【『龍が如く6』完成披露会レポート】ビートたけしさん、藤原竜也さんらが登壇!伝説ゲーム『たけしの挑戦状』ネタも飛び出した!!
2016年12月7日、新宿区歌舞伎町のTOHO シネマズ新宿にて、2016年12月8日(木)発売となるPS4用ソフト『龍が如く6 命の詩。』の完成披露会が行われました。ここでは、豪華俳優陣をゲストを迎えて行われたトークショウや、最新PV公開などイベントの模様をお届けします。
▲累計800万本の大ヒットを誇る人気シリーズの最新作。この年末の注目作です!!
発表会には、主人公・桐生一馬役の黒田崇矢さんをはじめ、藤原竜也さん、小栗旬さん、真木よう子さん、大森南朋さん、宮迫博之さん、ビートたけしさんが登場。ビッグゲストが集結するとのことで、大変な数のメディアが詰めかけました!
▲中嶋美和子さん、ガダルカナル・タカさんがMCを担当。ちなみに会場には、抽選で選ばれ一般の方66名も招待されました。
まずは、『龍が如く』シリーズ総合監督であるセガゲームスの名越稔洋氏が登壇し、挨拶を行いました。
紹介の際、MCのガダルカナル・タカさんは「初めての方も多いと思うので注意しておきます。これから登壇する方が“その筋の方”かと思ってビックリするかもしれませんが、ちゃんと総合監督でございます」と説明。名越さんは「一応ちゃんとしたシリーズ総合監督の名越です」と語り、緊張感のにつつまれた会場でいきなり笑いが!
▲「1年に1本というゲームのリリースペースは、常識的に考えるとなかなか例のないことですが、それを続けてこられたのは皆さんに愛されたから。本作では劇場の大きなスクリーンで流しても耐えうる映像のクォリティを実現できて我ながら嬉しい」と名越氏。
続いて、イベントのために用意されたというPVも披露されました。
▲本作には山下達郎さんが楽曲を提供。名越さんは、「このシリーズはパンチのある見た目の反面、裏側に感動的テーマがあって、その両面が愛されていると思います。いままではロックが多かったのですが、今回は“命の詩”というテーマを表に出していきたいという思いがあって山下さんに是非にとオファーしました。(自分が)世代だということもあります。」と説明。
そしていよいよ俳優陣が登壇!
▲登壇する1人1人のゲストと嬉しそうに握手を交わす総監督。
▲出演者が揃ったところで、さっそくイスに逆向きに座るビートたけしさん。そこでMCの中嶋さんから「正面を向いて、皆さんおかけ下さい」の一声。
▲全員が登壇すると、担当したキャラクターの映像やアフレコシーンをはさみながらトークがスタート。
ここからは、アフレコや作品、キャラクターに関するトークを抜粋してお届けします。
●黒田崇矢さん
「桐生一馬を20歳くらいから今作の48歳まで演じて、さまざまなことを経験しているので、“深み”みたいなものを増していけたらいいなというのと、一貫して変わらない正義感や性格をそのまま表現できるように頑張って演じました。十数年演じているので、日頃から桐生は頭の片隅にあります」
●藤原竜也さん
「『3』で出演したときは声だけでしたが、今回は僕自身が『龍が如く』に直接参加できるんだと思って、オファーがあって非常に興奮したのを覚えています。宮迫さん演じる「南雲剛」と一緒にいるシーンが多かったのですが、宮迫さんが先に声を入れていてくれたので、楽しみながら演じることができました」
●小栗旬さん
「(『龍が如く』シリーズは)大筋のストーリーもちろん面白いですが、いろんなサブゲームがあって、本編を忘れてそっちに時間を使ってしまう、そんなゲーム。自分でもいつも楽しみながらプレイしています。達成率は100%になったことはないです。今回は皆さんにお会い出来たので、隠されたものをコッソリ聞き出しながらやろうと思います」
「明日発売したら、桐生一馬で自分のことをぶっ飛ばしたいなと思います!」
●ビートたけしさん
「映画よりゲームのほうがラクですねぇ。台詞を読むだけでアクションを作ってくれるから。」
「名越総監督とはカラオケで初めて会って、いいシャンパンを飲ませてもらって。これだけ儲かるなら俺も出よう!って。」
※カラオケで出演が決まったのは実話だそうです。
さらに、ゲームつながりで有名なファミコンソフト『たけしの挑戦状』の話題が! 「自慢じゃないけど日本一の“クソゲー”を作ったことがありまして。子供が泣きだして社会問題になりました」と語り、会場の笑いを誘いました。ちなみに宮迫さんは、当時『たけしの挑戦状』を購入したそうです。
●真木よう子さん
真木さんは体調不良でのどの調子が悪くかったため、「このような晴れ舞台でスミマセン!」とかすれ声でコメント。「ぜひゲームで私の声を聞いていただきたいです!」とのこと。
●大森南朋さん
「これまでもいろんな俳優さんが出られている作品に呼んでいただいて、まさか僕が出られるとは!とオファーを受けたときは嬉しかったです。ゲームは収録までにセリフを覚えなくていいのは楽ですが、いろんなパターンを録るので大変ですね!」
●宮迫博之さん
「映像を見ると分かるんですが、ちゃんと広島弁を喋っているのは僕だけなんです! 方言指導の先生に付いてもらってすごく時間をかけて一生懸命やったんですが、フタを開けてみたらビートたけしさん演じる組長が標準語だったんですよ!!」
宮迫さんのコメントに対して、「宮迫さんには広島弁と尾道弁の2人の演技指導の先生についていただきました。大変な部分を一手に引き受けていただいたと思います」と労をねぎらう名越さん。宮迫さんは方言についてボヤきつつも、「たけし軍団でもないのに、たけしさんの子分を演じられるのは夢のようでした」と語っていました。
続いて、「このゲームから派生して、実写で映画を撮るという話なったら、北野武監督として映画化を引き受けられることはあるのでしょうか?」とMCからビートたけしさんに質問。ビートたけしさんは「実写の映画では、ロケハンを頑張っても背景がゲームに敵わない。ゲームの映像は一番心地いいところで作られているので、実写では難しいね」と回答。
▲MCから「このゲームが縁で北野武顕徳の作品に出演というオファーがあったら?もしかしたらハードな作品でなく、ハエ男が出てくるような映画かもしれませんが?」という質問が出ると、藤原さんと小栗さんは、「楽しくやらせていただきます!」「どんな作品でも頑張ります!」とやる気を見せました。
ステージでは、本作のヒット祈願とプレイヤーに末永く愛されることを願って鏡開きが実施されました。ちなみにこちらのお酒は酒蔵の当主が長命なことで知られる縁起の良い銘柄なんだそうです。
▲鏡開きの際、ビートたけしさんはピコピコハンマーを思わせる動きで自分の股間をたたき、会場を沸かせました。
最後に名越さんは、「完成披露会にキャスト全員が揃うのはシリーズで初めてのことで、今日は感激しています。『龍が如く6』は、豪華なキャストさんはもちろん、新しいゲームエンジンを採用したことでゲームとしても革新的な進化を遂げました。素晴らしいコンテンツになっているので、是非楽しんでいただきたいです」と締めくくりました。
▲名越さんは、「アフレコが楽だったという話が出ましたが、たけしさんは1周間お酒を抜いて収録に挑んでいて、プロ意識はさすが」と語っていました。
▲担当したキャラクターと並んで記念撮影!
豪華なキャストさんが大集合した貴重なイベントということで、写真をまとめて掲載!
いよいよ明日2016年12月8日(木)に発売となる『龍が如く6 命の詩。』。公開中のトレーラーも要チェックですよ!!
●PS4専用ソフト『龍が如く6 命の詩。』ストーリーロングトレイラー
登場人物紹介
●澤村遥(さわむらはるか)/出演・釘宮理恵
●広瀬一家若衆 宇佐美勇太(うさみゆうた)/出演・藤原竜也
●染谷一族総長 染谷巧(そめやたくみ)/出演・小栗旬
●スナック清美ママ 笠原清美(かさはらきよみ)/出演・真木よう子
●広瀬一家若頭 南雲剛(なぐもつよし)/出演・宮迫博之
●巌見造船社長 巌見恒雄(いわみつねお)/出演・大森南朋
●広瀬一家総長 広瀬徹(ひろせとおる)/出演・ビートたけし
DATA
龍が如く6 命の詩。(いのちのうた)
- 対応機種:PlayStation(R)4
- 発売日:2016年12月8日(木)
- ジャンル:アクション・アドベンチャー
- 価格:8,190円(税別)
- プレイ人数:1人
- 発売・販売:セガゲームス
- CERO:D(17歳以上対象)
- 出演:黒田崇矢、藤原竜也、小栗旬、真木よう子、宮迫博之、大森南朋、ビートたけし
- 楽曲提供:山下達郎
関連情報
(C)SEGA