『ウルトラマン超闘士激伝』の原画や当時のグッズを多数展示!瑳川竜先生のトークショー&サイン会レポート
2017年4月1日(土)~4月24日(月)まで、中野ブロードウェイ3Fの墓場の画廊にて「ウルトラマン超闘士激伝祭」が開催中!! このイベントでは、漫画『ウルトラマン超闘士激伝』の原画や当時のグッズが多数展示されています。
去る4月9日(日)には、原作者の瑳川竜先生のトークショー&サイン会が開かれました。司会に、現在WEB連載中の『ウルトラマン超闘士激伝 新章』の編集担当である、秋田書店の高橋圭太さんが登壇。まさにリアルタイムで『激伝』のファンだった高橋さんが、瑳川先生とトークを繰り広げました。『新章』誕生の秘密や漫画を担当する栗原仁先生のお話、「コミックボンボン」連載当時の激伝ならぬ激務時代のエピソードが飛び出して、会場の熱気は銀河最強武闘会のごとし!!
では、瑳川先生のコメントをピックアップしたのでご覧ください。
――思い入れのあるキャラクターを教えてください。
原作者としては、初代ウルトラマンに一番力を注いでいます。子供の頃から初代ウルトラマンが一番強そうだし、カッコイイと思っていたんですよ。映像でも、怪獣の攻撃が効かない演出があったりして、一方的にやっつける場面の印象が強いんです。ところが、児童誌でウルトラ兄弟の力比べみたいな記事があると、初代ウルトラマンがなぜかいつもビリなんですよ。その時の「そうじゃないだろ!」という悔しさも作品に反映されていますね(笑)。
――『ウルトラマン超闘士激伝』の今後の展開は?
まずは連載中の新章のエンペラ編をキレイに着地させることですね。新章は『ウルトラマンメビウス』をベースにしているので、うまく作品の内容を拾いながら『激伝』の世界とミックスしていくことを目標にしています。そして、今のエンペラ編が落ち着いたら、また新しいウルトラマンや怪獣を加えて、新章パート2まで続けていきたいです。これからも応援よろしくお願いします!
瑳川先生はみなさんの応援で、『新章』が始まり、今回の原画展が開催されたことを「信じられないような嬉しさ」と語っておられました。この「ウルトラマン超闘士激伝祭」は4月24日(月)まで開催されており、会場では特製グッズも販売されています。15日(土)より展示作品の一部入れ替えやグッズのラインナップ追加も実施とのこと。ぜひ、足を運んでみてください。
▲瑳川竜先生。『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の原作、『仮面ライダーW』『獣電戦隊キョウリュウジャー』の脚本を務めた三条陸先生でもあります(いずれもイニシャルがR.S)。
▲瑳川先生と秋田書店の高橋圭太さんのトークショー。『ダイの大冒険』ファンの高橋さんは『激伝』の原作者が三条陸先生と知った時、天地がひっくり返るほど驚いたそう。
▲展示中の原画。栗原先生が地方在住とのことで、原作者たる瑳川先生も、ほとんどカラー原画や完成原稿を見る機会はなかったとのこと。
▲メッセージボードに闘士ウルトラマンを直筆中の瑳川先生!! 漫画に登場するキャラクターやアイテムのラフデザインの多くも瑳川先生が手がけているということです。
イベント開催概要
ウルトラマン超闘士激伝祭
- 会期:2017年4月1日(土)~4月24日(月)
- 会場:中野ブロードウェイ3F 墓場の画廊
- 営業時間:12:00~20:00
※4月15日(土)より展示作品の一部入れ替えがあります。
関連情報
(C)円谷プロ
2,860円
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