『プリキュア』合同記者会見に美山加恋さんらメインキャスト5名が登場!劇場版ゲスト声優の山里亮太さん「子どもたち、とくと僕を嫌うがいい!」

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2017年2月1日(水)、東京国際フォーラムにて『キラキラ☆プリキュアアラモード』と『映画プリキュアドリームスターズ!』の合同記者会見が行われました。ステージには2月5日(日)より放送をスタートするシリーズ14作目『キラキラ☆プリキュアアラモード』のメインキャスト5名が登場。さらに劇場版のゲスト声優である女優の木村佳乃さん、芸人の山里亮太さん、お笑いコンビのライス(田所仁さん・関町知弘さん)も駆けつけた会見の模様をお届けします。

 

▲左から剣城あきら/キュアショコラ役の森なな子さん、立神あおい/キュアジェラート役の村中知さん、宇佐美いちか/キュアホイップ役の美山加恋さん、有栖川ひまり/キュアカスタード役の福原遥さん、琴爪ゆかり/キュアマカロン役の藤田咲さん

 

記者会見は2部構成で進行し、第1部は『キラキラ☆プリキュアアラモード』について。ABCアニメーションのプロデューサー・田中昴さんからは本作のテーマが“スイーツとアニマル”であることが説明されました。田中さんは登壇を控えるキャスト陣へスイーツを差し入れしてきたというエピソードを披露し、「スイーツそのものや、それを贈ることには『今日も頑張っていこう』というような、色んな気持ちが込められている。アニマルは個性と言い換えることができます。ゾウは鼻が長い、キリンは首が長いと特徴がハッキリしている。それを表現する、素晴らしい個性を持ったキャストに集まって頂きました。心の栄養が詰まった作品をお届けしたい」とスピーチ。作品に込められたテーマをしっかりと伝え、キャスト陣を呼び込みました。

 

それぞれが演じるプリキュアと一緒に登場した5人は、まず始めに変身の口上を披露。プリキュアたちも、その声に合わせてポーズを取ります。ひと通り挨拶を済ませた後は、MCから役に決まった時の心境が問われました。美山さんは『ふたりはプリキュア』が大好きだったということに触れ、「キュアブラックに影響されて、今のような性格になりました。歴史あるシリーズの、しかも主役に決まったと聞いた時はとても嬉しかったですけど、次の日には『どうしよう』って……」とその不安を吐露。

 

続く福原さんは「私はキュアホワイトが好きでした。嬉しくてぴょんぴょん飛びはねてしまい、何をしても楽しくて。『早く役作りがしたい』と思っていました」と振り返りました。

 

村中さんは「オーディション会場で初めてキャラの絵を見て、『この顔から私の声が出るのか』とガクガク緊張していました。マネージャーから受かったと聞いた時は、家で叫んでしまいました」と喜びを表現。

 

「『プリキュア』への出演は、女性声優にとって特別」と話すのは藤田さん。「結果を聞いた時は別の(収録の)現場で、その時は誰にも言えませんでしたけど、スキップをしながら帰りました」と少し照れながら告白してくれました。

 

森さんは自身が演じる剣城あきらについて「カッコよくてキレイで、絶対にこの役をやりたいと思いました」とトーク。しかしオーディションに自信はなかったそうで、役に決まったと知らせを受けた時は赤信号を渡りそうになるほど舞い上がってしまったそうです。「どのキャラを好きになるかで、人となりやアイデンティティに影響が出るくらい、女の子にとって『プリキュア』は重要」と続け、気合に満ちた表情を見せました。

 

既に第4話まで録り終えたというアフレコ現場の様子を聞かれた際は、声優としての経験が浅い美山さんを心配し、出番がないメンバーも駆けつけるといった裏話が飛び出しました。早くも和気あいあいとした雰囲気を見せながら、会見の第1部が終了。続く第2部では、3月18日(土)に全国ロードショーとなる『映画プリキュアドリームスターズ!』がテーマとなります。

 

 

第2部では始めに、東映アニメーションの鷲尾天さんから挨拶がありました。鷲尾さんは13年前の2月1日に『ふたりはプリキュア』がスタートしたことを振り返りながら、劇場作品は22作目になると言及。これまでの歴代プリキュアが勢揃いする「オールスターズ」ではなく、「ドリームスターズ」とタイトルを改めた理由として、本作のテーマが「話せる・盛り上がれる・覚えられる」であるからと語りました。

 

これまでの観客は劇場でプリキュアを応援するのみでしたが、本作の入場者特典である「ミラクルサクライト」にはスクリーンの中のプリキュアと“話せる”しかけがあるとのこと。“盛り上がれる”というのは、本作の公開がお花見の時期であることにちなんだ項目で、本編中にも桜が登場するシーンが多く見られるようです。最後の“覚えられる”は、映画を見終わった後「どのプリキュアが好きだった?」と子どもに訪ねた時、その全員を名指しで答えられる喜びを親子で共有してもらうためという想いから生まれたそう。

 

鷲尾さんの挨拶の後は、『キラキラ☆プリキュアアラモード』のキャスト陣が改めて登壇。さらに、劇場版ゲスト声優の木村さん、山里さん、ライスのお2人が姿を見せ、ステージ上で合流しました。

▲左から山里亮太さん、関町知弘さん、田所仁さん

 

 

声優として『プリキュア』に参加することが決まった反響について、木村さんは「5歳と3歳の娘がいて、もう『プリキュア』が大好き。私が演じるシズクについても『かわいい、かわいい』と言ってくれているんですが、これからもずっとテレビに出ると思っているみたいで。だから、テレビシリーズにも出たいですね」とトークして会場の笑いを誘いました。

 

山里さんは「姪から『おじちゃん、やっと尊敬できるよ』と言われました(笑)。でも憧れのプリキュアを苦しめる役というのはまだ伝えてないです。このまま黙っていて、公開でサプライズをしたいと思います。そしてまた僕の株が暴落する」とお得意の自虐ネタを披露し、会場は笑いの絶えない空間となりました。

 

この会見で初めて顔合わせしたというキャスト陣とゲストたち。美山さんは山里さん演じる鴉天狗について「敵でもすごくかわいくて、憎めないです」とその印象を語りました。山里さんが「分かる。でもやることはひどいんだよね。子どもたち、とくと僕を嫌うがいい!」と返すと、鴉天狗の手下を演じる関町さんは「いつも悪い山里さんを見てるので、役作りは完璧です!」と自信のほどをのぞかせました。

 

また、本作のエンディングテーマも担当する木村さんは「最初は挿入歌を歌って欲しいというお話だったんですが、まさかこんな大役を授かるとは思っていませんでした。緊張のレコーディングでしたが、歌詞やメロディが胸にしみる歌になっています」とコメント。最後は桜吹雪を浴びながら会見の幕を引きました。

 

 

DATA

キラキラ☆プリキュアアラモード

  • 2017年2月5日(日)スタート!

 

映画プリキュアドリームスターズ!

  • 2017年3月18日(土)全国ロードショー

 

 

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