『ゼーガペインADP』初日舞台挨拶開催！ソゴル・キョウ役浅沼晋太郎さん、カミナギ・リョーコ役花澤香菜さん、ミサキ・シズノ役川澄綾子さん、下田正美監督が登壇！

公開日：2016年10月16日 19:30

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

電撃ホビー編集部

10月15日（土）、舞浜のシネマイクスピアリにて『ゼーガペインADP』の初日舞台挨拶が行われました。同作品は、サンライズのオリジナルロボットアニメ『ゼーガペイン』の10周年プロジェクトの集大成として制作された新作で、10月28日（金）まで全国8館にてイベント上映されます。

【関連記事】『ゼーガペインADP』入場者特典＆初日舞台挨拶情報公開!!さらに追加情報も！

登壇したのは、ソゴル・キョウ役浅沼晋太郎さん、カミナギ・リョーコ役花澤香菜さん、ミサキ・シズノ役川澄綾子さん、下田正美監督の4人。司会はバンダイビジュアルの廣岡祐次さんが務めました。

▲舞台挨拶終盤では記念撮影も。初日なのに「大ヒット」とありますが「これは未来の記憶だー!!」と浅沼さん。会場も大盛り上がりでした。

▲舞台挨拶終盤では記念撮影も。パネルを⾒た浅沼さん、初⽇なのに「⼤ヒット」と書いてあるのを⾒て、宣伝キャッチにちなんで「これは未来の記憶だー!!」とキメのひとこと。会場は大盛り上がりでした。

まずは、10周年を迎えて制作された新作『ゼーガペインADP』の感想について。浅沼さんが、作品を見終わったばかりの観衆に「総集編じゃなかったですよね？」と問うと、会場からは大きな拍手が。アフレコが始まる前、新キャラや新エピソードも入るし、ただの総集編ではない――と聞かされていた浅沼さん。しかし正直なところ「ほんのちょっと盛ってというか」（会場笑）思っていたとのこと。ところが「台本を読んでアレ？　アレ？」と思ったのだそうです。

「総集編でもない、完全新作でもない。何このジャンル!?」という作品ができあがったと浅沼さん。これには、会場でも深く頷いている人が多かったでしょう。花澤さんも、「皆さんの感想を早く聞きたい」と、作品の手応えを感じさせる発言。川澄さんは「舞浜で舞台挨拶ができるなんて、考えもしていなかった」と、10年前を振り返り感慨深げでした。

ネタバレになってしまうのであまり多くは言えませんが、浅沼さん、花澤さん、川澄さんの3人は揃ってTVシリーズとADPのシーンの深い繋がりに驚き感動していたようです。「10年経ってその物語に驚かされるとは思わなかった」という浅沼さんの言葉に、この作品の面白さが込められているのではないでしょうか。

そもそも『ゼーガペインADP』はどのように企画されてきたのか？　下田監督によると、サンライズよりBlu-ray BOX発売に合わせて総集編を作れないか？　という打診があったところ、ストレートに見せるのも面白くないと思い、「ループする世界でこんなことができる」と提案したのだそうです。その企画が10周年で浮上し、ADPへと繋がったとのこと。“ループする世界でこんなことが”とはどんなことなのか？　是非劇場でお確かめください。
監督はまた、本作品が夏の終わりにループしてしまい、秋が訪れない世界観であることを踏まえ「夏を越えて秋にこの作品を上映できたのは嬉しい」とも語りました。

そして挨拶終盤では、キャスト、監督揃って今後（！）についての言及が。ラストシーンに「NEXT ENTANGLE」の文字が浮かび上がる事について「（このラストシーンは）まだ続けたいというスタッフの思いでもあります」という言葉が飛び出しました。浅沼さんも「10年忘れないでくださったことに感謝します。“ネクストエンタングル”のために、（周囲に）ADP観たほうがいいと、力を貸してください」と、ADPの成功と今後の『ゼーガペイン』の展開について意欲を見せていました。

最後は、花澤さんの「せーの！」のかけ声で、会場一体となり「エンタングルー！」と叫んで、初日舞台挨拶は終了となりました。

なお、『ゼーガペインADP』は10月28日22時より、新宿ピカデリーにてスタッフトークショー付きオールナイト上映会が開催されます。また、葛西臨海水族園では10月20日～11月1日まで『ゼーガペインADP』複製原画展が開催されます。まだまだ盛り上がる『ゼーガペインADP』、これらのイベントにもぜひ足を運んでみてください！