【発表会レポート】『ゾイド』第3世代始動!タカラトミーの放つ“最獣要計画Z”こと『ゾイドワイルド』の全貌が明らかに!

更新日:2018年6月22日 15:56

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2018年2月27日(火)、タカラトミーが放つ新プロジェクト“最獣要計画Z”のお披露目&戦略発表会が、東京のベルサール秋葉原にて開催されました。本プロジェクトの始動が告知されてからは、タカラトミーの公式サイト上を“最獣要計画Z”がジャック。公式Twitterでもその発表の衝撃を煽るなど、注目を集める話題となっていました。本稿では、ついにその全貌が明らかになった“最獣要計画Z”発表会の模様をレポートします!

 

タカラトミー公式サイトをジャックした“最獣要計画Z”(写真は2月26日の21時頃のものです)。

 

 

始めに登壇したのは、タカラトミーの小島一洋社長。小島社長は計画の全貌を明かす前に、タカラトミーの強みについて言及したいと切り出しました。それはグローバルに展開し愛される商品たちと、オリジナルIPを創り出す2点だとしながら、トランスフォーマーやベイブレードを例に挙げ説明。そして、“最獣要計画Z”とは大人気玩具シリーズ『ゾイド』の新作、『ゾイドワイルド』であることを発表!

 

ここからは、ボーイズ第1企画部の田島豊部長にバトンタッチ。田島部長はゾイドが35年の歴史を歩んできたこと、また自身が1999年にスタートした第2世代ゾイドにメイン担当者として関わったことに触れつつ、ゾイドにしかない素晴らしさと魅力について2つのことを確信していると話しました。まずひとつは、唯一無二であること。ロボットでありながら生命体でもある動物や恐竜を描くことは、シンプルなように見えて世界中の男の子に響く魅力だと力説。また、ゾイドならではのデザイン性も35年の歴史で培われたノウハウがあり、そのエッセンスが注ぎ込まれたものだけがゾイドになると熱弁しました。

 

その後は、同じくボーイズ第1企画部の平位俊雄係長が登壇し、いよいよ『ゾイドワイルド』の詳細について発表。まずはメインターゲットが10代の子どもたちであること、またサブターゲットに20代・30代のファンを見据えていることを話しました。『ゾイドワイルド』では新たなポイントとして、生物の象徴である「骨格」からデザイン。また商品の組み立てには「発掘・復元」という要素を盛り込むなど、ストーリー性も持たせているとのことです。

 

ステージにはその実物も運び込まれ、ライオンタイプの骨格やそれに動力を組み込んだ状態、さらに外部パーツを取りつけて完成した「ワイルドライガー」もお披露目となりました。さらに、野生動物が闘争本能をむき出しにして襲いかかるさまを再現した必殺ギミック「ワイルドブラスト」も公開。組みまれた動力によって自動で歩行しながら、ブレード状になったたてがみで攻撃する様子も披露されました。

 

2018年6月発売となるワイルドライガーを皮切りに、今後登場予定だというゾイドも続々と発表!

 

最後に、そんな『ゾイドワイルド』を展開する今後のマーケティング予定についても説明。360°マルチマーケティングと題し、アニメを始めとするさまざまな媒体を通して、子どもたちの目の届く範囲全てで展開していくと明かされました。MBSほかにて2018年夏よりスタート予定だというアニメも特報映像がお披露目となり、ゾイドとの絆を重んじる若きチームと、ゾイドを支配する帝国との戦いが描かれていくとのこと。そのほか、コロコロコミックでのコミカライズや公式アプリとの連動も発表。

 

最後に小島社長は『ゾイドワイルド』について、北米・欧州・アジアのグローバルパートナーと提携し、世界中の子どもたちに届けたいと話すなか、ゾイドはタカラトミーの開発ノウハウや技術、想いを結集したものであると熱弁。2018年の夏に盛り上がりを予感させる『ゾイドワイルド』、今後の動向から目が離せません!

 

発表会後には、会場で『ゾイドワイルド』のキットたちも展示されていました! 闘争本能を解放して攻撃を行うワイルドブラストが鍵となっている本作では、競走馬などに見られる覆面(メンコ)を意識したデザインを顔に盛り込んでいるとのこと。ジョッキーのような体勢でゾイドにまたがっている人形も確認できますね。こちらもぜひお見逃しなく!

 

 

 

 

 

 

 

 

▲会場には懐かしのゾイドも!

 

 

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