子どもたちに楽しんでもらうためのイベントですから、いろいろなものが会場中にたくさん置かれていて、僕も見ていて楽しかったです。それと同時に、大人が楽しむようなイベントもあったらいいんじゃないかな、と考えていました。ライティングも間接照明などにして、ひとつずつそれぞれが際立つような見せ方をしたり……。そうやって大人向けにしても、とても見応えがあるものばかりだと思います。

 

あ、あと、ウルトラマンアイスがおいしそうでした、まだ食べてないんですけど(笑)。オーブのアイスはダブルチョコ&ベリーだったかな、すごくおいしそうですよね。紫色だからって紫イモとかじゃなくて、チョコとベリーでよかったなって……(一同笑)。いや、紫イモもおいしいですけど、子どもたちに一番人気があるのはチョコとベリーだと思うんです!

 

――実際、とてもおいしいですから、ぜひこの後に召し上がってください(笑)。さて、イベントの話からは少し離れますが、先日、『オーブ』がついにクランクアップを迎えたそうですね。撮影を終えた現在のお気持ちをお聞かせください。

 

石黒:まず、キャストもスタッフも大きな怪我なく、無事に撮影を終えられたということにホッとしています。まだアフレコやイベントはありますが、本編を撮り切ったということで、僕の中で一区切りできたことには安心しています。

 

――では、撮影開始当初から撮影が終わるまでの間、何か心境の変化や、役作りへの変化などはありましたか?

 

石黒:特にはないですね。元々、第1話の撮影が始まる時から、最終回までをいろいろと想定して臨んでいました。現場のこと、季節のこと、最悪のパターン、最高のパターン、自分の体力について……といったことを、すべて1話のメイクをしている間に想定していて、その時にメイクさんへ「終わっちゃう……」と言ったんです。最初の頃からすでに、寂しさは感じていました。

 

最終話を撮り終わった時に思ったのは、「もっとやりたい、もっと撮りたい」ということでした。寂しさはもう1話の時に感じていたので、寂しいという思いはあまりありませんでしたね。

 

――「もっと撮りたい」というのは、「もし続編があったら、もっとこういうことをしてみたい」……といったアイデアなどでしょうか?

 

石黒:うーん……続編がどう、アイデアがどう、というより、今と同じキャストとスタッフで、もっと『オーブ』を撮りたい、と思ったんです。このスタッフともっと一緒にいたい、一緒にいる時間を増やしたい、というシンプルな感覚でした。それぐらい、本当に愛した現場だったと思います。放送後に、僕が誰かに『オーブ』の思い出は何だったかと聞かれた時には、関わったスタッフの皆さんに助けられた物語を話したいですね。

 

『オーブ』は今、7話まで放送されていますが、ここまでの段階で皆さんに支持していただけているというのは、非常に嬉しいです。というのも、『オーブ』はこれから大きく化ける作品だからなんです。皆さんが見ているのはまだまだ仮の姿のようなもので、早く最後まで一気に見て欲しい……という気持ちを抑えながら、ファンの皆さんと接しています。これから、クレナイ ガイの生き様なども大きく変わる展開になっていくので、それを見守って欲しいです。今後、『オーブ』という作品は語り継がれていくと思うし、放送後にまた人気が出る作品だと思っています。

 

――それでは最後になりますが、ファンの皆さんへ一言メッセージをお願いします!

 

石黒:何だか、台風で来られなかった子たちが泣いているように思えます。これからも会える機会を作りたいと思っているので、その時はぜひ来てもらいたいです。今度は笑顔で俺とハイタッチしような!

 

そして、これからの『オーブ』、クレナイ ガイの行く先には、熱い展開が待っていますので、楽しみにしてください。これからも応援よろしくお願いします!

 

――本日はお忙しい中、ありがとうございました。

 

【石黒英雄】(いしぐろ・ひでお)

1989年1月10日生まれ。栃木県出身。第17回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞。2006年、テレビドラマ『ごくせん』でデビュー。2007年には『仮面ライダー電王』で、敵の首領的存在・カイを熱演。現在放送中の『ウルトラマンオーブ』では、主人公のウルトラマンオーブ=クレナイ ガイとして出演中。プロダクション尾木所属。

 

 

関連情報

 

(c)円谷プロ
(c)ウルトラマンオーブ製作委員会・テレビ東京

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