仮面ライダージオウスピンオフ『RIDER TIME』龍騎&シノビのキャストが大集合!王蛇のガードベントは本人公認!?前夜祭トークショーを詳細レポート!

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2019年3月30日(土)、東京・丸の内TOEIにて 「仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 前夜祭 プレミア上映&トークショー」が行われました。『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』からは松田悟志さん、高野八誠さん、一條俊さん、弓削智久さん、萩野崇さん、『RIDER TIME 仮面ライダーシノビ』からは多和田任益さん、華村あすかさん、財木琢磨さんと豪華な出演キャストが登壇。両作品のメガホンを取った柴﨑貴行監督も加わり、会場に集まったファンに向けてトークショーを披露しました!

 

▲左から柴﨑貴行監督、財木琢磨さん、華村あすかさん、多和田任益さん、松田悟志さん、弓削智久さん、高野八誠さん、一條俊さん、萩野崇さん

 

トークショーはまず、『RIDER TIME 仮面ライダーシノビ』チームからスタート。2022年という未来が舞台の本作にちなみ、MCから「今日はどうやって2019年に来たんですか?」と質問が飛ぶと「『ジオウ』本編で白ウォズと出会っていたので、(白ウォズが持つ)ノートに“仮面ライダーシノビ、2019年に来る”と書き込んでおきました」と多和田さん。コミカルな受け答えで場の空気をしっかり温めた後は、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』にも出演した経験と照らし合わせながら、「戦隊」と「仮面ライダー」における撮影現場の違いについても触れられました。

 

戦隊の撮影では基本的に出演者同士が固まって行動していたのに対し、仮面ライダーでは単独行動が多かったと振り返る多和田さん。たくさん練習したというシノビの変身ポーズについては、多和田さんからの「こうしたい」という意見も取り入れられているといいます。

 

多和田さん演じる神蔵蓮太郎の妹・神蔵紅芭役で出演している華村さんからは、オーディションの思い出話が。「手応えはなかったものの、楽しく臨めた」と話す一方、合格したと聞いた時には震えが止まらなかったと話しました。華村さんは本作で、自身初となるアクションシーンにもチャレンジ。上手くできず悔しい思いもしたとのことですが、「カッコ良かったですよ。お兄ちゃんとしては『頑張ってるな』って」と多和田さんがフォローする場面も。華村さん渾身のアクションシーンは『シノビ』第1話冒頭で見ることができるので、ぜひチェックしてください!

 

いわゆる2号ライダー・仮面ライダーハッタリに変身する今生勇道役の財木さんは、仮面ライダーならではの撮影エピソードを披露。クランクインして初めて変身ベルトを腰に巻いた際、現場を見学していた子どもたちの視線が四方八方から集まり、財木さんの足に抱きつく子もいたとのこと。謝りながらやってきたお母さんが財木さんに握手を求めることもあったそうで、隣で話を聞いていた多和田さんは「あるあるやな」と共感していました。

 

仮面ライダーシノビがスピンオフ作品として独立したことについて、柴﨑監督は「(シノビが)どうしたら仮面ライダーっぽく見えるか、なるべく提示しようと取り組んでいました。それがこうして広がったのは嬉しいですね」とその手応えをトーク。『ジオウ』本編の撮影時にはスピンオフ制作が決まってなかったことに触れつつ、「(『ジオウ』の)17話に登場させたカエルロボについて、映像合成チームに要望は伝えましたが、思ったより頑張ってくれました」と話しました。

 

本作の注目ポイントを尋ねられた多和田さんは、自身が歌っている主題歌「IZANAGI」について「スターニンジャーのキャラソンや『ニンニンジャー』の劇場版でも歌わせてもらったので、知り合いに『こいつどこでも歌うやん!』と言われています」とはにかみ。柴﨑監督は『シノビ』オープニング映像中の戦闘シーンについて「(『シノビ』が)3話しかお見せできないので、TVシリーズが50話あるとして、42話くらいのエピソードをイメージして作りました」とトーク。3話ある『シノビ』本編中でも該当のシーンが見られるかどうかについては、答えをはぐらかす一幕もありました。

 

続いては、『RIDER TIME 仮面ライダー龍騎』チームが登場。本作の見どころを問われた松田さんは「井上(敏樹)さんの脚本で、新しいストーリーが展開されるというところですよね。台本読んでビックリしましたから」と、今回も一筋縄ではいかなそうな『龍騎』の展開を匂わせます。制作の話が本格的に始動したという2019年1月半ば頃には、プレミアムバンダイで発売された「COMPLETE SELECTION MODIFICATION V BUCKLE」に吹き込む新規音声を録音する際、現場で一緒になった須賀(貴匡)さんと高野さんが「そろそろ『龍騎』(の新作)やりたいよね」と話をしていたんだとか。

 

『RIDER TIME 龍騎』の撮影にあたり、萩野さんや一條さんはTVシリーズを全部見返したといいます。「本当に面白いんですよ。だから、また(『龍騎』の撮影を)やれるのは幸せだなって」と吐露する萩野さんに対し、ちょうどヒーローものに興味が出てきた頃の息子さんと一緒に『龍騎』を見たという一條さんは「『お父ちゃん、ライダーだ!』って。ちょっと自慢ですね。初めて良い父親らしいことができたかなと思いました」と笑顔。さらに、本作への出演を機に『龍騎』について色々と調べたという一條さんは、自身が変身したガイが、ファンの間では「王蛇のガードベント」と呼ばれていることをつい最近知ったとのこと。観客の笑いを誘いつつ、「ナイスなネーミングをしていただいた」と本人公認(?)のコメントで応えました。

 

『龍騎』放送後も、5年に一度ほどのペースで会っていたというキャスト陣。しかし松田さんは「1年間、家族よりも一緒にいたので、須賀っちは久しぶりに会った気がしないんですよね」と、久々の現場で須賀さんと再開した時の気持ちを振り返りました。「(TVシリーズ)当時の真司の芝居をかなりリアルにやるので、それにウケちゃって。『よくもここまでやるな』って。当時のままここに連れてきたような……」と、今も変わらない須賀さんの演技について言及。TVシリーズを撮影してた頃は、カメラが回っていない時はいつも互いにふざけあっていたという裏話も披露しながら、「そんな感じだったので、みなさんが思っている(真司と蓮の)ような関係ではなかったですね」と懐かしそうに話しました。

 

衣装のフィッティングの際には、秋山蓮として着ていた当時のロングコートにも袖を通してみたという松田さん。しかし、どうしてもコスプレ感が拭えないということで、何着もの革製アウターを試着し、イメージを修正したといいます。「ただ当時を再現するわけではなく、2019年の『龍騎』を提示できたら」と柴﨑監督が話す一方、萩野さんは同じ蛇革のジャケットを着ていることが話題となりました。「朝の5時に東映の撮影所に行って、素肌に蛇革を着てネックレスをして。当時は29歳だったからいいですけど……今はインナーを着るようになりました」と話し、客席から笑い声が上がる場面もありました。

 

お次は「自分以外のライダーになるなら?」というテーマが出題され、松田さんは「王蛇ですね」と即答。Twitterでもファンから同じ質問をされ、王蛇と応えていた松田さんを見ていた萩野さんは「とても嬉しい」とニッコリ。嬉しさのあまり、萩野さんが「城戸ォ!」と蓮のモノマネを披露するシーンもありつつ、一條さんが「僕も王蛇ですね」と続きます。「荻野さんをガードベントにして、『近くにいたお前が悪い』って言いたい」とジョークを飛ばすと、「俺が面白くしてやったのに」と荻野さんが芝浦淳のセリフで返すという、愛にあふれたやりとりが展開されました。

 

高野さんは「龍騎やりたいっすよね。今日集まったのはどちらかというとクールなキャラばかりなので、ああいう真っ直ぐな芝居をしてみたい」とコメント。弓削さんは「ナイトか王蛇。フォルムがカッコよくて、特にナイトはカッコいいですよね」と答え、それぞれが憧れるライダーについてトークを弾ませました。その流れで、ファンの間で『ジオウ』の明光院ゲイツが蓮に似ていると言われていることについて感想を求められた松田さんは「役の設定や、(ゲイツ役の)押田くんの声の出し方が似てるんですよね。でも、実際会ってみたら意外と似てなくて」と話す一方、「でも、写真をTwitterに載せたら『そっくりです!』っていうコメントが1万件くらいきて……」という自身の意に反したファンの反応について紹介し、客席に笑いを巻き起こしていました。

 

ここからは、『RIDER TIME 龍騎』の冒頭部分をファンと一緒に鑑賞。本編が始まる前には須賀さんからのビデオメッセージが上映される場面もあり、撮影裏話として『RIDER TIME 龍騎』には男同士のベッドシーンが盛り込まれていることが暴露されました。「控え室に入ると、いいおじさんがガウンを着て歯を磨いているんですよ。僕の携帯には、そんなあられもない姿がたくさん残っています」と衝撃的なエピソードを紹介し、客席をどよめかす一幕も。最後は、本作について「今までとはまたちょっと違う『龍騎』を提示できた作品じゃないかと思います」と太鼓判を押しました。

 

上映後はやはり、須賀さんから切り出されたベッドシーンが話題に。撮影に臨んだのが誰なのかはボヤかされていましたが、すでにシャワーシーンの撮影があったことを公言している高野さんが「まぁ、僕くらいしかいないですよね」と名乗り出ました。台本を読んでいた際、該当のシーンを見た一條さんは「手は止まっちゃいますよね。『あれ?』って。そこから先が全然入ってこないので、3日(台本を)置きました」とその衝撃をトーク。柴﨑監督からは「(ベッドシーンの撮影中に)助監督みたいにいっぱい写真を撮ってました」と、撮影現場で一番ワクワクしていたという須賀さんの様子が語られました。

 

最後の挨拶では、『龍騎』TVシリーズ終了後も俳優として歩んできた17年を振り返り、「(俳優は)続けたいからといって続けられるものではない。今も俳優を名乗れているのはみなさんのおかげです。続けてこられて本当によかった」と万感の思いを込めて言葉をつむぐ松田さん。さらに、来る2019年5月5日(日・祝)にイベント「仮面ライダー龍騎ナイト」が開催決定したことも松田さんから発表され、客席からは悲鳴に近い歓声が上がりました。また、4月1日(月)には東映特撮ファンクラブ公式Twitter(@tokusatsu_fc)平成仮面ライダー20作品記念公式Twitter(@HKR20_official)でも何か発表を予定しているそうなので、ぜひチェックしてください!

 

DATA

仮面ライダー龍騎ナイト

  • 開催日:2019年5月5日(日・祝)
  • 会場:グランドプリンスホテル新高輪 大宴会場 飛天
  • 開場:18時30分/開演:19時
  • トークショー出演者(予定):須賀貴匡/松田悟志/高野八誠/一條俊/弓削智久/萩野崇
  • チケット料金:全席指定4,500円(税込)/3歳以上有料。3歳未満膝上鑑賞無料。ただし、お席が必要な場合は有料
  • チケット販売先:イープラス(パソコン/スマートフォン共通)
  • 最速プレオーダー受付:4月3日(水)12時~4月9日(日)23時59分
  • プレオーダー受付:4月12日(金)12時~4月18日(木)23時59分
  • 一般販売:4月26日(金)12時~

 

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